大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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施設使用不承認も入館制限も民間事業者に大きな裁量権~男女平等センター移転に伴う条例改正の問題~

2023年06月27日 | ●議会・委員会
入新井第一小学校の*複合化で、男女平等推進センターが入一小に移転するので、そのための条例改正案が提出されました。ところが、移転するのであれば、住所だけ変えればいいのに、条文が変わり、料金が変わっています。調べて見えてきた問題を理由に、そもそも、複合化には反対ですが、合わせて反対の理由を述べましたので、ご報告します。(*複合化=学校の余裕ある容積率を使って学校内に施設を詰め込む建て替えの手法。安くなるといわれるが、一時的に建設費がかさむだけでなく、建築期間が長期化するため、こどもの教育環境にも影響を及ぼす) . . . 本文を読む

フェアな民主主義の考え方、活動を広げることにしました! 大田区議会の会派届に考えたこと

2023年05月08日 | ●議会・委員会
地方自治法上「会派」と言う言葉が出てくるのは、政務活動費だけだと聞いたことがあります。地方議会によっては、一人会派には政務活動費を支給していない議会もあったそうです。最近は確認していませんが、、、。報酬を増やすと目立つから、政務調査費(今の政務活動費)という区民?市民?に見えにくいかたちで、支給しているという話を先輩議員から聞いたこともあります。ところが、地方議会(たぶん国会も?)において、会派と言うのは、思った以上に大きな役割を持っています。会派代表者会議で話したことを守らないと、大田区議会だと「問責決議」という制裁を受けたりします。議会での発言時間を5分に制限したのも、会派代表者会議ですし、議会事務局に区長部局の調査をさせないことを決めたのも会派代表者会議です。 . . . 本文を読む

蒲蒲線を考える区民学習講座の講師を務めます

2023年03月18日 | ●議会・委員会
~「かまかま線を考える区民学習講座」開催のお知らせ~ | ふぼれん (fuboren.net)   開催日  4月1日(土) 会 場  プラムハイツ大森西集会室(沢田児童館都となり) 開始時間 午後7時~ 定 員  30名(申込先着順) 申込先  右記アドレスに kanno121@nifty.com 1名前(ふりがな)と年齢、2住所、3連絡先、4所属 . . . 本文を読む

令和5(2023)年度大田区の予算への意見 払い過ぎている地方税が隠れ公共事業財源になる構造

2023年03月11日 | ●議会・委員会
令和5年度予算が成立しました。 フェアな民主主義 奈須りえは、次の理由から賛成することができませんでした。予算の利害関係者は、生活する区民、大田区で働く職員、大田区の仕事を請け負う事業者に大きく分かれると思います。予算は、仕事を請け負う事業者には、物価高騰を反映した安心できる予算になったと思いますが、生活する区民も、働く職員も、物価の高騰で受けるサービス料金が上がり、収入が増える要素の無い可処分所得の減る予算で、賛成できませんでした。予算の討論と、たった5分に凝縮したので、補足の説明をします。 . . . 本文を読む

大田区議会第四回定例会を終えて 大田区はもはや区民の奉仕者では無い

2022年12月09日 | ●議会・委員会
大田区議会第四回定例会が終わりました。議会を通じ、思うのは、大田区はもはや、区民の奉仕者ではないということ。 全体の奉仕者という言葉がありますが、そこさえ突き抜け、区民を見ていない。 繰り返し発言していたのが、自治体は住民福祉の主体であること、投資をして利益を得られるのは区民ではなく、投資家であることだったように思います。 . . . 本文を読む

大田区議会第四回定例会の主な議案について

2022年12月09日 | ●議会・委員会
私は、議案や予算にこだわって議会活動しています。 最も大切な議員の仕事の一つが、この議会での言動だと思っているからです。 区民の皆さんの声を聴くのも大切ですが、ここでの発言が区民生活をうつしたものでなければいけないと考えているからです。 税金をどう使うか、社会のしくみをどう作るか、ここに問題があるから、お金の流れが変わって、格差や貧困がうまれるのです。 ただ、今は、グローバル化で、日本だけの問題でなくなっているから、難しいですね。 少なくとも、与えられた地方議員の役割は、しっかりと果たしたいと思います。というわけで、第四回定例会の主な議案についてご紹介します。 . . . 本文を読む

奈須りえへの多数決でのワクチン証明等未提出への制裁について

2022年12月07日 | ●議会・委員会
今年夏、私費で都外に視察した際、*幹事長会の申し合わせを理由に、コロナワクチン接種証明・PCR検査結果の提出を求められました。 議長に強制か、出さない場合どうなるか、確認したところ、お願いだと言われ、当時感染は落ち着いていて自由に移動できましたし、視察先からも提出を求められませんでしたので提出しませんでした。それを理由に問責決議、目立つよう広報されたことに、大変に戸惑っています。なぜ、確認した時、出さなければ問責相当と説明していただけなかったのでしょう。 非公式の申し合わせに従わなければ制裁となれば、議会や法令は無力化し、区民生活に及ぼす影響も心配です。 *幹事長会:交渉会派の幹事長で構成されている非公式の会。傍聴不可。議事録も無い . . . 本文を読む

