院長のへんちき論(豊橋の心療内科より)

毎日、話題が跳びます。テーマは哲学から女性アイドルまで拡散します。たまにはキツいことを言うかもしれません。

天皇陛下の前立腺がん

2012-02-13 08:18:19 | 医療
 天皇陛下の狭心症の手術にともない、天皇陛下は平成15年に前立腺にがん細胞が見つかったので、前立腺摘出の手術を受けたと報道されている。

 まてよ、と思う。なぜ「前立腺にがん細胞が見つかった」なぞと持って回った言い方をするのだろうか?前立腺にがん細胞があることを「前立腺がん」と呼ぶのだ。なぜ、はっきりと前立腺がんと言わないのだろうか?

 これまたはっきりと報道されていないが、天皇陛下は前立腺がんのホルモン療法を受けているはずである。天皇陛下のお顔を見れば、専門家なら分かる。

 宮内庁は、なぜ前立腺がんと言わないのだろうか?天皇陛下が前立腺がんにかかって、9年たった今でも公務をこなしている姿を見れば、日本中の前立腺がん患者に大いなる励みを与えることだろう。

 宮内庁は何を考えているのだろうか?