リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ドイツ語検定

2009年06月28日 19時56分01秒 | 日々のこと
今日は懲りずにドイツ語検定を受けてきました。昨年は3級を受けましたので、今年は2級です。

6月にコンサートやらリハーサルが何回かあったので、ほとんど勉強してませんです。4月に受験を申し込んだときはもう少し時間が取れるかな、なんて甘い考えでしたが、だめでしたねぇ。ですので、受けるだけ時間の無駄って感じだったので、行くのを止めようかと思っていました。

で、3日前に昨年の過去問をやってみたら、意外にも運が良ければ通るのではと自分勝手に判断しまして、やはり受験することにしました。昨日と一昨日は今まで覚えた単語を「二夜漬け」です。一夜漬けよりは、マシかも。(笑)でもこんな状態でしたから、全くテンションが上がらないまま会場まで来てしまいました。

会場は名古屋大学でしたが、いろんな年齢層の人が受けに来ていました。みなさんはいったいどういう理由でドイツ語検定を受けに来てらっしゃるんでしょうねぇ。私の場合は2年間もドイツ語圏に住んでいながら、ろくすっぽまともなドイツ語を知らないので、きちんと勉強してみようというのが受験の動機でした。

前の方に座ってらっしゃる年輩の男性なんかきっと若い頃からしっかりとドイツ語を勉強していて満を持して受験に来てる感じです。右隣のお兄さんは、しきりにため息をついています。大学院の受験かなんかにドイツ語が必要なんでプレッシャーがあるんでしょうか。前から2番目にはどう見ても小学生か中学の低学年くらいの女の子が座っています。こういう低年齢の子が受験する場合はたいていは、ばりばりにできるんですよね、多分。その子の前は大人っぽく見える女性が。ひょっとしてお母さんかも。

ローテンション受験なので、ボヤーっと周りを見ていろいろ観察してしまいました。試験は筆記が80分、リスニングが20分ちょっとです。筆記試験は5分前になんとか終わりまで行きましたが、まぁ微妙でしたね。リスニングも今ひとつだったし・・・まぁ、運が良ければというところでしょう。

帰り際、件の低学年女子が前の女性と話をしているのがちらっと聞こえました。

「リスニングは簡単だったけど・・・」

うーん、やっぱりさすが。