リュート奏者ナカガワの「その手はくわなの・・・」

続「スイス音楽留学記バーゼルの風」

ながもち

2005年09月15日 21時50分01秒 | ローカルネタ
桑名市に安永というところがあります。桑名の水をまかなう町屋川という小さな川の近くの地域です。東海道が市の中心街から延び,(昔の)郊外を経てその川に至ります。そこにかかる橋のたもとには茶店と旅館があり,今も残っています。
たぶんもともとはそのあたりの名物であったのが,安永餅というお菓子です。これは幅2㎝,長さ10数㎝の薄いあんこ入りの餅菓子です。隣町の四日市には長餅というのがありまして,どうもこっちの方が有名です。たぶん元祖は桑名のものだと思うんですけど,どうも桑名の人は商売が下手なんですね。(笑)

江戸時代に江戸で有名になった焼き物に万古焼きというのがあります。これは桑名の何とかという人が開発したものらしいですが(名前を忘れてしまいました),時代を経て昭和の時代には四日市の特産品になっています。うーん,これもやられたか。(笑)

最近駅前で安永餅を売っている柏屋さんの壁にだまし絵が登場しました。写真の壁の階段や木は絵です。いくつかは絵でないのもありますが,どれが絵でどれが本物かわかりますか。この絵,結構評判なのか,お隣のはんこ屋さんも同じようなのを採用しています。

最新の画像もっと見る

コメントを投稿