ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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仮面ライダー鎧武 第22話「7分の1の真実」

2014-03-16 09:36:07 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第22話「7分の1の真実」

やはりユグドラシルは間違っている。ばれそうになったら街ごと吹き飛ばすのはおかしいし、絶対何かをまだ隠している。ユグドラシルのやり方に苛立つ紘汰と、「余計な真似を」とシドに苛立つ光実。そこへ紘汰に舞からクラック出現の連絡が入る。まだ開く前ではあったが、場所は何と人通りの多い端の上だった・・・
とうとう隠しきれない場所にまでクラックが出現したことを、ユグドラシルも気づいていた。橋の両側を塞ぎ、ヘルヘイム側の入り口にも防衛線を敷こうとする貴虎。凌馬は最も重大な決断、いよいよ沢芽市を焼き払う時が来たら、君がスカラーシステムのボタンを押すんだという。ヘルヘイムの方には凌馬と耀子が向かう事に。


感想
スカラーシステムに続き、プロジェクト・アークの真相が明かされた今回。サラッとシドが会議に加わっていますが、彼が変身できなくなったことを周りは知っているのでしょうか。しかしまさかシドのみならず、耀子までもがエナジーロックシードを奪われる事になるとは予想外でした。
プロジェクトアークとは、ドライバー量産による人類救済計画。ドライバーを介することでヘルヘイムの果実を人体に無害なエネルギーとする事で、食事の必要を無くすと。「ヘルヘイムに侵食されたとしても果実を食べなければ良い」かもしれませんが、ヘルヘイムの植物が他の植物を枯らしてしまうことを考えると、食べるものが無くなってしまうのも解決しなければならない問題ですね。

ドライバー量産は10億台が限界。ならば人類の数をそこまで減らせば良いというのがユグドラシルの考え。医療品メーカーという設定がここで生きてくるとは思いませんでした。直接手を下すのではなく、医療品に手を加えることで人類を殺すことだってできるし、特定の人間を生かすことだって出来る。末恐ろしい組織だなぁユグドラシル・・・

紘汰は熱い信念のもとにインベスを、そして遂に斬月・真を一時は押し切るほどの強さを見せました。このままいけば!というところで、貴虎から紘汰に告げられた裕也の真実。犠牲と引き換えの希望が許せない紘汰ではありましたが、自分と舞が裕也の犠牲と引き換えに希望を手に入れたことを知り、何も言えない状態に。ユグドラシルのやり方を否定しながらも、実は自分がその方法を既に選んでしまっていたことを知った紘汰はどのようにして立ち上がるのでしょう。

紘汰はどこまでも真っ直ぐで、正しいことを言っているとは思います。犠牲の上に成り立つ希望は絶望と同じ、ユグドラシルは許せない。本音を隠して暗躍している他の面々と違い、自分の意見を素直に話し、ありのままの感情を出しているのが好印象です。
ただ、どこまで先の事を考えているのかが気になります。紘汰にはヘルヘイムの侵食を食い止める具体的な手立てはあるのでしょうか。今はまだ、街を滅ぼし、人類を減らしてでも残りの人類を救済しようとするユグドラシルが許せない、という感情で動いていますが、ユグドラシルをもしも壊滅させたとして、その後の侵食にどう対応するつもりなのでしょう。人の善意を信じぬく彼ならば、「人類が力を合わせればきっと解決できる」と思っているのかもしれません。しかしそう上手くもいかないのが現状。紘汰1人ではとても食い止めきれないであろうこの事態に、果たして今後、どのように立ち向かうのか。

にしても、光実がどんどん怖くなっていきます。「地下のフリーステージ」と偽ってシェルターに連れて行くとか、本当に怖いなぁこの子。彼が必死に隠していた裕也の真実を、兄がばらしてしまいましたが、さて光実はどうするのか・・・

次回はいざ出陣、カチドキアームズ!
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仮面ライダー鎧武 第21話「ユグドラシルの秘密」

2014-03-09 09:48:05 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第21話「ユグドラシルの秘密」