大田区議会第三回定例会・令和2年度2020年度決算委員会が始まります 9月13日~

2022年09月07日 | ●議会・委員会
大田区議会第三回定例会が始まります。今回の議会では、決算についての審議も行います。 はなばなしく報道される予算に対し、(9月5日には、国の来年度予算概算要求の総額が報道されています)決算は、ほとんど報道もありませんが、決算こそが私たちの税金の使い道の実態で、とても大切だと思います。 実際に審議に関わっていると、予算は、区民に対するアピール的要素も大きいと感じているからです。 . . . 本文を読む

少数会派には委員会も選ばせない大田区議会大会派のやり方はフェアな民主主義か

2022年05月28日 | ●議会・委員会
議員になって、会派というのがあって、それが議会活動に大きく影響していることを知りました。代表質問は交渉会派(現在4人)しかできませんし、総務財政委員会も議会運営委員会も基本交渉会派しか入ることができません。それでも、区議会の現員数が45人なので、定数が10人だと、少数会派でも選べる可能性があったのですが、委員会の定数を10人から9人に減らして、それさえ選べないようにしてしまいました。 . . . 本文を読む

少数会派は委員会も選べない、質疑も討論も多いと指摘される、だから、多数意見しか区民から見えなくなる

2022年05月12日 | ●議会・委員会
この時期になると、所属委員会の委員構成がかわります。かつては、総務財政委員会以外の委員会から1~2名の枠があり、少数会派で調整して決めていましたが、少しずつ選べなくなってきています。清掃事業について取り組んだら、清掃事業の所管委員会が、かわったり、羽田空港飛行ルート変更について取り組んだら、自民党の方から、やめてくださいと言われたりして、なかなか、継続して、取り組むことが難しくなっています。今年、少数会派で調整して決まった「交通問題特別委員会」ですが、2人は入れることになっていたのに、1人に変えて、しまったそうです。もう一人の蒲蒲線に取り組んでいる方に、別の委員会へと言うお声掛けがあったそうです。リニアのことを一生懸命やっていると私も外されてしまうかも知れないと心配です。 . . . 本文を読む

法律が変わって、犬にマイクロチップを埋め込んで管理 その向こうに国が準備する世界、どう思いますか?

2022年03月09日 | ●議会・委員会
これまで、犬の登録の際に、自治体が発行していた鑑札にかわり、マイクロチップで登録、管理するよう法律が変わりました。 これによって、獣医師さんで作られる団体が、登録や管理を行うようになります。 東日本大震災などで、ペットと離れ離れになってしまったことなどもあって、マクロチップでの管理になったようですが、生き物にマイクロチップを埋め込んで、行政や民間が、位置情報などをデータ管理することは、あってはならないことだと思います。 外国では、人にICチップを埋め込んでいる事例があるそうです。 日本では、内閣府のHPには、ムーンショット目標には、人間の脳波から言葉や行動を解読しようとしていることが書かれています。 個人情報管理も、人体の内側にまで入り込んでこようとしているということで、まるでSF小説のようです。 先日の、カラスやハトへの餌やりから生じる鳴き声や糞などの迷惑を罰金で規制しようというのもそうですが、本来なら、倫理や哲学など、大きな議論になってよい問題だと思いますが、乗り越えてはならない自然の摂理をいとも簡単に乗り越えようとしているように感じます。 大変なことが起きていると思います。 大田区議会では、私以外全員賛成でした。 みなさんは、どうお考えになりますか。 . . . 本文を読む

大田区がハト・カラスへの餌やりに条例で5万円以下の罰則を設けることで自然を迷惑にしてしまう心配

2022年03月09日 | ●議会・委員会
大田区議会は、ハトやカラスへの餌やりに5万円以下の罰則を設ける条例を可決しましたが、私は、罰則をもって規制する事が、将来、自然を減らすことに繋がらないかと反対しました。 みなさんは、どうお考えになりますか。 ハトやカラスへの餌やりが区民生活に影響を及ぼしています。 なかなか止まないので、大田区が条例を作りました。 ・罰則を設けているうえ、 ・被害と行為の因果関係の判断が難しい(特定しにくい)ことや、 ・ハトやカラスへの餌やりによる被害と、樹木など庭木等に集まる被害を区別しにくいこと ・結果、迷惑をかけたくない、という気持ちから、益々、まちから自然が減ってしまうのではないかと思い、 一人でしたが反対しました。 大田区は、そんなことはしないと説明しましたが、個人の家に来るハトカラズが、公道や公園に糞をしたり羽を飛ばせば、規制の対象だそうです。 最後は、条例文が残り、そこに基づき判断されることになります。 自然が迷惑になってしまう、それを公権力で自粛ではなく罰則をもうけるようになっていることに、開発の進んだまちのありかたについて、あらためて考えさせられました。 . . . 本文を読む