(元国鉄工夫(92歳)の作業服。We Love Mukaiyama のブログより引用。)
私が小学校2年生のときの国語の教科書に表題の記事がありました。内容は、線路工夫の人たちが夜中に線路を補修してくれるおかげで、私たちは安心して列車に乗ることができるのです、というものでした。
ところが私のワープロでは「工夫」という文字が出ません。「坑夫」、「人夫」も変換されません。一般にワープロでは差別用語が省かれていますが、「工夫」以下はワープロ会社によって差別用語とみなされたのでしょうか?(少なくとも「工夫」も「坑夫」もむかしの教科書には載っていました。)
一介のワープロ会社が恣意的な判断によって、日本語の語彙を制限してよいものでしょうか?
※今日、気にとまった短歌
網もって息子が蝉をとりはじめれば森になってしまうゆりのき通り (松戸市)遠山ようこ