ヘルヘイムの真実と、地球が侵食されるまであと10年という事実を知った紘汰。彼の元に光実が現れるも、戒斗は行方知れずのままだった。紘汰は光実に白いアーマードライダー、斬月・真から話を聞いたことを明かす。光実は紘汰が斬月・真の変身者が名乗らなかったこと、裕也の事を聞いていないと知り安心する。

紘汰からヘルヘイムの真実を聞かされるも、既に知っているためあまり驚かない光実。それを指摘されると「実感がわかないから」と光実は答え、これでユグドラシルのやって来たことにも筋が通ると語る。全ては人類を救うためと言われたら納得しないかと光実。しかし紘汰は結局は嘘をついているという事に納得がいっていなかった。
そんな彼に、秘密を抱えたまま頑張ったおかげで舞が笑えていることを指摘する光実。この世に本当の平和は無い。しかし人の心には安息が必要。それを守るためには、力を手に入れた者だけが真実を受け止め、戦い続けなければならない・・・


感想
自分でインベスを操り、鎧武JLを襲わせることでシドに逃げる時間を与え、その後インベスを撃破して紘汰に感謝される・・・シドに借りを作ることも出来ましたし、紘汰には怪しまれない。光実の策士っぷりが時折怖いです(汗。

さて今回はユグドラシルの秘密の一部が明らかに、あのリングがまさか街を滅ぼす兵器だったとは・・・そういえばビルにインベスが襲撃してきた際も防衛システムが働いていましたし、外部からの攻撃には強そうですね。プロジェクト・アークの方が人類を救済する策でしょうか。ノアの箱舟のような感じで、必要な存在をどこかに収容し、宇宙に飛び出すとか?

秘密を守っていたから守れる笑顔もある。しかし秘密を知り、辛いことも苦しいことも受け止めたいと考える人もいる。全ての人が晶と同じような考えではないでしょうから、どちらかが間違っていて、どちらかが絶対に正しい、ということは無さそうです。どちらも事実だからこそ、迷ってしまうのでしょうね。
しかし阪東曰く、何かを秘密にしておこうという者は疑った方が良いとの事。これは紘汰が光実を疑うきっかけになるのだろうか。

今回、シドとの決着もつきました。思いの他早かったですが、だったら本編前でジンバーチェリーアームズでシグルド&マリカと戦っていたのは何だったんだよwこれまで本気が出せなかったとはいえ、本気を出せば勝てると思ってしまったが故の油断でしょうか。一応オレンジアームズは倒していましたが、予想以上に紘汰が成長していたようで。これからのシドの立ち位置が気になります。

世界を救うという目的は正しい。しかしその為に誰かを、街を犠牲にするなんて間違っている。邪悪と見なした者に対してここまで怒りをぶつけられる紘汰に対し、貴虎も注目はしているようで。紘汰のような人間が諦めてくれれば、自分のやり方しかないと気持ちの整理をつけることが出来る。しかし諦めずに立ち向かってこられると、紘汰の思いに賛同してしまうかもしれない。しかしユグドラシルにしろ紘汰にしろ、この侵食を食い止める手立てはあるのかな。

次回はジンバーチェリー!
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仮面ライダー鎧武 第20話「世界のおわり はじまる侵略」

2014-03-02 09:50:27 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第20話「世界のおわり はじまる侵略」

真実を教えるという貴虎の後を着いていく紘汰。紘汰は裕也を探しているという話を切り出し、それに貴虎が答えようとしたとき、目の前にインベスが出現した。紘汰は鎧武に、貴虎は斬月・真にそれぞれ変身しインベスをなぎ払う。

次から次へとインベスがあふれ出すこの森で、一体何をしているのか問いかける紘汰。そして紘汰は貴虎から、戒斗は「自分たちは敵同士ではない」といった凌馬からヘルヘイムの真実を聞かされる。


