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こんちゅう探偵団

日本各地の昆虫好きが集まる謎の探偵団結成・・・!?
Let's 昆虫採集!! Since in 2013.10.12

[北海道編] ムネホシシロカミキリ

2017年08月20日 | 探索日記(生物)
2017年 

今年のムネホシシロカミキリの発生を見て来ました ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪









ムネホシシロカミキリ
クワの葉のスウィープで得られたムネホシシロカミキリ。
採集後に室内撮影したもので、毎年同じポイントにて採集しているが局地的で個体数も年々減っている様に感じます。
大事に見守りたいポイントのひとつ。



クロダンダラカッコウムシ
おまけは同所にて採集したクロダンダラカッコウムシ。
あまり多くないので出会う機会が少ないカッコウムシ科の甲虫。ちなみに体長は5㎜前後。

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[北海道編] 7月に札幌市内で見られた昆虫など

2017年08月19日 | 探索日記(生物)
2017年7月 

札幌市内の某林道を数カ所探索してきました ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪







エゾトゲムネカミキリ
今年はエゾトゲムネカミキリの発生木を発見し、なかなか得難い本種を複数採集することが出来た。
こんなに見られたのは初めてで、来年もこの木で発生してくれたら嬉しい限り。
腹部末端のごま降り模様が格好良いカミキリムシです。
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クリイロチビケブカカミキリ
これはエゾトゲムネカミキリの発生木と同じ木で発見した、体長5㎜前後の小型のカミキリムシ。
小さいうえにとっても地味なカミキリムシですが、複数の本種が樹皮の上を運動会状態で走り回っていた。
その中で交尾個体を発見し、じっとしていたので上手く撮影することが出来た。
ホストはサワグルミ・アズキナシ・シナノキなどの各種広葉樹。





シリジロヒゲナガゾウムシ
今年初めて撮影したシリジロヒゲナガゾウムシ、ゾウムシと名が付くがゾウムシ科では無く、『ヒゲナガゾウムシ科』に
属する甲虫です、お尻の部分が白くて遠目からはお猿の顔にも見えるが、良く見ると三つ葉のクローバーの様にも見えます。
また、♂の触角が棍棒の様に太く広葉樹の倒木の上を歩き回る姿はとってもユニークで興味をそそられる虫でした。
個体数は多いのか、少ないのか良く分かりませんが個人的には今まで見た事が無かったので、少ない様に感じます。



シマヘビ 黒化型
通常は淡黄色の体色に4本の黒い縦縞模様が入るが、今回は黒化型のタイプ。
通称:「カラスヘビ」と呼ばれるもので、虹彩も黒い。
林道脇で休んでいた様で、近づいて全く逃げないのでしばらく観察・撮影させてもらった。




クロサワヘリグロハナカミキリ
セリ科の花に飛来した個体を網で掬ったので生態写真は撮れず、帰宅後に室内撮影したもの。
今年は毎年みている林道脇のセリ科の花が苅られ、ほとんど見る事が出来なかったクロサワヘリグロハナカミキリ。
出会えただけでもラッキーでした



ニセヤツボシカミキリ
オヒョウやハルニレなどをホストとするカミキリムシ。
北海道・本州に分布し個体数は少ない為人気がある。
今年もポチポチ本種には出会っているが、初めて採集した時の感動は無く個人的には普通種の様な扱いになってしまっている。



ガロアケシカミキリ
各種広葉樹の枯れ枝などで得られる体長4㎜前後のガロアケシカミキリ。
小さい為野外での生態写真はなかなか撮影出来ず、今回も帰宅後に室内撮影したもの。
山地の広葉樹の枯れ枝のスウィープで得られた個体です。



ツマキトラカミキリ
市内の土場で採集したツマキトラカミキリ、シラカバ材で良く見かける。
小型の個体が多い中で、♀の大型個体を見るとやはり格好良いなぁと思ってしまう。



