リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

給付金

2008年11月10日 16時43分04秒 | 日々のこと
生活支援定額給付金に所得制限を設けるかどうかで議論が続いています。麻生首相は、高額所得者は自発的辞退をなんて言ってますが、この給付金そもそも「生活支援」なんてことにするからいかんように思うんですがねぇ。

景気刺激策としての性格を全面に出して、「沢山あげるから、必ず全部つかってねー」ってことにした方がいいんじゃないでしょうか。12000円というケチな金額でしかも生活支援なんて名がついているから、生活にゆとりにある人は不要だなんて議論が出てくるわけですよね。

ということでこの際一人5万円ポーンと出してあげるから、必ず使うということを全面に出す、ということでどうでしょう。(笑)絶対にためこんだりしちゃいけないお金なんです、ってね。

もし全国民が5万円一斉に使い出したら不景気なんてふっとぶのかも知れません。でもそういうふうに行ったら世の中誰も苦労しないわけで、5万円入ったら全額貯蓄という人も出てくるでしょう。銀行に預けたらそれは世の中に貢献できますが、タンス預金だとだめですね。

前回同じような施策をとったときに、実際には三分の一くらいしか使わなかったという試算があって、あまり景気刺激にはならなかったと言われています。今回はそんな所得制限するとかしないとかでもめてないで、それを如何にしたら国民に理解してもらって使ってもらえるのかを考えて、私たちに真正面から積極的にアピールすることにエネルギーを使ったらどうでしょうか。