感想
てれびくんのCMでネタバレされるのもいつも通り。

今回ついに明かされたヘルヘイムの秘密と、それに対する考え方の違いが顕になりました。
インベスはかつて森に文明を築いていた人や、そこに住んでいた動物。このままでは10年後には地球は新たなヘルヘイムの森に侵食されてしまう。ではどうするか。

紘汰は全てを人々に明かし、こんな時だからこそ人々は一致団結し、争うことをやめて共にヘルヘイムの脅威に対抗できるという考え。
貴虎は人々に知らせた場合のパニックや、ユグドラシルの研究成果を巡っての争いを考慮し、全てを秘密裏に進め、対抗するのはその力を持つ者だけが担えば良いという考え。光実もこれに近いものでしょう。
戒斗は侵略は絶好のチャンスであり、戦って生き延びた者だけが未来を掴み取れるという考え。

貴虎のいうように、紘汰の考えは人の悪性やパニックを考えていない理想論のように思えます。誰も彼もが事態を正面から受け止められるほど強いわけではないでしょうし、実際パニックも起こるでしょう。どうせ滅びるなら何をしても良いという考えも生まれるかもしれません。それでも、人の善良さを信じたい気持ちも分かります。
人々にいつも通りの日常を続けさせるため、秘密裏に処理しようとする貴虎の思いも分かります。だったらもうちょっとセキュリティをしっかりしろと言いたいですが、今回の貴虎は終始カッコよかったと思う。
戒斗は紘汰や貴虎とは異なり、真実を知らせることで、強者と弱者を選別しようと試みることに。戦わなければ生き残れない!という考えのようで。ただのんびり暮らしているだけでは日常は守れない。戦ってこそ平和は勝ち取れる。しかし、本当に彼は弱者を切り捨てることが出来るのでしょうか。

ユグドラシル内部でもそれぞれの思惑があるようで。禁断の果実を手にした者がユグドラシルの未来を、世界の命運を握る。これからの戦いは今まで以上に精神的に厳しいものがあるでしょう。ユグドラシルのやり方に納得できないとはいえ、世界を救おうとしているのは間違いないこと。そんな相手を倒すことが本当に正しいことなのか。新たな陣羽織も登場するようではありますが、紘汰がどのような答えを出すのか、気になるところでまた次回。
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仮面ライダー鎧武 第19話「贈られた秘密兵器」

2014-02-23 09:54:25 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第19話「贈られた秘密兵器」

紘汰にもう一度変身するように迫ってきたアーマードライダー・デューク。紘汰は生身でデュークと対峙し、隙を見て鎧武ジンバーレモンアームズへと変身する。互いにレモンエナジーのロックシードを有するライダーではあるが、その実力は桁違い。デュークは鎧武JLのソニックアローの一撃を受けてもビクともせず、逆に鎧武JLを一撃で変身解除にまで追い込んだ。
戦闘には慣れておらず、加減を間違えたというデュークは、紘汰に再度変身するよう迫ってきた。そこへ戒斗が駆けつけ、バロン・バナナアームズに変身して立ち向かうも、瞬く間に変身解除に追い込まれてしまった。

目を覚ました戒斗は、ボロボロの体でユグドラシルの研究施設に向かおうとし、紘汰も戒斗を案じてその後をついていく。その光景を眺めるデュークの正体は凌馬だった・・・


感想
スーパーヒーロータイムの締めくくりに出てきたバロンが手を振っていて笑いましたw戒斗が良い笑顔で手を振っているかと思うとw

前回の合同ダンスイベントで各チームとも良い関係になっているようで、チーム鎧武とバロンが互いに笑いあっているのを見ると微笑ましく思います。しかし、同時にインベスゲームがなくなったことで、チームを解散する人間も出てきたとのこと。皆が皆、真剣にダンスを踊ろうとしていたわけではなく、インベスゲームのためにダンスを踊っていた人間もおり、手段と目的が逆転しているチームもあったと。

デュークは戦闘になれていないということで、データ収集もろくにできないまま圧倒する結果に。耀子も本気を隠しており、斬月・真はジンバーレモンが真っ向から立ち向かっても勝てない相手・・・あれ?シグルドは?(汗。シグルドも本気を出せば彼ら並に強いのかもしれませんし、本気のシドも見てみたいですね。

