今は

　旗の台の駅で、偶然、香港時代の友人に会いました。
　
　「そろそろ会いましょう」とメールがまわり、約束したところ。縁のあるときは、続くもの。
　
　彼女も含めた数人で、香港時代、月に一度お花を習っていました。
　何一つ身に付いたものはありませんが、それなりに、一通り、流行のお稽古は経験してきました。

　シャドウボックス、パッチワーク、トールペイント、スティッフィーボウ・・・・。リカちゃんの洋服を作るのも流行ってましたっけ。

　日本人倶楽部のバザー、レッドクロスのボランティア、帰国・来港の方があるたび行うランチ。
　面倒だと思ったり、緊張したりしたことも、今は良い思い出。

　返還前後の、香港が浮き足立っていたあの頃に、日本はバブルがはじけてしまっていたのに、まだ、バブルの真っ最中だった香港に、私がいたという実感もうすれてきています。