仕方ないと思っている方が多いコロナの影響ですが、海外と比べ、日本の施策の不備が目立ちます。
そもそも、内部留保も多く体力のある大企業と、それに対し脆弱な中小企業や個人事業主ですが、日本経済における中小企業や個人事業主の果たす役割は、海外に比べ大きいといわれています。(ジェトロ・経済産業省などに確認)
コロナの海外の施策をみると(ドイツで比較)そうした体力の差を配慮した対応になっています。
ところが、そうした海外との違いについて指摘すると、
各国がそれぞれの実情に応じて行っているものと考え、単純に国際比較することは、経済情勢や金融政策も異なることから適切ではない。
と逃げますが、それでは、日本と各国のどこがどう違うのか調査、認識できているかと言えば、グローバル化の程度(外国資本がその国の市場にどのくらいの割合を占めているかなど)さえ認識できていません。
結果、コロナと国や東京都や大田区のコロナ施策は、大資本、グローバル資本の市場拡大をアシストしているようにさえ、見えます。 . . . 本文を読む
コロナの緊急事態延長で心配なのが、飲食店の時短で打撃を受けている卸売業です。新鮮でおいしい全国の食材を流通させている仕組みが、市場と仲卸しなどですが、飲食店と市場をつなぐ仲卸しは協力金の支援がないため、大きな打撃を受けています。協力金でなんとかしている飲食店も、仲卸から仕入れられなくなれば、同じメニューを同じ値段で提供できなくなるかもしれません。 . . . 本文を読む