実は先日の六華苑のコンサート、iPad Proの同期が不調で焦りました。
ここ5年くらいは本番でiPad Proを使って楽譜をみています。私の場合2枚のiPad Proを使ってA3見開きサイズの楽譜で演奏しています。左側のiPad ProにはforScoreという楽譜リーディングアプリを立ち上げ、右側には同じベンダーが出しているCueという専用アプリを使い、左右連動させて使っています。つまり画面タッチとかペダルでページ送りの指示をしたら右ページも一緒に譜めくりができるということです。
ところがリハーサルで譜面を見ようとforScoreとCueを立ち上げてもすぐにDual Page ModeのConnectが落ちてしまうのです。iPad Proをリセットしても同じ結果です。過去のコンサートや自宅での練習時に落ちたことは一度もありません。
結局2枚のiPad ProをConnectして使うのは諦めて、1枚でBluetooth接続のペダル(iRigのBlue Turn)を使ってページ送りをすることにしました。実はペダルでページ送りをするのは苦手なんですよねぇ・・・でも本番では踏みぞこないせずに何とか無事進むことができました。
コンサートが終わり帰宅して、もう一度forScoreとCueのDual Page Modeを試してみましたら、何時間電源を入れて置いたままでも落ちません?あれっ!?なんなんでしょう。原因がよく分かりませんがとりあえずiOSとforScore、Cueを最新のものに更新しておきました。ただひとつだけ気になるのは、Cueを走らせているiPad Proは初代iPad Proなので、最新のiOSにもはや更新することができません。これが原因なのかなぁ?でもウチでは大丈夫だし。不思議です。こういう事態に対処できるように紙メディアでのバックアップと周辺機器はすべて取りそろえておいて本番に臨む必要があることを痛感しました。
同じように、Cue側のiPadの接続が切れてしまいます。自宅では全く問題がありません。そこで、外出先では2台共同じWi-Fiに接続したり、Wi-Fi-環境がない場合、2台ともスマホのテザリングをしてみたところ、落ち着いたようです。しばらくはこれで良かったのですが、今日テザリング状態でCue側が落ちました。なんででしょうかね?
本番では焦りますよね。
私は先生の扱うような機器には疎いのでわかりませんが、やはり最後はアナログは必須だなあと思うことです。
ジャンルはまったく違いますが、飛行機、特に私が操縦するような小型機でも最新ハイテクな液晶パネル式のコックピット仕様が全盛ですが、それでも万が一のアウトになった場合に備え、アナログ計器も備えて見ることがきできるようになってます。ピトー菅という原理で速度も測れます。
様々なジャンルがありますが、何時の世も完全自動化という流れでも、アナログ部分は残る、私はそう思うのです。
備えあれば患いなし、という言葉がありますが、確かにそうですよね。
いくらスマホやガラケー全盛でも町にいくつかは公衆電話があることも役立ちそうです。
話しは変わりますが、生成AIの悪用が世界で起きて問題となってるそうですが、どこでどんなことを拾ってきてるのか、わかったものでないです。時間と効率を重視する社会であっても、自分の頭、目、耳で愚直に追う姿勢は大事にしたいと思いますね。