もうはっきりとは憶えていませんが、私がコンピュータの自作を始めたのは1990年代の中頃だったでしょうか。もう少しあとだったかも知れません。当時すでにアップルコンピュータは存在していましたし、NVIDIAのGeForceというグラボもありました。アップルは、1980年頃私が初めてPC8001というコンピュータを購入してBASIC言語と苦闘していた頃にすでに存在していました。高値の花で憧れのコンピュータでしたが・・・
20世紀末頃まではAppleもNVIDIAもお好きな人しか知らないブランドで趣味の領域の品でした。ところがApple がiMacを出した頃から急激に大きくなり、iPhoneを発売してからは更に急成長をし始めました。
バブルの頃から少し株式投資を始めていた私はそのころのAppleの急成長を見てここが株の買い時だとは思ってみたことはみましたが、どうせ急激にダウンしていくに違いないと「常識的」に考えて買うことはありませんでした。
ところがその後のAppleの成長たるやすごいものがあります。今や世の中の動きに大きな影響を与える巨大テック企業の一角をなす大会社です。20数年前に誰が想像したでしょう。2000年代の初め頃にApple株を仕込んでおいたら今頃は「億り人」です。あっという間に富裕層の仲間入りをしていたことでしょう。(昔はこういう人を成金といって少し蔑んで見ていたような気がしますが)まぁあとからなら何とでも言えますが。
NVIDIAにしてもあのグラボの会社が!?という感じが今でもしています。1年前の株価は今の1/3以下です。この事を予見して株を買っていた人は大もうけですね。でも私はそういう方面の才能が全くありませんので、そういう予見もなければ、たとえ予見していても踏ん切ることはできません。
私が仮に早い段階でAppleやNVIDIAの株を買っていてもそこそこ値上がりした時点で小躍りして多分売ってしまっていたことでしょう。才能のない人間がやることはせいぜいこんなもんです。やはり投資はここぞというところでしっかり決断し長期間じっとしていることが肝要ですね。さて今後Apple、NVIDIAを始めとするテック企業はどう成長していくのでしょうか。今がピークなのかまだまだこれからなのか、それが問題です。
まさに先生の仰るとおりです。
株が上がったと日本が喜んでる場合ではないのです、現在では欧米はもっと株価を上げ成長を遂げている。さらに新興国にさえ抜かれ、日本はインドにもGDPで遅れを取る始末。
バブルが弾け、投資も基礎研究も怠り既存技術に胡坐をかき、経営層の怠慢そのものです。
現在の日本は最低時給を1000円を超えることに必死な次元。
大学院博士課程に進学する若者は少なく、企業は博士を嫌い、すぐにカネに結びつくものだけに金を出し、その結果、中国、欧米の重要論文件数が占める有様です。
一部の意欲的な若者はどんどん欧米に留学してはいますが、まあ少数派でしょう。
実際、私など欧米株は持っていません。恥かしいことですが。
官製で日本株を支え、なんとか株価を維持する状態でしょう。
日本は今、働き方改革とか、労働時間削減を盛んに政治で行われてますが、日本の成長のために成すことは、そんなことでないと思うわけです。
凋落と貧困が加速する日本で、これからこの国はどうなっていくか。・・・
まあ、私がもはや心配することもない、倅の代の者たちが、この国をどう変えてくのか、それだけですね。
コンピューターの件は横に置いておきましても、お金との縁とういうものは皮肉なものです。まさかあの会社が! ということが山のようにあります。
株に関しては、私も甘いも辛いも散々な目に遭いました。
私が株に始めて買いをしたのは、若い時分の会社に入った頃です。
ここではその苦節を逐一述べるのも野暮ですから止めますが、現在は、電気、機械、建設、ITの4社だけです。一応は無配の会社はなく、毎年安定して配当金は貰えています。でも、いずれも、あの時買っておけばなあ、ということも多かったです。
宝くじの類にも似てますね
あの時、数字を7にしとけば、4億だったのに!! (ロトの話しです)なんてものも実に多いです。
金運とは1発を当てず、地道にコツコツ労働することでお金は溜まるものだと痛感します。まして私は一応、経営者の末端を汚す者です。博打を期待せず、地道に働く、今の時世を見ていても本当にそう思いました。