リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

超速車椅子

2005年04月24日 01時30分33秒 | 日記
バーゼルの市内歩いていますと、杖をついている人、車椅子の人、盲導犬を連れている人を日本より多く見かけます。杖をついている人が多いのは、バーゼルの水が原因だというのは聞いたことがありますが定かではありません。
市内は、他のスイスの街と同様、結構坂が多いのですが、いわゆるバリアフリー設備が整っており、そういう人たちにとっても優しい街造りができていると言えます。
駅の跨線橋は、階段の他に、動く歩道、エスカレータ、エレベータ完備でまさに至れり尽くせりの感があります。
逆に元気のいいお兄さんたちは、こういった設備をスケボーやローラースケートで走り回っています。こっちに来たばかりの頃は、彼らが来ると思わず身をよけたものですが、結構慣れてくるもので、彼らの気配や挙動が分かるようになってきました。ちょうど、トラムをよけるくらいの感覚ですね。彼らにしても、もともとそんなにどんくさい人はそういうことをしないでしょうから、それなりに安全なんでしょうね。でもたまに事故はあるとは聞いてますが・・・
先日バーフューサ広場からスコラの方に上っていく坂道を歩いていたら、上の方からなにやらスケボーとは異なる音が聞こえてきます。何ごとかと見上げたら、車椅子の人がえらいスピードで降りて来て、目の前を通り過ぎました。速いだけでなく、その挙動の素早さにびっくり!後日エリザベーテン教会の脇の坂道でも、超速車椅子を見かけましたが、同じ人かどうかは分かりません。きっと車椅子競技の選手だったんでしょうね。

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