いのしし くん。

政治、経済から音楽全般の評論
ultimate one in the cos-mos

スパイラルなはしゃぎすぎ。 spiral too much romp

2020-11-19 20:32:43 | 日記
 (1)超音速で発射される兵器を迎撃するというのは、それは簡単ではないが、現在の迎撃ミサイルの命中率は50%程度と2本に1本は防げないといわれている。日本海を挟んで近い北朝鮮ミサイルの速さに対応するイージス艦対応が安全保障なのか問題のあるところだが、日米が共同開発する新型の迎撃ミサイルがICBM(大陸間弾道ミサイル)の迎撃実験に成功(報道)した。

 (2)何か命中率50%確率の中でICBM迎撃成功で妙に「はしゃぎ」すぎ(too much romp)が伝わってくるようで、米軍などが開発研究した新型兵器の性能の高さに今度はそれに狙われてそれを迎撃するのに四苦八苦する姿にパロディを見るようで、エスプリ(esprit)が妙に利いて、人間の浅はかさ、欲、愚かさをみせつけられるようでむなしい限りだ。

 (3)核兵器も大型化から迅速な移動可能な小型運搬型、潜水艦発射型などとコンパクトに形を変えて、いつでもどこでもどんなときでも攻撃発射できる脅威の時代をつくり出し、人類自らの生命、安全を脅かすというパラドックス(paradox)時代、社会だ。
 その結果が冒頭の日米共同開発による米軍ミサイルがICBM迎撃実験の成功ニュースの「浮かれ」だった。

 (4)今世界は新型コロナ感染流行拡大の脅威が覆いつくしているが、そもそも動物から人間に感染してこれが急速に世界的に人間感染流行拡大しているもので、動物が自然派性的に保有していた新型肺炎ウイルスなのか、どこからやってきたものかわからずにウクチン、治療薬の開発研究もようやく治験段階で副作用影響力の安全確認が求められている段階で、世界的な第3波の大襲来で実用化、実効性が急がれている。

 (5)病気と兵器を同列で論じられないが、人間が地球上に起こし得るもの、脅威に対峙し対抗するためにそれを駆逐する撲滅するために挑まなければならないという矛盾、パラドックス性で人類、社会、世界共通の命運、宿命だ。

 コロナ社会で東京五輪を来年7月に延期して、ワクチン開発が開催に間に合う見込みで「はしゃいで」ばかりもいられない回りまわって身に降りかかる脅威であり、スパイラルなはしゃぎすぎ(spiral too much romp)だ。

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