ユグドラシルへの突入を試みた紘汰と戒斗。それを知り、裕也の情報を知られないために突入作戦を明らかにした光実。それぞれの思惑がぶつかった結果、紘汰は貴虎から真実を知らされることに。さてヘルヘイムの森の真実とは一体・・・というか、残り30話ぐらいあるんですが、どういう展開になるのか想像がつきません。

紘汰の生身アクションも凄かったところでまた次回。


余談
今週のニコニコでの電王は第5話。ウラタロス初登場回です。モモタロスがちゃんと「ウラタロス」と呼ぶシーンは何気に珍しい気がします。
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仮面ライダー鎧武 第18話「さらばビートライダーズ」

2014-02-16 09:55:01 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第18話「さらばビートライダーズ」

このままでは街で踊れなくなるため、舞は抗争終了を宣言するべく、合同ダンスイベントを企画する。評価は地に落ちており、実際ひどいことをしているチームもいるが、このままではいけない。自分たちが手を組めば、街の人々は自分たちが争いをやめたこと、インベス被害とは関係ないと分かってくれるはず。評価は戻らないが、もう一度、一から始めれば良い。自分たちが争ってまで手に入れたかったものはダンスに他ならない。
舞や光実たち、チーム鎧武がそれを必死に説く一方、紘汰もまた鎧武として、ユグドラシルの思うようにはさせないと、オレンジアームズとパインアームズを使いインベスたちと戦っていた。

何とかインベスを撃破した紘汰がチームのもとに戻ると、舞たちは落ち込んだ様子だった。皆で一緒にということは、バロンも参加するという事。元々無闇に抗争を激しくしたのはチームバロンであり、バロンの戒斗とは踊れない・・・その意見に同意し、皆いなくなってしまったのだった。舞は戒斗の元へ行くといい、紘汰もその後に着いていく。


感想
散々裏で邪魔していたのに、いざステージに上がると楽しそうに踊りだす城乃内wwそりゃコメントでも笑われるわw何だかんだで彼もダンスが好きだったんだなと感じさせられるシーンでした。しかし、同じランクの低いロックシードで変身するアーマードライダーなのに、グリドンとナックルのこの違い。ナックル単体では上級インベスの相手はきつそうですが、それでもまだまだ強くなる可能性を秘めていると戒斗。真っ向からただひたすら殴り続けるそのスタイル、嫌いじゃないわ!

戒斗は自身の戦いを始めるため、そして恐らくはチームバロンの面々を躍らせるためにバロンを脱退。しかしザックの危機には駆けつけてくれるという一面も見せてくれました。何だかんだでブラーボとの戦いで負傷した仲間を心配していましたし、何だかんだで仲間思いの一面もありますね。新世代ライダーでもない限り、あのインベスにもバロン1人で勝てていたかもしれません。それでもトドメをザックに刺させるという行為。今後も影ながらサポートしてくれるのかな。

「ここからは皆のステージだ!」と必死に皆のダンスを守った紘汰。光実を戦闘に参加させなかったのも、彼に躍らせるためだと思います。決して派手ではなく、観客も殆ど0。けれども自分たちの好きなダンスを精一杯、どんなトラブルがあっても踊り続ける彼らはカッコよかったと思います。利益や、他人からの評価を受けることしか考えていなかったら、とてもあの場で踊ることは出来ないでしょう。ダンスが好きだから、どんな場所でも踊ることが出来たのだと思います。そんな彼らを再評価する声もありましたが、次回からはどうなっていくのでしょう。

デュークとの戦いは来週に持ち越し。戦闘になれていないから加減できないという凌馬の実力はどれほどのものか・・・


そしてバトライド・ウォーⅡ発売決定!今度は鎧武も使える劇場の戦い。クウガに関してはオールライダー系で参加できるという事で(汗。ダブルCJGXやウィザード・インフィニティードラゴン、ソーサラーの姿もありました。劇場先行登場のパターンもありますが、タマシーコンボやスペシャルラッシュなど、劇場限定フォームもありますし、そういった面々の活躍にも期待です。MOVIE大戦版のタジャドルの登場演出はぜひムービーで見たいですね。
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仮面ライダー鎧武 第17話「桃のライダー、マリカ光臨!」

