トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

タダノRCS-MM2ラジコン故障診断

2012-09-04 20:51:00 | アマチュア無線

先に報告した様にラジコンの修理が2台完了し、依頼主からも正常に動作したとの報告が有ったので、次の修理依頼に取り掛かった。
1台目が内部断線等で修理したものの最後には受信出来なくなり2台目を購入。これも使っているうちに到達距離が極端に短く(50cm程度)なったので見てもらえないかという内容で、2台目は到達距離は短いものの無いと不便なので、取り敢えず1台目の診断をすることで送ってもらった。
単三×4本用の専用電池ボックスは無いというので、外部から供給する。接続コネクタ(バッテリー用の2Pとスロットル用の3P)が無く直配線となっていたので、手持ちのユニットから2mmピッチコネクタを外して取り付ける。
電源ボタンを押すと、電源LEDが点滅していたが、その内に点滅もしなくなってしまった。
基板の、バッテリーから接続が行っている3端子レギュレータらしいチップIC(IC101,102)の出力電圧を測定すると断続している。
2個外して、手持ちのTO92タイプ3.3V用を取り付ける。
チップICは足の配列(0V/IN/OUTの様だ)が夫々逆になっているのが不思議だ。
JA7JQJさんに聞いて見ると、メーカーによってとか同じメーカーでも2種類存在するケースがあるらしい。
出力は3.3V連続して出る様になったが、電源LEDは点灯せず。この時のカスタムCPUらしいQFPのクロック用セラロック(1.84MHz)の発振波形を見ると、1.84MHzは出るものの断続信号になっている。また電源スイッチを離すと少し置いて停止してしまう。
Img_2927_rImg_2928_rImg_2930_rImg_2931t 今日、別の依頼主から修理依頼(グリップ部の折れとアンテナ破損で紛失)の製品が届き、これは偶然同じタイプなので比較してみた。部品実装は一緒で周波数表示が異なる(AとDのラベル)様だ。
これは、電源スイッチを押すと電源LEDが数秒点滅して点灯に変わる。但し、スロットルレバーを押した状態ではLEDが点滅も点灯もしない。(これが正常の動作らしい)
レギュレータらしいICの出力電圧を測定すると、IC102は3.2V、IC101は3.1V程度だが、安定しない。防湿用コーティングされているので、この接触不良かも知れない。
出勤の時間なので、朝はここまで、帰ってからまた調査再開予定。
【会社から帰ってから】
正常な方の3端子レギュレータらしき出力ピンにリード線を点けて電圧を測定すると3.3V近辺を示す。
どうやらどちらも3.3Vregであることは間違い無い様だ。・・・後日の調査では違っていた。
そこで、2mmピッチコネクタ(2Pと3P)を他の機器から外して、正規に接続してみたら正常に電源ONした。
原因はスロットルのコネクタ接触不良により、引かれた状態と検出、ONにならなかった様です。
でも、依頼内容どおり電波が出ない。(スペアナで確認)
変調用のデジタル信号は出ている。水晶も発振もしていない。
水晶が2個使われており、63.128と62.828MHzと表示。丁度300kHz離れており、動作原理が良く判らない。
周波数を見ようとシリコン接着剤を剥がしていたら水晶のリードが折れていた。これの修理が出来るか?
(0.5mm位残っている)大変だ。
【グリップ修理】
Img_2938_rImg_2936_rImg_2939_r付け根部分の固定は、他に良い方法が浮かばないので同様に接着・固定することにしました。
ネジロックという空気が無いと固着する接着剤を塗布して挿し込み。すると密着している部分はくっつくはずです。次にプラリペアという、魔法の粉を使います。
固まるとプラスチックになると言うもので、液を塗布、次に粉を振り掛け。これを繰り返すことで隙間が埋まって
固着します。
Img_2941_rImg_2942_rアンテナはズバリの物が無く手持ちのロッドアンテナを使うことに。取り付け方法が異なるので、会社でタップ加工を行う。短縮時は本体に収まるが、弱い時はアンテナを伸ばすことになるので、使用上問題無いか依頼主に確認の結果、問題無いとの了解を得た。
但し、アンテナの変更は電界強度に影響し法規的にも問題の出る場合があるので、確認が必要です。
その後、以前お世話になった地元の「県西クレーンサービス」に電話で確認したら、アンテナ単体でも取り寄せ可能とのこと。但し価格は4000円程度するらしい。
依頼主にこの件を連絡したら、「足場材を扱っているので、多少荒くなったりする場合があるので、どちらかといえば、壊れにくい方を選んでいただきたいです!」との返事があったのでサービスに注文依頼したら、周波数(区分)によって製品が違うというので「D」であることを伝えた。
【9/9電圧再調査】
2個の形状が違う3端子REGの動作を見てみました。
IC102入力電圧3.8V以上で3.3V出力安定。3.2Vで電源LED点滅(バッテリー低下警報)
3.2V以上では動作する。3.0V以下では電源が入らない。
その時のもう1方のREG?IC101は3.0V出力になっており、3.3V用と0.3Vの電圧差で動作している感じで、電圧低下検出専用のICでは無いと思われる。(入力電圧に応じて出力が下がる)
2種類ある理由が見つからない。CPUの検出が3Vなのかも知れない。
3.0V出力のREGを探したら、共立エレショップで販売されているHT7330というのが有ったので注文した。

