トラブルシューター

私の修理・製作体験記(茨城・県西おもちゃ病院・JA7FJP/1)

DSPラジオキット(表示器付) [AKIT-6951D]出力逆位相

2014-07-25 08:11:20 | アマチュア無線

20140724_173821_r aitendo製★在庫限り取扱終了★最強版!DSPラジオキット(表示器付AKIT-6951D]  を購入し、以前問題だったAMの10kHzステップ問題は解決され、AMボタンを押し直す毎に9kHzステップに切り替わる様になっていた。
20140724_173807_r出力も綺麗に聞こえていたが、先日修理したLUXMAN製T-550と聞き比べると、音の広がりが違う(センター定位しない)ので、波形を見るとオシロ写真の様に逆位相になっていた。
現在、 aitendoに確認中だが、DSPラジオのシリーズは、以前も同じのが数種類有った。
販売前に確認してほしいものだ。
ICのデーターシートを見ると、どうやらファームウェアで設定する様になっており、デフォルトは逆相になっている様だ。
【7/25再確認】
20140725_145737_r20140725_145725_rステレオ時のセパレーションが気になったので、再度波形を見てみた。
最初、あまり良く無いので、イヤホンジャックコモンのコンデンサを47uFから1000uFに交換したところ改善された。
イヤホンジャックのL/R出力は電源電圧の約半分の電圧が掛かっているので、アンプ接続時は直流カットが必要となる。
結構、電波が強く無いと、セパレーションは良くならない。その辺のところがアナログチューナーと違うところか。
強ければ、素晴らしいセパレーション(反対CHへの漏れが無い位)となるが。
この機種に関しては、ステレオ/モノラルの状態が表示されない。
20140725_145749_r20140725_145758_r20140725_145814_r20140725_145819_r位相に関して確認したが、左2枚は正位相(L+R)送りで、右2枚は逆位相(L-R)送りとなるが、ご覧の様に測定器の送りに対し、ラジオ出力はL/Rが逆位相になってしまう。

コメント
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