(1)民進党前原代表は希望するもの全員を希望の党から立候補させると宣言して、民進党は希望の党に合流することを決めたが、その希望の党の小池代表はすべて受け入れることは「さらさら」考えていないと選別をすることを明言している。
これまでの本来なら民進党の希望の党の合流話はここでご破算ということになるが、一部選別から外される枝野議員らが独自の立憲民主党を結成して、その他民進党100人以上は希望の党の公認とすることが発表された。
その他野田、岡田議員など09年民主党政権で首相、外相など要職で支えた議員なども無所属で立候補を予定している分裂(disunion)だ。
(2)希望するものは全員希望の党から立候補させると言った前原代表は、この間の流れを「想定内」として、22日(総選挙投開票日)に言ったこと、考えていたがこういうことだったんだ(政権交代論)ということがわかると強弁(bluff)してみせた。
小池代表の選別発言に反発して立憲民主党を新たに結成した枝野議員らは、政権交代を再び果たす目的だけでどうみても政策、理念、主義で一致しない小池新党の希望の党合流を一度は容認したのはやはり大義のためとはいえ十分に軽率だった。
(3)政治家の「言葉の軽さ」が今更のように脚光を浴びているが、民進党の今回の希望の党合流話にはどちらからもの政治家の言葉の軽さ、思惑ばかりを痛感させられるものだった。
やせても枯れても09年民主党政権を引く継ぐ野党第一党の民進党(改名)としては、民進党を中心とした野党再編を主張すべきことであって、政策政党として国民に国のあるべき姿を提言、提示すべき政治責任があった。
(4)総選挙では09年民主党政権失敗の自己検証、反省、出直しを直接国民に伝える機会であり、安倍自民党とりわけ安倍首相が森友、加計疑惑回避で自ら行うと言ったていねいな説明を無視しているのとは対照的に国民に直接検証、反省、出直しを伝えることで安倍自民党との違い、責任と存在を主張すべきことだ。
09年民主党政権の政策自己否定による国民の期待に応えられなかった自己検証、反省を十分にしてこなかったツケがその後の民進党の党勢低迷につながっているのはあきらかだ。
(5)それは党名変更ごときでは国民不信は解消するものではなく、政治、政策手法の誤りを自ら認めて反省し、出直すことでしかできないことである。
これまでは民主党、その後の民進党は左翼革新系から右翼保守系まで混在して党内がバラバラで決めれない政治と言われてきたが、その民進党が今回の総選挙を控えて希望の党合流では不思議と反対意見もなくすんなりまとまったかとその変化を感じたものだが表面的な上塗りであって、中身は詰めの甘さ、見切り発車による不確実(uncertainty)なもので民主党以来何も変わっていないことを自ら証明してみせている。
(6)国民が09年民主党政権のような革新的「看板」政策、政治(当時は財源、準備不足が露呈)に期待していることはあきらかであり、これでは国民の信頼回復にはつながらない。目を覚ますべきだ。
これまでの本来なら民進党の希望の党の合流話はここでご破算ということになるが、一部選別から外される枝野議員らが独自の立憲民主党を結成して、その他民進党100人以上は希望の党の公認とすることが発表された。
その他野田、岡田議員など09年民主党政権で首相、外相など要職で支えた議員なども無所属で立候補を予定している分裂(disunion)だ。
(2)希望するものは全員希望の党から立候補させると言った前原代表は、この間の流れを「想定内」として、22日(総選挙投開票日)に言ったこと、考えていたがこういうことだったんだ(政権交代論)ということがわかると強弁(bluff)してみせた。
小池代表の選別発言に反発して立憲民主党を新たに結成した枝野議員らは、政権交代を再び果たす目的だけでどうみても政策、理念、主義で一致しない小池新党の希望の党合流を一度は容認したのはやはり大義のためとはいえ十分に軽率だった。
(3)政治家の「言葉の軽さ」が今更のように脚光を浴びているが、民進党の今回の希望の党合流話にはどちらからもの政治家の言葉の軽さ、思惑ばかりを痛感させられるものだった。
やせても枯れても09年民主党政権を引く継ぐ野党第一党の民進党(改名)としては、民進党を中心とした野党再編を主張すべきことであって、政策政党として国民に国のあるべき姿を提言、提示すべき政治責任があった。
(4)総選挙では09年民主党政権失敗の自己検証、反省、出直しを直接国民に伝える機会であり、安倍自民党とりわけ安倍首相が森友、加計疑惑回避で自ら行うと言ったていねいな説明を無視しているのとは対照的に国民に直接検証、反省、出直しを伝えることで安倍自民党との違い、責任と存在を主張すべきことだ。
09年民主党政権の政策自己否定による国民の期待に応えられなかった自己検証、反省を十分にしてこなかったツケがその後の民進党の党勢低迷につながっているのはあきらかだ。
(5)それは党名変更ごときでは国民不信は解消するものではなく、政治、政策手法の誤りを自ら認めて反省し、出直すことでしかできないことである。
これまでは民主党、その後の民進党は左翼革新系から右翼保守系まで混在して党内がバラバラで決めれない政治と言われてきたが、その民進党が今回の総選挙を控えて希望の党合流では不思議と反対意見もなくすんなりまとまったかとその変化を感じたものだが表面的な上塗りであって、中身は詰めの甘さ、見切り発車による不確実(uncertainty)なもので民主党以来何も変わっていないことを自ら証明してみせている。
(6)国民が09年民主党政権のような革新的「看板」政策、政治(当時は財源、準備不足が露呈)に期待していることはあきらかであり、これでは国民の信頼回復にはつながらない。目を覚ますべきだ。