厚生労働省・茨城県・財団法人長寿社会開発センター主催のねんりんピック茨城2007(正式名称:第20回全国健康福祉祭いばらき大会)が11/10~11/13の間、開催され、11/11(日)には結城市文化センター(アクロス)でおもちゃ病院が始めて開設された。おもちゃ病院連絡協議会に要請があったもので、協会からの依頼で参加しました。協会からは嶋田副代表が遠路はるばる電車で見えられた。ドクターは嶋田副代表・県南おもちゃ病院から赤塚さん・県西おもちゃ病院からは仁平さんと私、計4名で対応しました。あいにくの雨模様でしたが、開始早々2件の受け付けがありました。おもちゃはライトセーバーと、犬のぬいぐるみです。ライトセーバーは振っても音と光が出ないという症状で、私が担当して早速分解してみました。ばねと心棒による振動センサーの動作が悪かったようで、動作確認して組立ました。
もう1つのぬいぐるみはスイッチを入れても動作しないというもので、赤塚・仁平ドクターが担当、ぬいぐるみを剥がして中身を出し、動作させるとメカの動きが硬い様である。潤滑油をギアに付け、慣らし運転をしているうちに動作がスムーズになりました。お客様はおもちゃ病院の存在を始めて知ったみたいで、修理出来たことに、大変感動して帰っていきました。このときの写真が財団法人長寿社会開発センター渡辺さんから、送られて来たのでアップしました。ありがとうございます。これは、幸先がいいと期待していましたが、天候とPR不足がたたったのか、受け付けは、後にも先にもこの2点だけでした。
あとはアトラクションに参加しているちびっこバンドメンバーが使用するエレキギターの内部配線を元に戻してほしいとの依頼があり、生まれて初めて中を見させていただきました。2箇所リード線をはんだ接続し完了。
時間が有ったので、嶋田副代表といろいろなお話が出来て、有意義な時を過ごせました。今回の予算取りで何回も書類を作っては関係部署を説得して回った苦労話。廃業や移転で処分することになった大量のパーツや製品の引き取り、分別作業の苦労話等々。
あとは、持参のパーツ入れや、チェッカーの収納などを見せていただきました。全国を飛び回って、おもちゃ病院をPRするためにコンパクトに綺麗に整理されているのには、さすがと思いました。見習わなければ。月300件以上の受け付けをこなしていることにもびっくり、当方の50倍にもなり、これだと、相当のノウハウをお持ちだと、あらためて関心しました。これを機会に何でも相談したいと思います。