(1)よく人は車に乗ると(運転すると)「人」が変わると言われることがある。確かに同乗して普段は温厚で落ち着いている人が、急に前の遅い車を追い抜けなどと叫ぶ姿をみて驚くことがある。
専門家の分析では、車内は完全個室空間で自分の世界に浸りやすい環境にあり、その分他者に邪魔されたくない気分が高揚すると言っていた。
(2)どちらもまったくあてはまらないドライバーだけれども、車を移動手段のツールとしてみるのか、趣味、飾りとしてみるのかの意識の差異も影響している気がする。
車の色や形にこだわり時には違法改造などもして他とは違う独自性、独創性にこだわり、ナンバーさえも好みにそろえる愛車家もいる。
安全無視の違法改造は別にして、それはそれで個人の好みとして自由なことだが、それが偏向して行き着く先が精神状態の不安定化(コントロール不能)につながり、自画自賛の暴走行為や最近社会問題化している「あおり運転」など優越感、迷惑行為(trouble-some driver)を生んでいる。
(3)全国で何千万人のドライバーがいる中で、車運転で自分「ひとり」の世界に浸りたいなど不可能なことで、自動車運転は公共性の高い社会の中で相互依存型世界であることの「自覚」が必要だ。
交差点を信号指示で相互に安全に往き来する交通システム、左側車道通行、速度制限、一方通行システムなど法令遵守(compliance)がなければ安全に進まない、進めない道路交通体制だ。
(4)自分の世界に浸るドライバーは信号無視に交通ルール無視でスリルを楽しむがごとくの自己満足の勝手放題だが、車の完全個室空間が生む異常な「錯誤」である。
前述の「あおり運転」は昔からあったが、やはり高速道路網が全国に整備して危険被害が加速して社会問題化した。
車が完全個室空間であるように、高速道路も人(歩行者)を遮断した車の世界の完全占有空間であるから、自分の世界に浸りやすい環境をつくっている。
(5)特に高速道路は高速運転(速度制限はある)が法令で保障されているので、なおさらに自分の世界の達成感、自由度が増すように気分高揚を後押しする。
さらに一般道路のように他人の目、監視カメラもあちこちにあるというわけでもなく、閉鎖性(closure)の中でことさらに高揚感を高めることが想像される。
現在、市街地ではあちこちに防犯カメラ、監視カメラが設置されてそれはそれで犯罪捜査に有効なツールとなっているが、高速道路にも交通ルール、マナー違反対策には監視カメラの設置を増やす必要がある。
(6)スピードの出し過ぎ、マナー違反、無視、それによる人命にかかわる迷惑運転、不法運転行為が常態化しており、やはりこれには摘発(disclosure)、懲罰(discipline)が安全運転保障には必要だ。
専門家の分析では、車内は完全個室空間で自分の世界に浸りやすい環境にあり、その分他者に邪魔されたくない気分が高揚すると言っていた。
(2)どちらもまったくあてはまらないドライバーだけれども、車を移動手段のツールとしてみるのか、趣味、飾りとしてみるのかの意識の差異も影響している気がする。
車の色や形にこだわり時には違法改造などもして他とは違う独自性、独創性にこだわり、ナンバーさえも好みにそろえる愛車家もいる。
安全無視の違法改造は別にして、それはそれで個人の好みとして自由なことだが、それが偏向して行き着く先が精神状態の不安定化(コントロール不能)につながり、自画自賛の暴走行為や最近社会問題化している「あおり運転」など優越感、迷惑行為(trouble-some driver)を生んでいる。
(3)全国で何千万人のドライバーがいる中で、車運転で自分「ひとり」の世界に浸りたいなど不可能なことで、自動車運転は公共性の高い社会の中で相互依存型世界であることの「自覚」が必要だ。
交差点を信号指示で相互に安全に往き来する交通システム、左側車道通行、速度制限、一方通行システムなど法令遵守(compliance)がなければ安全に進まない、進めない道路交通体制だ。
(4)自分の世界に浸るドライバーは信号無視に交通ルール無視でスリルを楽しむがごとくの自己満足の勝手放題だが、車の完全個室空間が生む異常な「錯誤」である。
前述の「あおり運転」は昔からあったが、やはり高速道路網が全国に整備して危険被害が加速して社会問題化した。
車が完全個室空間であるように、高速道路も人(歩行者)を遮断した車の世界の完全占有空間であるから、自分の世界に浸りやすい環境をつくっている。
(5)特に高速道路は高速運転(速度制限はある)が法令で保障されているので、なおさらに自分の世界の達成感、自由度が増すように気分高揚を後押しする。
さらに一般道路のように他人の目、監視カメラもあちこちにあるというわけでもなく、閉鎖性(closure)の中でことさらに高揚感を高めることが想像される。
現在、市街地ではあちこちに防犯カメラ、監視カメラが設置されてそれはそれで犯罪捜査に有効なツールとなっているが、高速道路にも交通ルール、マナー違反対策には監視カメラの設置を増やす必要がある。
(6)スピードの出し過ぎ、マナー違反、無視、それによる人命にかかわる迷惑運転、不法運転行為が常態化しており、やはりこれには摘発(disclosure)、懲罰(discipline)が安全運転保障には必要だ。