2014-02-09 10:20:04 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第17話「桃のライダー、マリカ光臨!」

貴虎は光実をユグドラシルの一員として相応しい実力を証明してもらう必要があるという。その任務とは、紘汰から戦極ドライバーを奪取するということ。お前にとっては容易い任務だ、と貴虎は言うが、光実にとってはそう簡単な話でもないようで・・・

紘汰はアルバイトを申し込むも、ビートライダーズの一員だということで断られてしまい、通りすがりの親子から危険人物扱いされてしまった。
チーム鎧武の集会所に戻った紘汰に、光実は「それでもまだアーマードライダーを続けるのか」と問いかける。ユグドラシルに捕まって、あんな目にあって・・・しかし紘汰は「だからだよ」と返答する。ユグドラシルは研究が第一で、街の人たちの安全は二の次。悪事の証拠を掴んで公開しなければならないと考えていた。
今度は紘汰が光実に、守りたいものがあるのかと問いかける。誰にも分かってもらえなくても、それでも戦う理由になる大切なものはあるのかと。それに対し光実は、紘汰や舞と笑顔で楽しく過ごせる時間は、いつまでも変わらずあって欲しいという。例え自分がどんなに変わっていっても。妙な事をいう光実に、「俺たちはこれからもずっと友達だろ」と紘汰は言うが、光実の脳裏によぎるのは、裕也インベスを撃破した時の映像・・・


感想
自分の居場所、皆の笑顔を見ているために動く光実。その頭脳をフルに発揮したものの、全てが思い通りにいくわけではない。自分の手を汚さずに済ませるという甘えは、大人の世界では通用しない。光実にとって一番の難敵は、予想外の行動をする凰蓮のような存在かもしれませんね。
しかし、自分の居場所を守るためとはいえ、姉の晶をも巻き込んだ計画を立てるとは、光実も結構危ない橋を渡っていると思います。今回の計画が紘汰に知られた時、果たして紘汰はどのような反応をするのでしょうか。しかし紘汰は光実があんな場所にいたことについて、何の疑問も持たなかったのかな。それだけ光実を信頼しているという証拠かもしれません。

凌馬から兄よりも頭が切れるのではと評価された光実。というか、兄が鈍感すぎな気がしないでもないです(汗。凌馬の真意を見抜き、それを紘汰に悟られない形でマリカ=耀子に伝え、撤退させる・・・切れ者だなぁ。もしこんな彼が敵に回ったと考えると末恐ろしいですね。

メロンの君の情報を求めるべく、鎧武と戦ったブラーボ=凰蓮。その行動の中でも、姉の晶をお客様として扱い、お菓子を楽しんでもらおうと考える姿勢には、お菓子のプロフェッショナルとしての心意気を感じました。悪い人ではないと思いますが、ただただ、扱いが難しい人間だなぁと。

次回は遂にデューク登場!そういえば今回シドが出てきませんでしたが、ニコニコ配信中の電王でイマジンに憑依されているからでしょうかw
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仮面ライダー鎧武 第16話「新アームズ!ジンバーレモン誕生!」

2014-02-02 09:25:29 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第16話「新アームズ!ジンバーレモン誕生!」

龍玄に変身した光実は、黒影トルーパーからダンデライナーを奪い取りつつ、何とか追っ手の撃破に成功する。
一方、シグルドから逃れた鎧武OとバロンBもまたダンデライナーに乗った黒影トルーパーに負われていた。鎧武はイチゴアームズに変身しつつ、何とか追っ手を振り払い、逃亡に成功する。

