私の勤務校は小さい大学で、教育業務が中心で管理業務も山のようにある毎日ですから、実験や論文執筆に使う時間を見つけるのは至難の業です。宮城大学に赴任して10年目に入りましたが、論文の数は全然増えていません。2005年から今日までに12本(プロシーディング1つ、日本語3報含む)ですから本当に亀の歩みです。が、それでも日々苦労して時間を見つけてコツコツと書いています。学生が書いてくれるわけじゃないので、自分が書かなきゃ誰も成果を世に出してくれないですし、実験も重要なところは自分でやらないといけないので、ほんとに厳しい道のりです。
今ちょうど2009年くらいから細々とやってた研究をまとめているところで、今日はリバイスを書き上げ、図を修正して適切なファイルに保存しなおし、レターも書いて英文校閲に出しました。これが来週もどってきたら、再投稿します。reviewerの要求する実験を全部やることはできないので(震災があって当時のサンプルが全部ダメになったので今更追試できないものがある)、それじゃダメと言われたらまた別の雑誌に投稿しないといけません。長い道のりです。しかしリバイスのためにこれまで調べたことがないある遺伝子の発現を調べたら、非常に興味深い結果が出て、久しぶりにテンションが上がりました。この論文がたとえリジェクトでも、この遺伝子についてはさらに解析していこうと思います。そして今年はあと2つ、どうしても出してしまいたい論文があるので、とにかくひたすら書くことに集中しようと思っています。思っただけじゃできないんですが、今かなりスピードが出てる状態なので、このまま一気に行きたいなあと思っています。
それにしても論文書きって最後のこの作業が一番大変です。最初の原稿は好きに書くわけだから時間さえ見つけられればどうとでもなりますが、リバイスはreviewerにけちょんけちょんにけなされることもあるし、とにかくいろいろ説明しなきゃならないし、できないことをただできないじゃなくてなぜやらないのかという理由づけをしなきゃならないしで、精神的ダメージは計り知れません。まさに戦いです。でも偉い先生も同様に「戦いだ」と言ったり書いたりしていらっしゃるので、みんな耐えて通る道なんですよね。だから精神的にほんとにしんどいけど、やはり戦わなければならないのです。それに批判を受けて実験を追加したり加筆したりすることによって、論文がどんどんブラッシュアップされ、よりよいものを世に出すことができるので、完成したときの達成感は半端なく、これ以上幸せなことがあるのか?というくらいです。これがあるから戦い抜けるというものです。
さて、先日edxの話を書きましたが、忙しい時に新しいことを始めてしまい、だいじょぶか?と思ったのもつかの間、新しいことを始めたことでメンタリティがアップし、やる気度があがっています。これは予想しなかったことですが、やはり新しいことを始めるってすごく大事なんですねー。でも今日はedxの宿題を朝やってて、submitしようと思ったら操作がわからず、説明を再度見直してる間にタイムアップしてしまい、非常にがっかりしました。せっかく早朝から起きてがんばったのにー。でもおかげで操作についてはだいたい会得したんじゃないかと思います。まだ始めたばかりなんだし、がっかりせずに次の課題にチャレンジしよう!と気持ちを切り替えました。それにしてもedxはおもしろいです。これからもすごく楽しみ。日本語版もスタートするんですよね。最近自分はもしかして「勉強オタク」では?と思ったりしているのですが、とにかく新しいことを学ぶことが楽しくて仕方ありません!大学に職を得て非常にありがたいのが図書館がそばにあることだと思っているのですが、そういう意味ではほんとに幸せな人生だなと思います。
今日の桜。いよいよ満開です!
今ちょうど2009年くらいから細々とやってた研究をまとめているところで、今日はリバイスを書き上げ、図を修正して適切なファイルに保存しなおし、レターも書いて英文校閲に出しました。これが来週もどってきたら、再投稿します。reviewerの要求する実験を全部やることはできないので(震災があって当時のサンプルが全部ダメになったので今更追試できないものがある)、それじゃダメと言われたらまた別の雑誌に投稿しないといけません。長い道のりです。しかしリバイスのためにこれまで調べたことがないある遺伝子の発現を調べたら、非常に興味深い結果が出て、久しぶりにテンションが上がりました。この論文がたとえリジェクトでも、この遺伝子についてはさらに解析していこうと思います。そして今年はあと2つ、どうしても出してしまいたい論文があるので、とにかくひたすら書くことに集中しようと思っています。思っただけじゃできないんですが、今かなりスピードが出てる状態なので、このまま一気に行きたいなあと思っています。
それにしても論文書きって最後のこの作業が一番大変です。最初の原稿は好きに書くわけだから時間さえ見つけられればどうとでもなりますが、リバイスはreviewerにけちょんけちょんにけなされることもあるし、とにかくいろいろ説明しなきゃならないし、できないことをただできないじゃなくてなぜやらないのかという理由づけをしなきゃならないしで、精神的ダメージは計り知れません。まさに戦いです。でも偉い先生も同様に「戦いだ」と言ったり書いたりしていらっしゃるので、みんな耐えて通る道なんですよね。だから精神的にほんとにしんどいけど、やはり戦わなければならないのです。それに批判を受けて実験を追加したり加筆したりすることによって、論文がどんどんブラッシュアップされ、よりよいものを世に出すことができるので、完成したときの達成感は半端なく、これ以上幸せなことがあるのか?というくらいです。これがあるから戦い抜けるというものです。
さて、先日edxの話を書きましたが、忙しい時に新しいことを始めてしまい、だいじょぶか?と思ったのもつかの間、新しいことを始めたことでメンタリティがアップし、やる気度があがっています。これは予想しなかったことですが、やはり新しいことを始めるってすごく大事なんですねー。でも今日はedxの宿題を朝やってて、submitしようと思ったら操作がわからず、説明を再度見直してる間にタイムアップしてしまい、非常にがっかりしました。せっかく早朝から起きてがんばったのにー。でもおかげで操作についてはだいたい会得したんじゃないかと思います。まだ始めたばかりなんだし、がっかりせずに次の課題にチャレンジしよう!と気持ちを切り替えました。それにしてもedxはおもしろいです。これからもすごく楽しみ。日本語版もスタートするんですよね。最近自分はもしかして「勉強オタク」では?と思ったりしているのですが、とにかく新しいことを学ぶことが楽しくて仕方ありません!大学に職を得て非常にありがたいのが図書館がそばにあることだと思っているのですが、そういう意味ではほんとに幸せな人生だなと思います。
今日の桜。いよいよ満開です!
見習いたいです。
edXは本当に面白いのでお勧めですよ!
英語の勉強にもなるし、世界中の人が一緒に学んでいて、すごいです。論文の方はどうなるかわかりませんが、今のところがダメだったら次、次、と出せるまでがんばります。
ぼうずさん
ほんとに遅々とした歩みです。
でもやるしかありません~。
お互いがんばりましょう~~。
http://www.uni-edit.net/
よろしければご参照ください。
ご好評の「英語論文執筆のヒント」も無料で発行させていただいております。