大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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やっぱり越流回数と比例するわけでは無かった【呑み川の悪臭、スカム、魚(ボラ等)のへい死】

2024年10月17日 | フェアな民主主義

決算議会で取り上げた呑み川合流改善事業の課題で、過去の大田区の調査を比較して、悪臭やスカム、(酸欠で死ぬ)魚のへい死の数が、比例していないことに気づきました。

一点、質問の直前に気づいて、気になったのが、魚のへい死回数のデータの取り方が、果たして同じかどうかということでした。

調査の中で、10匹以上へい死が見られたときに記録するいう条件を付記している調査と、そうでない調査があったからです。


調査の前提が変われば、単純にへい死回数を比較するのは、良くないと思いました。

悪臭やスカムの数は、比例していなかったので、そのままそれを根拠に質問しましたが、質問後に環境対策課に確認していたのですが、今日、担当課から、お答えいただきました。

調査方法は、変えていないということでした。

あらためて、越流回数と、悪臭やスカム、魚のへい死の回数が比例していない環境対策課のデータをお知らせします。

ここで言いたかったのは、越流回数と悪臭やスカム、魚のへい死などは、必ずしも正比例せず、ほかの要因も関わっている。

越流対策だけでなく、根本的な問題の所在を明らかにすべき。

なかでも、地面にコンクリートでふたをする開発の在り方について、問題提起しました。

詳細は、10月4日の活動報告をご覧ください。本文にリンクも張っておきます。

 

いったん、環境対策課から、データの取り方を変えていないとお答えいただきましたが
あらためて調査を読むと、
令和4年度の調査結果に、1回の事故が複数日に渡るため、複数日に確認しても
1事故1回で計上したとありました。


下記ご参照

 

 

令和5年の調査結果では、連日へい死を数えていますので
今日受けた説明と異なっています。

令和4年度までの調査結果と、データの取り方が、違うのです。

再度確認しようと思います。

 

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大田区では、環境調査報告書を発行していますが
令和5年度の報告書は令和6年12月に発行予定のため、環境対策課の調査結果をもとに作成した
令和5年度呑川水質浄化対策報告書のデータのから数字を拾い上げて使いました。
使った数字については環境対策課に確認済みです。

また、呑川水質浄化対策報告書のデータが4~10月のため、期間を4~10月に合わせています。

 

 

令和5年度呑川水質浄化対策研究会報告書 (p28)

 

 

 

 

令和元年 環境調査報告書 p98

たとえば、令和5年と令和元年を比較

           令和5年  対令和元年         令和元年

越流日数       27回   (0.56)         48回  
臭気感知数      86日   (2.02)         41日  
スカム発生日数    87回   (0.96)         90回  
魚浮上確認      30回   (4.28)          7回  

 

 


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