大田区議会議員 奈須りえ  フェアな民主主義を大田区から!

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「実践!建設業のためのアスベスト対策」建通新聞社

2007年01月17日 | ├.環境・エネルギー・廃棄物・アスベスト

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クボタのアスベストの公表以降、アスベスト除去工事が全国的に行われています。一方で、アスベスト除去工事のラッシュは、それをビジネスチャンスと捕らえ十分な知識とノウハウ、経験の無いままにアスベスト除去工事を請け負う業者その①が増えていると言う指摘もあります。 (その②) 
 こうした状況を早くから予測し、警鐘を鳴らしてきた「中皮腫・じん肺・アスベストセンター」「東京労働安全衛生センター」「建通新聞社」が『実践!建設業のためのアスベスト対策』-被害者にも加害者にもならないために―を出版しました。

 私も、アスベスト除去工事の際にリスクコミュニケーション(=地域住民などの関係者に対し環境や安全に関して情報公開や対話を行うこと)を行った事例の紹介として梅田小学校のアスベスト除去工事その① (その②)の際に、学校、教育委員会、除去事業者、PTA、地域住民などと説明会の場を何度か持ちましたが、その際の写真を提供した関係で取材協力者として名を連ねています。

 タイトルこそ「建設業のための…」となっていますが、過去に使用してきたアスベストを今後どのように安全に除去していくのかを、除去工事にあたる除去業者だけでなく、そのしくみを作る側(行政や議員)への“問題提起”あるいは“注文”としたと建通社の報道部のの脇坂氏は話しています。
 
 1月9日現在、全国105の書店、18の公共図書館、5つの大学図書館におかれる予定です。

 また、既にアマゾンでの申し込みが500冊を超えるなど、アスベストへの関心の高さをうかがわせます。

 アスベストの問題は、ますます私たちの身近な問題になってきます。
 民間を指導する立場である東京都が保有管理する都営住宅のアスベストの囲い込み工事でさえ法令を遵守することができない状況で、民間の事業者に法令を遵守したアスベストの除去工事・囲い込み工事を指導することができるのか本当に心もとなくなります。

 過去に使用されていたアスベスト使用の建物の解体・改修が今後十数年の間にピークを迎えます。

 解体の届出の窓口である大田区にも是非読んでいただきたい一冊です。


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3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
私も実は… (老国語教師)
2007-01-18 01:05:00
私も実は、中皮腫じん肺アスベストセンター事務局長のNさんには以前からいろいろお教えいただいているものです。今後ともどうぞよろしく。
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ブログ拝見しました (rie)
2007-01-18 00:49:54
コメントありがとうございます。
行政の建築物に使用されているアスベストでさえ
法令を遵守できずに、民間を指導していくことが
できるのでしょうか。
全くと言ってよいほど手のつけられていない
民間の建築物のアスベスト対策も急がれますね。
返信する
関心もっています (老国語教師)
2007-01-17 23:14:52
積極的なご活動に共感し関心をもって拝見しております。ひる石吹き付けについては、ほんとうに、堅固で飛散しないという状態なのかどうか、大阪であちこちでひる石吹きつけを見ましたが、見た目よりはもろくて、何かがぶつかったのか、剥落していることが多いです。大阪府立学校ではすべての含有ひる石を除去しました。私のHPリンクを貼り付けさせていただきますのでご覧いただければ幸いです。http://www.eonet.ne.jp/~gakkou-asbestos/huritukou%20sonogo.html
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