ヒメアケビコノハ Eudocima phalonia
2011年9月 北海道
分布[日本各地] 時期[8-10月] 開張[94-96㎜]
ホスト[ツヅラフジ科:コウシュウウヤク・コバノハスノハカズラ・オオツツヅラフジなど]
写真の個体は夜間の外灯回りで見つけたヒメアケビコノハを撮影。
日本各地に生息するヤガ科[エグリバ亜科]に属する蛾の仲間。
エグリバ亜科のグループの中でアケビコノハに匹敵する大きさを誇るヒメアケビコノハ。
前翅の模様は、アケビコノハの様に『枯葉にそっくり』と、まではいかないが、茶褐色に
白紋や淡い褐色帯をちりばめ複雑な模様を作り出している。
南方系の蛾で、北海道で見られるのは極めて稀。
今回採集した個体は左後翅が欠損した個体だった。
北海道に分布するエグリバ亜科は、以下の通り。
■ ウスエグリバ ★★☆
■ キタエグリバ ★☆☆
■ アカエグリバ ★★☆
■ マダラエグリバ ★★☆
■ ヒメアケビコノハ ★★★
■ アケビコノハ ★☆☆
■ キマエコノハ ★★★
※ キマエコノハにおいては1985年[赤井川村]・1950年代[旭川市]でのみ記録がある。
※ ★は北海道での採集難易度を示しており、★が多い程出会う確率が低くなります。
[ヒメアケビコノハ・アケビコノハ 標本]
左:2011年9月 [採 集] 北海道 ヒメアケビコノハ
右:2013年10月 [採 集] 北海道 アケビコノハ
■何時も閲覧頂きありがとうございます。
宜しければ【昆虫マーク】をクリックし応援お願いします("`д´)ゞ ラジャ!!
にほんブログ村
(*`・ω・´)ノ゛ 今後とも【こんちゅう探偵団】ヨロシクです♪