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UNICラジコン(RC-30)修理完了

2012-09-01 10:43:00 | アマチュア無線

Img_2905_rImg_2906_rまた、違うUNICラジコン(RC-30)の修理に取り掛かった。
外に置きっぱなししたら水が入ったらしく、送信機のスイッチを操作しても受信出来ないという症状(電源インジケータは動作する)。
ハンディのオールバンドレシーバーでモニター(286.675MHz)するとキャリアは受信するが変調信号が聞こえない。
なので分解してみる。(いじり防止の特殊ネジが使われている)
Img_2908_rImg_2907_rユニットはシールドカバーされており、上下カバーは枠カバーに半田付けされているので溶かして外す。水分が入る所は無いのだが、カバーは錆が見られた(長年の湿気かも知れない)。枠と基板のベタアースは内部で半田付けしてあるが、衝撃の影響かベタパターンが剥がれている場所が有り、別の場所のレジストを剥がし半田付けする。
オシロでデジタル信号が出ているか確認する。というのは、以前修理した同型機はクロック用水晶(2MHz)が壊れていたからである。今回のはちゃんと発振してるし、変調のドライブトランジスタ出力まではデジタル波形が観測されており問題無さそうだ。
発振用のトランジスタ(2SC1675)は前回の修理用で持っていたので交換したが変わらず。
使用トランジスタは
変調用:2SC458、水晶発振用:2SC1675、逓倍・送信出力用:2SC2026×2
次に発振周波数調整用と見られるトリマコンを回すと変調音が聞こえたりする。周囲のパターンに触ったりするとやはり同じ様な現象が見られる。しかし操作ボタンを戻すと、ある時間(数秒)は変調音が継続するものの、次に操作しても変調音が聞こえないという不思議な現象なのでja7jqjさんに聞いて見たら、「無線は学生時代にやっただけで、あまり詳しく無いが、トリマコンが導通してるのでは」と返事が有った。
Img_2909_rImg_2920_r早速、外して見ると変調音が正常に出る様になり、入れ直してもちゃんと動作する。
そこで、手持ちのトリマコンを仮付けして見て、動作するものを付けて見る。外したトリマコンの容量を測定すると130PF程度で回してもそれほど容量が変化しない。導通はしていない。原因は不明だが容量の増えたのが原因の様だ。正確なオールバンド受信機で受信しながらトリマーで周波数を合わせる。ja7jqjさんの推理が当たっていた。有難う御座います。
Img_2913_rImg_2915_rImg_2916_rImg_2922_r受信機の電源(+24V)を接続。先日の受信機とタイプは異なるがコネクタは同一で接続も同じ様なので、先日使ったコネクタで接続する。
アンテナは添付されていなかったので、144/430Hz用ホイップアンテナを接続し、物干しにマグネット付けする。全ての操作に対応してLED点灯するのが確認出来たので、ブザーを付けて距離を離して行く。アンテナ周波数とマッチングしないが、それでも20m以上届くのが確認出来た。
Img_2923_rImg_2924_r送信機ハンドルのモールドが折れていたので、おもちゃドクターの経験を生かし、ステンレス細線で接続後、接着剤を流し固定した。ホーン操作のボタンも付いていなかったので手持ちのボタンを差し込み組み直して最終動作確認。問題無いので返却して動作確認してもらうことにする。
尚、修理に関しては依頼者了解の上、自己責任ということでお願いしている。

