実験をしていて、びっくりするようなデータが出たときが一番おもしろい。「これはいったいどういうことだろう」と考える。
私は生物系の研究者だから、相手は細胞や動物など生きているものなので、「体の中でなにが起こってこの結果が導き出されたのか?」ということを考える。
「機序」とか「メカニズム」というものだ。
これを考えるとき、自分の中の情報が少ないと、答えはまったく見えない。
けれども、これまでのデータや、学んできたことの基礎があれば、「こうかな?」「ああかな?」と考えることができる。
そして先行研究などの文献にあたる。
しかし、自分の蓄えが少なければ、文献検索の方向性を見出すことさえ困難だろう。
最低限の知識がなければ、どちらに進むか決められない。
もちろんオリジナルなアイデアは重要だ。
でも、根拠のないアイデアは単なる思いつき。
思いつきに飛びついて実験すると無駄なデータが積みあがる。
自分の蓄えを増やすためには、やっぱり書いてあるものを読むしかないと思う。
その分野を知っている人に聞くというのは手っ取り早いが、そんなに身近に大家がそろっているわけじゃない。
だから、本や文献を読む。
読む時間をきちんと取らないといけない、と最近非常に強く思っている。
新年の目標になるかもしれない。
私は生物系の研究者だから、相手は細胞や動物など生きているものなので、「体の中でなにが起こってこの結果が導き出されたのか?」ということを考える。
「機序」とか「メカニズム」というものだ。
これを考えるとき、自分の中の情報が少ないと、答えはまったく見えない。
けれども、これまでのデータや、学んできたことの基礎があれば、「こうかな?」「ああかな?」と考えることができる。
そして先行研究などの文献にあたる。
しかし、自分の蓄えが少なければ、文献検索の方向性を見出すことさえ困難だろう。
最低限の知識がなければ、どちらに進むか決められない。
もちろんオリジナルなアイデアは重要だ。
でも、根拠のないアイデアは単なる思いつき。
思いつきに飛びついて実験すると無駄なデータが積みあがる。
自分の蓄えを増やすためには、やっぱり書いてあるものを読むしかないと思う。
その分野を知っている人に聞くというのは手っ取り早いが、そんなに身近に大家がそろっているわけじゃない。
だから、本や文献を読む。
読む時間をきちんと取らないといけない、と最近非常に強く思っている。
新年の目標になるかもしれない。