ジョウザンシジミ
帰りに立ち寄ったジョウザンシジミの有名ポイントにて1個体採集して来ました。

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[北海道編] 北海道檜山支庁のヤスマツトビナナフシの記録 [産卵]

2017年08月18日 | 探索日記(生物)
2017年 

檜山支庁で採集したヤスマツトビナナフシ。
成熟したヤスマツトビナナフシは遂に産卵しました、卵の形状からヤスマツトビナナフシと確定する事が出来た。
北海道檜山支庁での本種の記録は北海道初記録との事で今後大事に飼育したいと思います ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪



ヤスマツトビナナフシの卵
北海道にもう1種分布しているシラキトビナナフシの卵よりも編目模様が大きく、いびつな形をしています。



ちなみにこちらが以前飼育した際に産卵したシラキトビナナフシの卵です。
網目模様が細かいです。









ヤスマツトビナナフシ
現在元気にしています。
産卵は未だ4個の卵のみですので今後もう少し採卵し累代飼育にチャレンジする予定です。

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シロシタホタルガ

2017年08月17日 |  ●その他科

シロシタホタルガ Neochalcosia remota
2011年8月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[50-55㎜]
ホスト[ハイノキ科:サワフタギ・クロミノニシゴリ・タンナサワフタギなど]
写真の個体は夜間の外灯回りで見つけたシロシタホタルガを撮影。

日本各地に生息するマダラガ科[ホタルガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布しており、主に日中活動する昼行性の蛾、夜間灯火にも飛来する。
北海道では7月下旬が見頃で各地で見る事が出来ます。
雌雄の触角は両櫛歯状ですが、♀の櫛歯は短い。
触角の付根・胸部は藍色に輝き、頭部が鮮やかな赤色をしている。
前翅は一様に黒く、中央付近に太い白帯が見られる。


 
左:2011年7月 北海道 [触角付け根と胸部が美しい藍色に輝くシロシタホタルガ]
右:2011年7月 北海道 [海岸付近の外灯で見つけたシロシタホタルガ]


 
左:2011年8月 北海道 [夜間外灯付近の鉄柵に飛来したシロシタホタルガ]
右:2010年7月 北海道 [日中に石狩川沿いの道路にいたシロシタホタルガ]


 
左:2013年7月 北海道 [道北で見つけたシロシタホタルガ]
右:2011年7月 北海道 [夜間外灯付近の草地にいたシロシタホタルガ]




ホストとなるサワフタギの実と花(北海道札幌市)


[シロシタホタルガの飼育記録]



2024年6月 幼虫採集


2024年6月 前蛹 葉の上に糸で足場を作り葉をくるめてその中で繭を作ります


2024年6月 繭の中で蛹になりました


2024年7月 羽化 幼虫を採集してから27日目に1匹目が羽化


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ニッコウフサヤガ

2017年08月16日 |  ・フサヤガ亜科

ニッコウフサヤガ Atacira grabczewskii
2011年6月 北海道

分布[日本各地] 時期[6-8月] 開張[25-29㎜]
ホスト[カエデ科:オオモミジなど]
写真の個体は夜間の外灯回りで見つけたニッコウフサヤガを撮影。

日本各地に生息するヤガ科[フサヤガ亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布しており、夜間灯火に飛来する。
北海道では平地でも見られるが本州以南では主に山地で採集されてるようです。
古い図鑑ではニッコウフサモクメとして紹介されている。
♂の触角は基部から中程まで鋸歯状で、その先に長い毛があり両櫛歯状に見える。
近似種のフサヤガ・コフサヤガに比べると明らかに小型となる。
また前翅の模様で他種との区別は容易。

北海道に分布するフサヤガ亜科は、以下の通り。
■ フサヤガ ★☆☆
■ コフサヤガ ★★★
■ ニッコウフサヤガ ★★☆
※ ★は北海道での採集難易度を示しております。


