ミカドフキバッタ Parapodisma mikado (北海道)
[分 布] 北海道・本州
[食 樹] フキ・クズ・キク科植物などの葉
[時 期] 7月~10月
※ 体長は約19㎜~39㎜前後のバッタ科フキバッタ亜科に属する昆虫。
北海道・本州に分布し、低山地~山地まで広く分布し個体数は多い。
成虫は主に山地の草むらや林縁などで見られる、♂の体長は約19㎜~29㎜で♀は26㎜~39㎜。
雌雄共に胸部両脇に黒い縦状が見られ、後脚の腿節下面は赤色になっている。
翅は退化して短いので飛ぶ事が出来ない、その為各地で種・亜種に分かれている。
ミカドフキバッタの♀は夏~秋にかけて土中や朽木に産卵し、翌春幼虫が孵化する。
この申しわけ程度の羽根を背中に残したミカドの他にも、すっかり退化させて全く羽根のなくなったサッポロフキバッタ、普通のバッタのように飛べるハネナガフキバッタがいます。
山地であちらこちらで普通に見る事が出来るミカドフキバッタ
菌に侵され死んでいたミカドフキバッタ
[近似種3種の比較写真]
左:サッポロフキバッタ
右:ハネナガフキバッタ
,ミカドフキバッタ
[ミカドフキバッタの幼虫]
[産卵中の♀のミカドフキバッタ]
ミカドフキバッタの♀は倒木や硬い地面などにもお尻を突っ込んで産卵している
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