ラットの見舞いに訪れた紘汰と光実。ラットが植物の種を植えられていないものの、巻き込んでしまったことを謝る紘汰。だがラットは、そうやって独りで抱え込まないで欲しい、「仲間でしょ、俺たち」という。
舞たちは今も尚、他のチームに呼びかけていた。好きなダンスを踊るために仲間を集めていただけなのに、いつの間にかランキング争いやステージの奪い合いが始まってしまった。インベスゲームが起こったからこそ、そんな事態に発展したのかもしれない・・・そう考えていた2人の前に、宝石を奪うインベスが現れた。その後をつけると、何とビートライダーズの1チーム・レッドホットが、インベスを使って強盗していたことが判明する。


感想
阪東さんの色々といえば、上司の良く分からない発言に「は?」と返す、ザビーゼクターを無理やり従えさせて変身、最強のワームになって人類ワーム化計画進行とかでしょうかw根岸の正体が他のネイティブと変わらなくて驚いた記憶が。

さて今回は騒ぎに乗じたビートライダーズがインベスを使って犯罪を起こしていることが判明。その中でもレッドホット、曽野村たちは宝石強盗をインベスにやらせた上、シドからもらった錠前を使って、鎧武からドライバーを奪おうとする始末。舞の努力をあざ笑うかのような行動ばかりでした。ただダンスを踊りたかっただけなのに、どうしてこんなことになってしまったのか。阪東さんのいうように、力はその使い方次第でヒーローにも怪物にもなれてしまう危険な代物。インベスを使ってインベスから人を守ることも出来るのに、その力を強盗に使う様は怪物そのものでした。

力を持たないから善人、力を持つからといって悪人とは限らない。力を持ちながらも、その力を正しく使おうとする紘汰の戦いは、ジンバーレモンによって新たなステージへ!果実のミックスという発想は面白いですね。こいつをググッと飲み干せば、今日も1日良い気分だったりするのでしょうかw
陣羽織を羽織ったジンバーレモンもカッコよかったのですが、ただ単に手に入れた力を喜ぶのではなく、あまりにも強すぎる力に疑問を持つのは新鮮でした。

一方、世界の滅亡を救うプロジェクトのリーダーのはずが、弟がライダーになったことに今まで気づかず、スイカロックシードを盗まれ、ユグドラシルへの侵入まで果たされてしまった貴虎兄さんは、弟に真実を見せることに。あの光実が怯え、公表できないとまで感じたヘルヘイムの森の正体とは何なのでしょう。「世界の滅亡」がかかっているとのことですが、一体・・・?こちらの世界がヘルヘイムの森に侵食され始めていることと関係しているとか、「ヘルヘイムの」森なのでヘルヘイムという存在がいるとか。

次回は仮面ライダーマリカ、そして龍玄との戦い?
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仮面ライダー鎧武 第15話「ベルトを作った男」

2014-01-26 09:55:43 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第15話「ベルトを作った男」

拘束され、ユグドラシル内部に連れてこられた紘汰と戒斗。紘汰が何も語らないのを見て、初瀬の最期を戒斗は悟った。そんな2人を、潜入していた光実は影から見つめていた。
そして紘汰たちはベルトを作った男、凌馬の元へと連れていかれ・・・


感想
DJサガラの謎。凌馬たちに協力しておきながらも、紘汰の力についての考えを知り、新たな力を手渡すことに。研究素材としてというよりも、個人的な興味で紘汰たちの動きを楽しんでいるといった感じでしょうか。刹那の人生の中、精一杯輝こうとする若者たち。大人の思い通りにはならない。ユグドラシルから抜け出し、新たな戦いが始まることでしょう。

ベルトを作った男・凌馬と初めての出会いもありましたが、何よりも秘書?の湊さんマジ強い(汗。この人が変身したら更に恐ろしいことになりそうな悪寒。シグルドが放った一撃を止めていましたし、実力はかなりのものになりそうですね。シグルドもまだ本気を出していなかったようですから、まだまだ、戦いは始まったばかりです。それにしても、シドさん、変身シーンは帽子を押さえるというカッコいいものでしたが、その頭上から降ってくるのはサクランボというw

今回、裕也が襲われた場面を光実は必死に隠そうとしていました。光実にとってはあれは既に起こった録画映像。しかし紘汰はあの場面をどう解釈したのでしょうか。光実のようにファイル名を見たわけでも無いですし、リアルタイムでの映像であり、「裕也はまだ生きており、ヘルヘイムの森にいる」と勘違いしてもおかしくないと思います。あの時の光実の行動を紘汰はどう捉えるのかも気になるところです。

次回は新たな力、ジンバーレモン!陣羽織チョーイイネ!