 
左:2015年8月 北海道 [海岸付近の外灯にいたニッコウフサヤガ]
右:2011年7月 北海道 [低山地の外灯付近の草地に静止するニッコウフサヤガ]


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キモンハイイロナミシャク

2017年08月15日 |  ・ナミシャク亜科

キモンハイイロナミシャク Venusia blomeri
2011年6月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[6-7月] 開張[20-21㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、キモンハイイロナミシャクを撮影。

北海道・本州に生息するシャクガ科[ナミシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地かけて分布し、個体数はやや少ない印象の小型のキモンハイイロナミシャク。
上翅は灰色で、外縁付近は茶色、基部付近は薄い茶色で彩られる。
近似種のクロスジカバイロナミシャク(外縁の点列は三角形)に似るが、本種の外縁の点列は短線状となる。
また後翅は本種の方が暗い印象となる事が多い。
本州では中部山地で7月下旬に見られるがやはり個体数はやや少ない。
ホストは不明だが、ヨーロッパではオヒョウを食草としている。



2015年8月 北海道 キモンハイイロナミシャク Venusia blomeri [札幌市内でのライトトラップにて飛来したキモンハイイロナミシャク]


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キタマダラエダシャク

2017年08月14日 |  ・エダシャク亜科

キタマダラエダシャク Abraxas sylvata microtate
2014年8月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[6-9月] 開張[20-26㎜]
ホスト[ニレ科:オヒョウなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、キタマダラエダシャクを撮影。

北海道・本州に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地にかけて分布し、個体数は普通。
似た様な種が多いので同定には注意が必要です。
本種の特徴は横脈上に黒環を欠く、また全体的に白っぽい個体が多いのも本種の特徴。


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キスジハイイロナミシャク

2017年08月13日 |  ・ナミシャク亜科

キスジハイイロナミシャク Hydrelia sylvata
2015年6月 北海道

分布[北海道・本州・四国] 時期[6-7月] 開張[20-26㎜]
ホスト[不 明]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、キスジハイイロナミシャクを撮影。

北海道・本州・四国に生息するシャクガ科[ナミシャク亜科]に属する蛾の仲間。
平地~山地まで広く分布し、個体数は普通。翅は明るい褐色。
内外横線は太く、黄褐色。



2015年6月 北海道 キスジハイイロナミシャク Hydrelia sylvata


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キイロエグリヅマエダシャク

2017年08月12日 |  ・エダシャク亜科

キイロエグリヅマエダシャク Odontopera aurata
2012年7月 北海道

分布[北海道・本州] 時期[4-7月] 開張[37-44㎜]
ホスト[ブナ科:クリ/ツバキ科:チャなど]
写真の個体は夜間外灯回りで見つけた、キイロエグリヅマエダシャクを撮影。

北海道・本州に生息するシャクガ科[エダシャク亜科]に属する蛾の仲間。
山地性のエダシャクで胸部には明るい黄色のふささふの毛が生えている。
前翅の翅頂は尖り、外縁は中央付近に向かって緩くえぐれている。
近似種のエグリヅマエダシャクに似る。


  
左:2015年7月 北海道 キイロエグリヅマエダシャク Odontopera aurata
中:2013年7月 北海道 キイロエグリヅマエダシャク Odontopera aurata
右:2014年7月 北海道 キイロエグリヅマエダシャク Odontopera aurata


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[北海道編] 北海道檜山支庁のヤスマツトビナナフシの記録

2017年08月11日 | 探索日記(生物)
2017年 

檜山支庁で採集したトビナナフシの一種。
成虫になり、色々調べた結果初見のヤスマツトビナナフシと判明致しました ヾ(〃^∇^)ノわぁい♪







ヤスマツトビナナフシ
腹部の突起の確認でようやくヤスマツトビナナフシと言う事が判明しました。
初採集だけに嬉しい出会いに感激です、今後は産卵して卵の形や編み目模様で確実になる事と思います。

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