リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

小林研三展

2011年11月13日 13時22分03秒 | ローカルネタ
桑名市博物館で開催中の小林研三展に行ってきました。没後10年を記念する回顧展で、有料です。小林研三の作品は無料の展覧会のときに何回か見たことがありましたが、正直、どう見ても二級品だなぁという感が否めませんでした。やっぱり桑名ローカルレベルなんだ・・・なんて。

実際今回もあまり期待はしていませんでしたが、有料展なのでもしやいい作品があるのでは、と出かけてみました。

で、やっぱり予想通りいい作品がありました。というより皆いい作品ばかりでした。今まで見ていた作品だけで評価をしてはいけませんでしたねぇ。展示会を企画する方も、いい作品を集めてやってほしかったですね。でないと誤解されて作家に失礼です。

印象的な黄緑色の作品群を見ていますとなんかこれらの絵に音楽をつけてみたくなってきました。一度興が乗ったら何か書いてみようかなと思います。黄緑ですから、ヘ長調ですね。(私は各調で色を感じてしまう変人です。イ短調は深い臙脂色、ト短調はグレーとか)小林研三の作品は黄緑とか白が印象的ですから、ヘ長調とハ長調ですね。なんかいいフレーズが降りてくるのを待ちましょう。