リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

インテリジェンスのある英語

2008年11月17日 20時49分21秒 | 音楽系
麻生首相が次期アメリカ大統領と電話会見したあと、「インテリジェンスがえらく高そうな英語だった」と言ったそうな。「電話で話しただけなので、それでよく分かる訳ではない」といういいわけもついていましたが。(笑)

確かにことばというものは知性や育った環境、人柄などを如実に反映するもんです。でも私のような一庶民が勝手に、A国の大統領はさすがに教養の高い英語を使うねぇ、なんて管巻いているくらいならいざ知らず、一国の首相たるものが他の国のトップ(になる人)を評してインテリジェンスが高そうだ、というのは如何なもんでしょうねぇ。そもそも一国のトップはインテリジェンスが低かったらつとまりません。

もっとも首相はどうも日本語の語句を沢山誤って覚えたらしいので、自分よりはずっと賢そうだということはすぐに感じてしまったのかも。あるいは、日本語の漢字語句は苦手だけど、英語だったら相手のインテリジェンスの度合いがわかるくらいうまいんだよん、って言いたかったのかも(笑)