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UNICラジコン修理

2012-08-26 10:10:00 | アマチュア無線

Img_2891_rImg_2883_rImg_2886_r_2  またまた、ブログを見た北海道の方から修理のお願いメールが届いた。
2m位から送信機を落下させてしまい、それ以来、アンテナの近く(50cm程度)に持っていかないと動作しなくなってしまったので見て欲しいとのこと。
落下が原因だと、どこかの部品外れか水晶の破損が考えられ、調べれば原因はすぐに判るだろうと引きうけて送ってもらった。
以前にも修理経験のある機種だった。
スペアナで観測すると、ノイズギリギリに信号が出ているかなという感じでした。
上蓋を外すと送信基板が有る。水晶は1/5の周波数で発振確認出来た。
Img_2882_rImg_2887_rImg_2884_rImg_2890_rトランジスタは全てチップ部品を使っており、送信出力トランジスタのB(ベース)波形をオシロで見ると波形(294MHz付近)が出ているがC(コレクタ)の波形が小さい。
チップトランジスタは手持ちが無いので、TO-92タイプでfTの高いトランジスタ(2SC1907)を取り付け(足の配列が違うので立体交差させ)て、スペアナで見るとレベルが20dB程度上がった。
シールドシートを元通り取り付けて再確認。
オールバンド受信機によるモニター(FM)でも変調音が観測されメーターがS4程度を指示。受信は8mHディスコーンアンテナで送信機とは10m程度離れている。
Img_2892_rImg_2894_rImg_2895_rImg_2893_r次に、実際の受信機で確認することにしたが、電源入力は接続の多芯コネクタに含まれているので、そのままでは接続困難で、受信機の蓋を開けようとしたがネジが錆びついてしまい外れない。
しょうが無いので、アースと繋がっているピンを探し、これを基準に電源+側を見つける(内部コンデンサにより抵抗値が充電変化するのを利用)。接続コネクタにはATX電源からCDユニットなどに供給している4Pコネクタが丁度合いそうなので2Pに切断して使用。+-を電源に接続し序々に電圧を上げて行き、異常電流が流れないことを確認しながら行うと、受信機の電源LEDが点灯した。9V以上で、電子回路は動作する様だ。24Vにセット。
Cnsetsuzoku 送信ボタンを操作すると、それに対応したLEDがSW上(赤)SW下(緑)が点灯する。到達距離を調べるのにLED視認では無理が有るので、信号出力を調べて、ここに電子ブザーを接続。アンテナは送っていただいたダイバシティー(2本有るので)を物干しに引っ掛ける。
離れて行くと建物の影でも30m位までは届いているので、問題無いだろうということにした。

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周波数カウンタ(TR5824A)動作不良

2012-08-06 20:11:00 | アマチュア無線

Img_8866_rImg_8898_r_2 アドバンテストの周波数カウンタ(TR5824A)がここのところ調子が良く無い。(落札した時からたまには有ったが)
電源を連続して入れて置くと、カウンターがフリーズ?してしまい、切り換えボタンを変えてもそのままの状態で変更出来なくなる。この時ゲートのLEDは点灯しなくなるので判る。カウントの数値が安定しない現象もある。
こうなると電源コードを入れ直さないとリセットしない。
でも、またしばらくすると同じ現象が起きる。
ケースを外してみると、CPUらしい白いセラミックDIP-ICが熱くなっている(同様な大きさの隣接する他の2個はそれほど熱くなっていない)ので、駄目もとで熱伝導両面テープを使い、IC表面の金属部分と手持ちの放熱フィン(ICと同じ位の大きさ)をつけて様子を見ることに。
GPSクロックを3日間連続で表示させているが、ちゃんとカウントしている。
オーバーヒートが原因だったのかは判らないが、もうしばらく連続運転して様子を見ることにする。
【連続運転中】
8/20現在(約2週間)、連続運転中。途中ON/OFFを繰り返したりもしたがGPSクロックを正常にカウントしている。連日暑い日が続いており、カウンタのある部屋は日中35度を超える日が多いが問題無さそうだ。(放熱の効果が有った様だ)

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実験の人感センサー・既に製品化されていた

2012-07-31 17:40:26 | アマチュア無線

車の通過検出に人感(焦電)センサーが使えることが実験で確認出来、あとは無線機との接続だけ確認すれば良いところまで来ていたが、本日ja7jqjさんから「こんなものが有るよ」とメールが有った。
51m40hrehbl_aa1000_ 無線チャイム・人感チャイムセット X850というものでamazonでは2870円で入手出来る。
考えていたことと全く同じで、 人感(焦電)センサーの信号を315MHzで送信し、受信側ではチャイム音(16種切り換え)が鳴るというものだ。
通信距離:屋外見通し約100m 屋内見通し約50m
防水にもなっているし、ID切り換え機能も有り、今更作る意味も無くなったので依頼者に連絡して、これを試してもらうことにした。
負け惜しみでは無いが、がっかりした訳ではなく、世の中には同じニーズがあり、それを安価に製品化する会社(さすが中華製)があるんだなと感心させられた。

