いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

コロナ社会の歴史的皮肉。 historic irony in the society of corona virus

2020-11-06 20:05:51 | 日記
 (1)20年はコロナ社会の影響下の中の1年だ。米大統領選もコロナ社会の影響を大きく受けた。トランプ大統領はマスクも拒否して、密集の大規模集会を開催して批判を浴びた。投票も郵便投票が採用されて数千万通(票)ともいわれて締切日、方法(様式ー2重封筒)が選挙区で異なり、両陣営に思惑の違い、開票の行方、なかなか票が出てこない、読めない、遅れる原因にもなった。

 (2)トランプ大統領が郵便投票を選挙不正の象徴としてとりあげ、開票作業の中止を求める訴訟にもなった。郵便投票は民主党支持者に多いとされ(黒人、エスタブリッシュ層か)開票が進むにつれて民主党バイデン候補の優勢がはっきりしてきて、本日紙面でも「バイデン氏過半数目前」の見出しが躍る。

 (3)それと今回米大統領選投票総数1億5900万人超え(報道)で120年で最多の投票の中でどれほどの影響力があるのかわからないが、世界最大のコロナ感染拡大国で5日現在感染者948万6486人、死亡者23万3729人すべてが有権者でないにしろ、投票できたのかできなかった(感染者で)のかはわからないにしろ、今回の米大統領選で仮に投票していたらと考えると両陣営にどう影響したのかコロナ社会の影響の大きさを感じる。

 (4)トランプ大統領が米国のエスタブリッシュ支配社会でこれまで利益配分に恵まれなかった国民マイノリティ層の声を取り上げた「功績」はあったと書いたが、世界の政治、経済の秩序、規律(paradigm)を米国第一、保護主義で一方的に破壊して煽(あお)り、分断のミゾを深く、広げた政治は世界最大のコロナ感染国米国の現実とともに民主党バイデン候補に現在7000万超の大統領選史上最多(報道)の得票を生み出し、今「勝利目前」の結果を迎えようとしている。

 (5)コロナ社会での歴史的皮肉(historic irony in the society of corona virus)だ。

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