平成VS昭和では、仮面ライダージョーカーと、BLACK&BLACKRXが戦うようですね。翔太郎の中の人はBLACKが好きとのことですし、この戦いは見逃せないです!
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仮面ライダー鎧武 第14話「ヘルヘイムの果実の秘密」

2014-01-19 09:34:02 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第14話「ヘルヘイムの果実の秘密」

ヘルヘイムの果実を喰らい、インベスに変貌してしまった初瀬。「手遅れだ」といい、初瀬インベスを殺そうとする斬月・真だが、それを鎧武オレンジアームズが食い止める。「あれはもう人間じゃない。人を殺す怪物だ」という斬月・真だが、その前にバロンが「こいつには俺も借りがある」として立ちはだかる。

バロンの助けを借り、鎧武は初瀬インベスの後を追う。「お前を助けたいだけなんだ」という紘汰の言葉にも耳を貸さない初瀬インベス。一度は刀を抜いたものの、紘汰は変身を解き、自分が分かるかと初瀬インベスに問いかける。「お前を傷つけるつもりは無い」「一緒に病院へ行こう」と必死に語りかける紘汰。それが通じたのか、初瀬インベスは苦しみの後に再び人間の姿に戻る。だがその右手には凶暴な爪、左手には森の植物が残ったままだった。一緒に病院へ行こうという紘汰を吹き飛ばし、初瀬はどこかに消えてしまう・・・


感想
衝撃の真実が明かされることとなった第14話。ヘルヘイムの果実を食すことにより、人間だけではなく、モルモットなどの動物もインベスに変貌してしまう。つまりこれまでのインベスは、こちら側の生物が変貌していた可能性が高い。あの森で暮らしていたインベスも、こちら側に繁殖した果実を食べた人間or動物が変質し、クラックを通って森で暮らしていた可能性もあると・・・
おまけにこれまで行方不明だった裕也が紘汰と舞を襲っていたこと、そして鎧武に初めて変身した紘汰の手により殺されていたことも判明しました。衝撃の事実を知った光実は、今後どうなっていくのでしょうか。紘汰にはとても話せる内容ではないですし、かといって裕也を探して舞たちを危険に巻き込みたくも無い。秘密の計画は秘密のまま・・・頭が良いだけではとても解決できそうに無いこの話題。光実がどう取り扱うのか気になります。にしても、相変わらず貴虎というか、ユグドラシルの警備がゆるゆるなのは大丈夫なんでしょうかw入り口に警備員置くとかしろよwパソコンのファイルもパスワード無しで普通に見れてしまうし、会議室にも鍵はかかってないし・・・そして何よりも、後部座席に弟が隠れていることに気づかない兄。光実の隠れ方が上手かったんですかね。

人を襲う化け物を倒すこと。人それを「正義」という・・・のかどうかはさておいて、紘汰がこれまでやってきたことも、人間を守るためにしてきたことなんですよね。中には裕也インベスのように、人間が変質したインベスもいたかもしれないですし、そもそも動物が変質したものだから殺してもいいわけでもない。相手が人だと分かった今回は人殺しは出来ないと言っていましたが、これまで紘汰は裕也を含め、何人かの人間を殺してきた可能性もある。「知らなかったからしょうがない」では済まされない話ですね。今後、インベスを前に紘汰は戦えるのでしょうか。