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極小周波数カウンターの故障原因調査

2012-07-22 09:29:00 | アマチュア無線

Img_2734_rImg_2729_r Img_2724_rImg_2733_r aitendo販売の周波数カウンター50MHz-2.4GHz[GY-560]販売価格: 1,980円 が急に、電源が切れなくなり、操作も利かなくなったのでaitendoに問合せたところ送っていただければ調査するとのことだったが、「トラブルシュート魂?」に火が点いて、返品は利かなくなるが分解して調査することにした。
電源SWは一般のタクトスイッチが使われており、配線を外して単独で確認。
Img_2736_r 押すと0Ωになるものの押さない状態でも27kΩ(一瞬導通状態になり上昇する)程度を示す。
Img_2723_r Img_2725_r Img_2726_r この部分は写真の様に電池から漏れた液(購入時点で電池が空で液漏れしていた)が茶色く固着している。どうやらこれがスイッチ内部まで入り混んで悪さをしている様だ。
面白いことに、抵抗レンジで測定後、電圧レンジに切り替えると直流電圧が僅か(50mV程度)に発生している。電池の電解液がスイッチ接点とで電池状態になっている様だ。
Img_2727_r Img_2728_r Img_2735_r 手持ちのタクトスイッチと交換。固定は色々と試したがプラリペアが簡単で短時間に固定出来た。
これで正常に動作する様になった。
オートオフ機能は無いので、多分、製造後スイッチが入りっぱなしでずっと置かれたために液漏れが発生したと思われる。

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DSPラジオのバリコン交換してみたが

2012-07-07 11:31:00 | アマチュア無線

Img_2614_rImg_2617_rImg_2618_rImg_2615_r 先のブログでaitendo製DSPラジオの試聴結果を報告したが、これを外付けバリコンで周波数可変出来たら良いかなと、AMバリコン不良でジャンク箱入りのパナソニック製FM/AMチューナーST-3500を引っ張り出して接続することに。
DSPラジオもバリコン部をばらして(実際はばらさなくてもホット側の端子を切るだけで良かった)DSPユニットとバリコンを接続するが、放送が聞えてこないし、モーターボーティングの音が位置により聞えて来る。バリコンを2連並列にしたりで、一番近くのFM放送を受信出来たが、バリコンの同調点がその都度変化する。
DSPユニットの動作原理が良く判らないが、あるところで受信されると引きこむ感じがする。
ということで、当初考えていたST-3500のDSP化は無理であるという結論になった。

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315MHz無線モジュール組み合わせ

2012-07-01 14:08:00 | アマチュア無線

距離センサーによる車検出機能は動作が確認出来たので、今度はこのON信号を無線で離れた事務所に送りチャイムを鳴らす機能について実験を開始した。
20120425_f5b8ba チャイムにはaitendo製「メロディ音のドアベル[AKIT-116]販売価格: 290円」を使用したが、予想していた音源(チャイム音)では無く、一般のメロディだったので、一緒に購入してあった曲名:32曲ドアベルのメロディIC[TQ3300]販売価格: 100円 を使用。
ドアベルも入っているが、スイッチにより全32曲を切り換える方式なので、この切り換え用押しボタンスイッチをケースに穴あけして取り付け。電源スイッチも設ける。
6b73ad1fdc 肝心の無線モジュールだが、3Vから動作する「受信モジュール(315MHz/4ch)[9915B-LP8029]  販売価格: 580円」が使えるだろうと思ったのだが組み合わせの
199370067b 「送信機(315MHz/4CH)[S-RC2260AR4-4CH]  販売価格: 600円」 を操作しても動作しない。
エンコーダチップにLP8029を使っているが信号フォーマットが詳しく載っていない。送信機側はデコーダチップHS2260A-R4(PT2260/SC2260と互換)を使用しておりこれ用のエンコーダチップはPT2272やSC2272などが対応している。受信機も学習機能付き(受信機のボタンを押してLEDが点滅している間に送信機のボタンを何か押すと登録される)を一緒に購入してありこれでは動作が確認出来たが動作電圧が5V以上(実測では3Vでも、ギリギリ動作する)となっているので、9915Bが使えないものかと、クロック周波数を決めている抵抗680kΩを外して1MΩのボリュームを付けて可変すると受信(DOがON)出来る様なポイントが有る。
1MΩで良さそうなので、この固定抵抗に付け替える。
これで到達距離を確認すると、以前送受セットで購入した時に確認した距離と同じ程度(30m以上)は届いている。受信アンテナは写真に見えるトリマコイルだと思われるが、これでも良く届く物だ。外付けアンテナを接続すると更に到達距離は伸びそうだ。
送信機側のボタン信号に、「距離センサーによる車検出ユニット」を接続するのだが、インターフェースが良く判らないのでリレーをドライブして、その接点をボタンに入れることにしたが、リレーがばたついて思わしく無い。時間切れとなったので後日波形を見ながら原因追求したいと思う。実際にはフォトカプラで信号受け渡しをしようかと考えている。

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車通過検出器の実験(その2)

