わたしは寄生虫感染時の免疫応答の研究をしています。
そこで、ねずみに線虫を感染させるのですが、そのうちある種のものは、持続感染と言ってずうっとねずみの小腸の中で生きています。糞の中に虫卵が出てきますが、これは感染性がありません。いったん土や水のある環境におかれ、3期幼虫まで育つと感染力を持ちます。
というわけで、研究室で卵から幼虫に孵化させ、次のねずみに感染させるまでシャーレの中で飼っています。培養する、といってもいいかもしれませんが、まあ飼ってるんです。
今日はそれを調整してねずみに経口投与しようと思っていました。が、調整してみたら幼虫の数がやや足らなかったので、5匹の予定を変更して結局3匹に投与。ついでに、お手伝いに来てくれている2年生に経口投与の練習をさせようと思いましたが、これがなかなかうまくいきませんでした。保定がうまくいかないんですね。あと、たぶんやや躊躇があって、ねずみにそれが伝わったのだろうと思います。動物と言うのはこちらの恐れや緊張をすぐ察知しますからね。
とにかく落ち着いて。絶対に無理をしないで、余裕を持って動物に接しましょう。慣れれば経口投与もそれほどストレスを与えずさっさとできるようになります。
しかし卵からの孵化もいつも同じではなく、作ったシャーレごとに全然育っている数が違ったりで、奥が深いです。そうそう、虫って目に見えるからいいなあと思います。数えるのも簡単だし、、、。以前ウイルスの研究をしていたときは、ほんと大変でしたから。虫なんてきもちわるい~って人もいるでしょうが、線虫にはエレガンス、と言う名前のものもあるくらいで、きれいなものなんですよー。
そこで、ねずみに線虫を感染させるのですが、そのうちある種のものは、持続感染と言ってずうっとねずみの小腸の中で生きています。糞の中に虫卵が出てきますが、これは感染性がありません。いったん土や水のある環境におかれ、3期幼虫まで育つと感染力を持ちます。
というわけで、研究室で卵から幼虫に孵化させ、次のねずみに感染させるまでシャーレの中で飼っています。培養する、といってもいいかもしれませんが、まあ飼ってるんです。
今日はそれを調整してねずみに経口投与しようと思っていました。が、調整してみたら幼虫の数がやや足らなかったので、5匹の予定を変更して結局3匹に投与。ついでに、お手伝いに来てくれている2年生に経口投与の練習をさせようと思いましたが、これがなかなかうまくいきませんでした。保定がうまくいかないんですね。あと、たぶんやや躊躇があって、ねずみにそれが伝わったのだろうと思います。動物と言うのはこちらの恐れや緊張をすぐ察知しますからね。
とにかく落ち着いて。絶対に無理をしないで、余裕を持って動物に接しましょう。慣れれば経口投与もそれほどストレスを与えずさっさとできるようになります。
しかし卵からの孵化もいつも同じではなく、作ったシャーレごとに全然育っている数が違ったりで、奥が深いです。そうそう、虫って目に見えるからいいなあと思います。数えるのも簡単だし、、、。以前ウイルスの研究をしていたときは、ほんと大変でしたから。虫なんてきもちわるい~って人もいるでしょうが、線虫にはエレガンス、と言う名前のものもあるくらいで、きれいなものなんですよー。