自分をライダーに仕立て上げた張本人の手によって殺された初瀬。インベスになっても、その力は鎧武やシドの変身したライダーに勝てるものではなかったのが哀しい。戦極ドライバーでも、ヘルヘイムの果実の力を借りても、勝利は成し遂げられませんでした。
最初は勢いが良いのに、劣勢だと分かると途端に怯えだし、逃げようとする。そんな人間らしさ、初瀬らしさを感じ取ったからこそ、紘汰も尚更攻撃出来なくなったのでしょうね。2度目の対戦時、震えながら変身する紘汰が印象的でした。仲間だから殺したくない。だが人間を守るためには戦わなくてはならない。全てを背負う覚悟が無いと、今後は戦っていけないでしょう。

次回も気になりますが、新しい映画では翔太郎がまるでおやっさんのようだ・・・!
あと1号さんが「平成ライダーだと!?甘ったれるな!!」「平成ライダーなど、ライダーとは認めん!!」と叫んでましたが、ネットムービーで「大ショッカーでもデストロンでも良いから改造されて来い!」みたいなこと言ってたっけなぁw
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仮面ライダー鎧武 第13話「鎧武、バロンの友情タッグ!」

2014-01-12 08:52:59 | 仮面ライダー鎧武
仮面ライダー鎧武 第13話「鎧武、バロンの友情タッグ!」

病室で苦しむ1人の男性・・・彼の体にはヘルヘイムの森の植物が体から生えていた。それは怪生物事件としてニュースになり、インベスゲームとの関連性も指摘する。紘汰と舞を心配する晶だが、紘汰は姉を振り払って外へと飛び出して行く。
市民への侵食被害者の出現は、凌馬にとって予想の範囲内だった。引き続き事態を隠蔽しつつのプロジェクトを進めるという凌馬と、その下準備も出来ているとシド。これでDJサガラの役目も一段落だというが、紘汰たちのもとには戦極ドライバーが残っている。その問題に関しては、「聞き分けの無い子供にはお仕置きが必要だからね」と貴虎に一任するのだった。


感想
力を求めるあまり、ヘルヘイムの森の果実を食らってしまった初瀬。その身は怪物と化してしまいました。予測できた事態ではありますが、まさか初瀬が被害者になるとは・・・以前、地下の施設で木の実に魅せられた人もインベスと化したのでしょうね。自分たちが戦ってきた相手、これから戦うインベスの中には、元は人間もいるかもしれない。果たしてこの事態に、今後の
紘汰たち、そして新世代ライダーたちはどのように対処して行くのでしょうか。
さすがの斬月・真=貴虎も驚いた初瀬の行動。貴虎が危険区域の封鎖をしようとする一方、凌馬はまだその時ではないと、隠蔽を続けたままのプロジェクト進行を決定していました。貴虎は一応市民の安全も考えているようですが、凌馬はプロジェクトが第一のようで。

インベスに襲われた人間は、体から植物が生えるという症状に襲われていました。その責任は、インベスゲームを行っていたビートライダーズに集中。ユグドラシルは紘汰たちにロックシードを配り、ドライバーのデータを収集し、更には森の侵食被害者が発生しても全てはビートライダーズに集中する・・・巧妙な計画ですね。ただインベスを倒して終わり、ではなく、インベスから人々を一切傷つけずに戦うのは難しすぎます。
敵と見なされながらも、人々の理解は得られないかもしれないけれども、それでもインベスと戦うことを選んだ紘汰はカッコよかったですね。そして披露された鎧武とバロンのタッグ!互いの力を認め合い、バロンもバナナを鎧武に手渡していました。紘汰ならば使えると思ったのでしょうか。

ただ、戒斗が人々の前で変身し、インベスを召喚していたのはまずかったと思います。ニュースを知ってか知らずか、あの行為は火に油を注ぐだけでしょう。本人にしてみれば「自分はインベスを制御しているし、人を襲わせたことも無い」という自覚があるからこその行動かもしれませんけども。
・・・あれ?そうなると、インベスを制御できずにばらまいたブラーボも結構な悪人じゃね?(汗。

次回は怪物化した初瀬との戦い・・・どう決着を着けるのだろう。
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