2012-06-30 13:34:00 | アマチュア無線

Img_2608_rImg_2609_rImg_2610_r前回のブログで出力に発振波形(写真右)が見られると報告したが、これについてご覧になったja7jqjさんから、色々とアドバイスが有った。
距離センサーの赤外LEDのドライブ信号がノイズとしてそのまま出力信号に出ていないか、その調査方法を教えてくれたのでやってみた。PINフォトダイオードをオシロに接続し、赤外線信号を検出した。

写真左が全体の波形で信号部の時間軸を短くしたのが写真中央です。
約60Hz間隔で信号が、その半分の時間送出されていて、信号は1kHzの変調波形である。
一方、コンパレータ出力波形は約70KHzで一定しており、先の信号波形とは異なる。
調べて行くと、コンパレータの基準電圧を発生させているシャントレギュレータ(TL431)の出力に70KHzのノコギリ波形が乗っており、この電圧変化でコンパレータがON/OFFを繰り返していた。
TL431の出力には0.1uFのセラコンを入れてはいたが(以前も発振の現象が有り、この時は0.1uFで消えたので)、これでは利かない様で、82uFのOSコンを入れたら発振波形が無くなり、検出動作も安定する様になった。
一応、コンパレータのヒステリシスを決めている入力抵抗は10kΩから100kΩに変更した。
【送信機を組み合わせると誤動作?】
Irmeaskairo_3 7/2夜に実験してみました。
根本的には送信機に使ったものが、どこか壊れて(通常はボタンを押した時だけ電源が入りLEDが点灯するのだが、点灯しっぱなしで電波が常時出ている)いる様で手持ちの送信機(TX315-2262FD)に交換しました。
それで少しは改善されましたが、送信機を接続するとばたつく現象が有り調査。
どうやら、送信機の電波が悪さ(変調信号がコンパレータ入力に入るか?)をしている様です。
周波数は315MHzと、コンパレータの動作範囲外ですが変調信号がMax5kbpsなので、この信号を拾っているのかも知れません。
送信機の電源(+5V)を別回路にして、信号入力に0.1uF(C3)を追加しました。
フォトカプラに変更し、現在のLEDとシリーズに入れました。
余談ですが受信機出力にメロディICを接続しているのですが、これが信号ONで必ずスタートするかというと、そうでもなくて、2回信号が来て初めて動作するとかチャタリング防止なのか、これを使うとすれば、信号に工夫が必要です。
送信機は315MHzと刻印されたSAWフィルタらしきCANパッケージ品が使われています。
送信信号が無いと受信側が1になっており、電波が受信出来ると0に、ON信号が受信出来ると1になる様です。
実際にセットを組む場合には、送信機を離した方が良さそうです。
実験で、本当にバラックセットになってしまったので、綺麗に作り直したいと考えています。
なかなか、組み合わせによる問題が有り、難しくもあり、楽しくもあります。

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GPSモジュール不具合

2012-06-23 13:40:00 | アマチュア無線

Img_2571_rImg_2573_r周波数カウンターのマスタークロック調整にGPSの1秒クロックが安価で手頃というので、以前オークションで購入したものが最近おかしくなり(過電圧が原因ではと思われる)交換しなくてはと思っていたところに、同じ製品がaitendoから【決算セール】GPSアンテナセット[LR9543-DAM-SET] 販売価格: 2,480円 (税込) で出ていたので購入した。

Img_2583_rImg_2584_rImg_2587_rユニットの接続部分は細かいコネクタが使用されており配線の入れ替えが大変そうなので、アンテナ部分をまずは交換してみてどうか確認してみたところ、ほぼ1Hzをカウントし問題無さそうなので、ユニット交換はせず、このまま使用することにした。
実際のところ、ユニットの配線も接触し掛かっていて修正を加えたので、この接触が本当の原因かも知れないが。

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DSPラジオのFMステレオ測定

2012-06-11 23:47:23 | アマチュア無線

Img_2485_r今日はステレオイヤホンジャックを取り付け配線し、ステレオの確認を行った。
FM/AM信号発生器の出力をアンテナに接続。イヤホン出力にレベルメータを接続。
L/Rのセパレーションを測定(1kHz)。
Img_2484_r約27dBで電気的特性表にある最小28dBとほぼ同じだった。L/Rを切り替えてもその差は無かった。
実際にヘッドホンで聴いて見ると、当たり前だがステレオがちゃんと感じられる。
昔の中級チューナーのステレオセパレーションは 40dB(1kHz)30dB(10kHz) 位なので、これに比べると性能は落ちる。
モジュール自体のデーターシートは見つかりませんでしたが、使用しているICはDSP6919と同じ様です。これはデーターがありました。
印刷出来なかったので画面コピーしてPDFファイル変換しました。(中分で一部、文字ずれが有りますが)「DSP6919-DATA.pdf」をダウンロード
同調の原理についてはDSPラジオモジュール 2(チューニング動作を探る)に詳しく解説されています。

