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大学1年生にのぞむこと

2010年11月09日 | 大学でのひとこま
今日は1年生のゼミ(基礎演習)だったので、大学1年生くらいのときにはどんなことやっておいたらいいのか、ってことをちょっと書いておきたいと思いました。今回のゼミでは毎週2章ずつ新書を読んできて、ディスカッションを行うということをやりました。1年生ですから、まずは「本を最後まで読む」ということと、それを読んで「自分の意見が言える」ということを目標に考えていました。グループディスカッションでは、司会と記録を順につとめたので、できれば「司会」の役割とは?というようなことも考えて臨めればいいなあとは思っていました。

5回やりまして、議論の深さにはちょっと物足りなさが残りました。また、司会の準備にはかなり物足りなさを感じました。でもまあ、初めてのことなので、今回の反省を以後に生かしてもらいたいなあと思っています。やはりというか、1年生ですから、持っている引き出しが少なすぎますね。もっと貪欲に自分の幅を広げていくのが今の時期とても大事です。アウトプットするためにはインプットが必要なんですから、本をがんがん読むこと、自分の体で体験していくことをアグレッシブにやってかなきゃなりません。そして考えてみたことは人に話す。失敗してもどんどん話す。相手の考えも聞く。相手がなにも言わなかったら、言い分を引き出すということも考えたいです。自己完結しないで、他流試合でどんどん打ちまかされてください。

最初は自分の好きなことをつっこんで考えてみるのが一番いいかもしれません。いずれ就職する人なら、もうきっかり2年後には就職活動が始まるわけで、大学は4年あると言ってもそれほど時間があるわけじゃありません。あんまり先のことを心配してもしょうがないけど、今できることをうっかりやらずに過ごしてしまうのはもったいないですから、ちょっと先のことも少しは考えてみましょう。2年後、どんな自分になっていたいですか?そしたら今日やることが見えてくると思うんですね。

もちろん将来の役に直接立つということばかりじゃなくて、余計なこともしておいた方がいいです。欲張りでいいです。人と一緒じゃなくていいんですから、こだわるとこにはこだわっていいです。とにかく。引き出しを増やしましょう。それが大学1年生に望むことです。
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