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隠れ疲労

2017年12月25日 | レビュー
隠れ疲労 休んでも取れないグッタリ感の正体 (朝日新書)
梶本修身
朝日新聞出版


私は忙しい割に「ぐったり疲れてだるい。動けない。」みたいにはならないのですが、周りにはこういう人が多い(主に学生)ので、そういう人に勧めようかなと思って読んでみました。
私は生理学を教える立場なので、この本に書いてあることはあまり新しくないというか、改めて確認したという感じではありますが、簡単にまとめると「あらゆる疲労は神経の疲弊からくるものだ」ということでした。だから、疲労から回復するには神経を休めることだ、そのためには質の良い睡眠を心がけることが大事、と。

体の調子は自律神経が支配しているのですから、自律神経が機嫌よく働けるようにしてやるのが一番しんどくない生き方ということになります。わたしの持論は

毎日同じ時間に起きる

ということですが、同じことがこの本にも書いてありました。
体の調子を整えればおのずといろんなことがうまく動き出すのですから、あれこれ試す前にまずこれをやってみたら、と思うのですが、学生を見ていると意外になかなか難しいみたいですね。
わたしはとにかく夜寝る時間に関係なく、朝は同じ時間に起きてます。




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