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DSPラジオモジュールでラジオ製作

2012-06-10 20:20:00 | アマチュア無線
itendononoのDSPラジオモジュール(480円)だが、なかなか時間が取れなくで、買ったものの、製作出来ないでいた。やっと時間が出来たので製作開始。ユニバーサル基板により約2時間で完了。DSP-443とDSP-444の2種類購入したが、今回はDSP-443を使用。
製作記事は「エレキジャック(№21)」にも紹介されている。
Dspbandバンド切り換えはロータリーDIPスイッチ化した。
MW/SWのI/O1~4をリアルコード8/4/2/1に置き換え
SW表示0がMW・・・表示8がSW8となる。
FMのI/O5~6をリアルコード2/1に置き換え
SW表示4(8)がFM1・・・表示1(5)がFM4となる。
Img_2478_rImg_2474_rImg_2472_rImg_2479_r2mmピッチなので、基板も2mmピッチのを使用。モジュールはプラグイン出来る様に2mmピッチのピンヘッダを使用。だが3箇所の位置が微妙に格子に合わず、無理矢理曲げて挿し込む。モジュールへのピン半田付けだが、最初半田面で行ったが動作せず(音声が出ない)。スルーホールの形状が良く無いみたいで接触しない。そこで実装面を半田付け。それでも音声が低い。音量調整ボリュームに50kΩ指定のところ25kΩを使用したのが良く無かった。抵抗が高いと音量が上がる(モジュールの内部抵抗のの関係がある様だ)。シリーズに手持ちの33kΩを入れたら音量が大きくなったが、今度は小さく出来ない。今後は50kΩかそれ以上に付け替えたいと思う。FMはステレオ出力が出来るのだが、早く聴きたいので、モノラルのスピーカー駆動とした。非常に感度が良いと言うのが実感だ(SWの受信出来た)。しかしチューニングがクリチカルだ(ロックされる感じで,通り過ぎて、また戻る感じだ。
バリコンは専用の文字板しか合わないがM2.6のタップが明いているので、φ6の絶縁ポストを長ねじで固定し、そこに一般のツマミをネジ止めしている。バーニアが必要かも知れない。電波があるとLEDが点灯する。
Img_2469_rImg_2470_r  AMもバーアンテナはあるものの小さいせいか、ロッドアンテナの効果が大きい(普通AMラジオはロッドアンテナ不要だが、DSPはアンテナを伸ばすと感度が良くなる)。
噂通り、感度はいいですし、小型に出来ますね。音も良いです。
バンドを自由に変えられれば良いのですが、それはプログラム済みで無理の様です。
今後、ステレオジャックを付けて、FMステレオ信号発生器によりセパレーションや周波数測定をしたいと思います。
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UNICラジコン症状再発にて、評価用試作品製作

2012-06-10 13:34:00 | アマチュア無線

Img_2398_r 先日のブログで紹介した様に、原因が判って、これでOKと思ったが、返却前に再確認したら、受信出来なくなり送信機を見たら、水晶振動子のリード線切れ再発と交換した3端子レギュレータの出力電圧低下が見られた。
Img_2457_r 水晶は、取り敢えず半田で取れない(触ると外れるが触っている)状態にしプラリペアで外れない様にリード線ごと固める。
レギュレータは悪くなく負荷電流が増大(ショート状態)したことによるもので、使用しているトランジスタ3個を取り外して見たが変わらず、そうなると残る半導体はカスタムの信号発生ICということになる。
調査に時間が掛かりそうなので、やはり前回紹介した315MHz帯送受信機セット(1980円)を使って、調査完了までの代替品を作ることにした。
Img_2459_rImg_2464_r接続端子盤は同じピッチの10Pを使用。これを実装する大きな基板は無いので手持ちの95×72mmを2枚使用して、端子盤とプラ板を使って連結した。
UNICラジコンの電源はDC24Vで、今回使用する受信機はDC12Vなので秋月のDC/DC-CONV(200円)を使用することにし実装する。
この他に電源スイッチ、パイロットLED、同軸コネクタの基板穴あけを行い取り付けする。
Img_2461_rImg_2462_r裏面のGNDは導電性銅接着テープを貼る。
端子盤への配線は接続が判りやすい様に12芯フラットケーブルを使用する。
端子盤に取り付けているLED・BZ基板は動作確認用の治具です。
Img_2468_r作試験:アンテナは付属の銅線だけでも20m以上は届いた。コイル状に巻いているが意味は無く余長を調整しているだけである(実際伸ばしたのが到達距離は伸びる)。50MHz用アンテナをちゃんと付ければ30m以上はなれても受信出来るだろう。
取り敢えず、これを送って確認してもらうことにした。

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UNICラジコン故障原因判った

2012-06-07 23:10:00 | アマチュア無線

Img_2433_rImg_2436_r先日のブログで書いた推理を早く確認したくて、会社から帰って直ぐに送信器側の低損失レギュレータを手持ちのHT7550(S-81250HGと互換が有る上に最大入力電圧も高い)に交換。
S-81250HGとHT7750はピン配列も同一だが、一般的なレギュレータの78L05とはピン配列が異なるので(左からGND/IN/OUT)注意が必要だ。
ついでにその出力コンデンサも手持ちのOSコンに交換してみた。
外したS-81250HG単体で入力電圧を可変してやると6V時に4Vで電圧を上げるとその差で出力も上がるので定電圧動作していないし、徐々に電圧の下がる現象が見られ、このIC不良であることは間違い無い様だ(壊れた原因が推測出来ないと、今後再発するのが心配なところではあるが)。消費電流を測定すると、ボタンを押した時に10mAだったのでICの最大定格100mAでは問題無いことが判る。
出力電圧を測定すると5V一定(交換前は4V程度から徐々に2V程度まで低下)となり、期待が大きくなったので受信機に50MHz用ホイップアンテナを接続。屋外の物干し竿に引っ掛けて到達距離の確認。
すると20m以上は届き、時間経過で悪化することも無くなった。
(最初は144/430MHz短縮ホイップアンテナでやってみたが、これでも15m以上は届いた)
推理が当たって、これで一安心。(でも、315MHzの送受信機のが、距離は伸びる)
Img_2437_rImg_2438_r送信周波数用HC49U型水晶振動子(49.5MHz:実際は1/3の周波数で発振させている様だ)を動かしていたらリード線が根本から切れてしまったが、何とか半田付け出来そうなので付けて、更に動かない様にエポキシ接着剤で固めた。
Img_2440_r休みになったら注文していた受信器のIC及び送信器のトランジスタを交換をしてみたいと思います。(原因は違っていたので、交換の意味は無いかも知れませんが)

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TADANO ラジコン調査・原因は判らず

2012-05-20 14:16:00 | アマチュア無線

 またまた、ブログを見た方から古い(S63/7購入)クレーン用タダノ製ラジコンの修理依頼が有ったので、診断だけでもということで送ってもらった。
Img_2336_r_2Img_2335_r_2 受信機の電源表示が点滅して、その隣に有るアラームLEDが点灯して、送信機で操作しても全然動作しないという症状だ。
本来は制御ユニット(TM-Z223)に接続してあるケーブルから+24Vが供給されるのだが、今回送られて来たのは送信機(ROB9-13)と受信機(RC-49-13)のみなので、受信機の蓋を外し、コネクタに電源より+24Vを供給。
やはり、連絡の有った通りの状況である。

【以前、別な方から相談を受けた同機らしいものの操作対応が次の様になっている】
送信機には主に使用する4つのツマミの他に、アクセル、ブザー、電源スイッチがついておりました。
メインのツマミとアクセルは、ON/OFFのみではなく、回す量によってスピードが変わりました(車のアクセルのような感じです)。
また、メインのツマミは4つとも同時に操作可能でした。
以下でそれぞれについて説明いたします。
●電源スイッチ、ブザー
リモコンの電源スイッチと、クラクションのスイッチです。
リモコンには単3電池4本を使用し、使わないときは電源を切っておかないと電池がすぐなくなってしまいました。
ブザースイッチは押すとクラクションがなります。
この2つのスイッチは単なるON/OFFだと思います。
●アクセル
エンジンの回転量を調整するボリューム型のツマミです。
よく小型ラジオなどについている電源とボリュームがいっしょになったようなツマミで、
回してエンジンの回転量を調整するのですが、一番左下にすると「カチ」っと音がして固定されます。
その位置が「オート」という仕様で、常時そこで使っておりました。
本来は4つのメイン操作つまみとアクセルつまみを同時に動かし、
操作つまみによってユニックの作動場所を指定、アクセルツマミを回す量でエンジンの回転量(動作スピード)を調整して使います。
しかし、「オート」にしておくと、4つの操作つまみを動かす幅のみでエンジンの回転量も調整可能で、
ほぼ「オート」での使用をしておりました。
また、アクセルつまみは「オート」位置以外はスムーズに回転し、指を離してもその位置から動かない仕様でした。
●4つの操作ツマミ
左右に回すことでユニックの動作を指定する可変式のツマミです。
4つとも同じ形状をしており、アクセルツマミを上記「オート」にしておくと、左右に回すほど動作スピードが上がり、
指を離すと中位置(なにも動作しない位置)に戻る仕様でした。
4つの機能はそれぞれ「ブーム上下」、「ブーム伸縮」、「ブーム旋回」、「フック上下」です。
スイッチを回す方向と上下、伸縮の動きとは、右が上(伸)方向、左が下(縮)方向に対応しています。
・ブーム上下
 ユニックのブームの角度を変えます。
・ブーム伸縮
 ユニックのブームを伸縮します。使用中のものは5段+1段(孫式)の6段式です。
・ブーム旋回
 ユニックのブームを左右に回転します。
・フック上下
 フックのワイヤーを放出、巻き取ることでフックを上下に動かします。
リモコンの機能は、以上のような感じでした。

説明書が無かったので依頼者に確認してもらったが、説明書には表示に関する記載が無いとのことだった。
そこでメーカー本社に問合せて見たが、代理店に問合せてくださいとのことだったので、最寄の代理店を検索したら、なんと同じ町内の「県西クレーンサービス」だった。車だと5分位のところだが。平日の8:30~17:00しか対応していないということで、電話で確認してみた。
マニュアルを見てくれた様だが、アラームに関する記載は無いので、やはりメーカーに送って診断してもらうしか無いとのこと。見るだけで2万円程度掛かるとのことだった。(機会が有れば、家から近いので、この件とは別に、コミュニケーションを取ろうかと思っている)
この受信機は制御ユニットの情報も取り入れて制御しているので、接続しないとアラームが出て、操作出来ない様になっているのではとのことだった(私もそうとは思っていたが)。
ということで、送り返してもう1度確認してもらうことにする。(一部コネクタ接続が違っていたかも知れないので)
取り敢えず、勉強の為に出来るところだけ調査することにした。
Img_2320_rImg_2324_rImg_2323_rImg_2322_r送信周波数をスペアナで測定すると157.4MHz(ICOM製オールバンド受信機では156.77MHz)と、いままで修理した業務用ラジコンには無い周波数帯だった。ボタンを操作すると変調音が少し変化するので、正常動作かは判らないが動作している様だ。
Img_2371_r受信機のアラーム?LEDは4個有り、点灯していない一番下のLEDは電源電圧が9V以下になると点灯するので低電圧警報と思われる。
基板を見ると富士通製のマイコンとメモリーが有るので、結構高度な操作(AUTOモード)をさせている様で、ここが故障だと手に負えない。
Img_2332_r Img_2334_rImg_2345_rImg_2344_r Img_2343_rImg_2342_r ICを見て見ると受信回路に「10420」の表示が有るのでデーターベース検索するとTOKO製TK10420というDUAL CONVERSION IF AMPLIFIERで検波出力がAF-OUTに出るので、波形をオシロで見ると、送信機ONの状態で200mV程度の波形が出る(無信号時でもレベルは低いが波形は観測されるが)。周辺のFIL表示からして1st-IFは10.7MHz,2nd-IFは455kHzらしい。
Img_2338_rImg_2340_r_2Img_2330_rImg_2341_rImg_2331_rImg_2329_rImg_2333_rImg_2337_rImg_2339_r 隣の基板を見るとMB87002という1200BPS MSK MODEM用ICが使われているので、これのDATA-OUTを見るとデジタル信号は出ている。但し、送信側がOFFでも、また強制的にMODEM-INをバイパスさせてもデーターが出ているので、このところは良く判らない。
Img_2327_rImg_2326_rImg_2328_r下の基板にはブリッジドライバーICらしきのが3個実装されている。

●5/26 地元サービス会社を訪問
自宅から車で5分と近いところにTADANOのサービス工場があるのが判ったので、パソコン相談室終了後伺った。クレーンだけでは無く、全ての車(主に業務用トラック)の修理を行っているとのことで忙しい中、親切に対応していただいた。受信機と操作部との接続が知りたかったので頼み込んでサービスマニュアルを内緒で見せてもらう。
Img_2372_rImg_2373_rImg_2374_rバルブを制御している電磁弁が5個×2系統と、制御位置検出のポテンショメーターが3個接続されており、夫々のグループで異常(未接続でも)が有るとこの警報LEDが点灯/点滅する様になっていることがわかったので、受信機のコネクタにダミーの抵抗を接続して警報の消えることを期待したのだが、一向に変わらず。やはりCPU周りの回路のどこかが異常の様で、これ以上は調査不可能と判断し、返却することにした。
代替の受信機の入手や修理についても聞いてみたが、この送信機は改正前の電波法適用のもので現在は違法になってしまうので、対応は不可能とのことでした。この後発売された電波法適用の機種もあるが、制御部とのコネクタが異なるとのことでした。

   

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