「ウルトラマン妹(シスターズ)」を読みました。300ページちょいだったので、かなり読みやすかったです。以下内容に触れている部分もあるので、ネタバレ注意です。
多くのウルトラマンの活躍から時が流れた時代。両親を亡くし、妹のあかりと2人暮らしの青年・月島翔太。高校卒業後もなかなか就職できずにいたが、ある日あかりに付き添われて天文台に就活に行った帰り、宇宙から飛来した発光体により、天文台がアメーバのような生命体になってしまう。絶体絶命の危機の中、ピンク色の光が翔太に宿った・・・かと思いきや、妹のあかりに宿り、次の瞬間アメーバは吹っ飛び消滅。あかりが言う事には「ウルトラマンになっちゃった!」との事だが・・・
「女の子だからマンじゃないだろ」というツッコミは劇中何度もされるのでさておいて。ルーキーウルトラマン・メビウスよりも更にルーキーな、光の国の訓練生見習い・ジャンヌと兄想いのあかり、平凡ながらも妹を大切に思っている翔太の物語でした。著者は小林雄次さん。ウルトラシリーズの脚本を担当されている、との事でしたが・・・脚本家の方に関して全く詳しくない私としては、失礼ながら初めて知りました(汗。
メビウスは初戦は街を盾にしてしまうなどの失態をおかしてしまいますが、ジャンヌは訓練生の見習いという事で、戦いすらもまともに出来ない有様。「ドジっ娘ウルトラマン」のようですが、リュウがいたら間違いなく叫んでるレベルですwただ気持ちだけは優しく1人前だとは思う。劇中には同じ訓練生でありながらも光線技もちゃんと打てる優等生・アムールも登場。ジャンヌがウルトラマンとハヤタの関係ならば、アムールはセブンのように人間の姿を借りた状態でした。
防衛軍も秘密裏に存在しており、影ながら平和を守っている様子。もうちょっとウルトラマンたちとの共闘が見たかったかも・・・
説明書きによれば、これまでの映像作品とは異なる世界観との事ですが、歴代ウルトラ戦士の名前が良く出てきます。アムールはゾフィーの妹分。セブンやマックスはブーメラン系武器の名手として、エースは男女合体変身、タロウはウルトラの父と母の息子、レオとアストラの兄弟、ウルトラマン先生・80、女性ウルトラマンの母やユリアン、ウーマンベスなどなど・・・何気にマックスやウーマンベスが出てきたのが驚きでした。まぁ1人でイリュージョニックスラッガーやっちゃうようなウルトラマンですからねw・・・しかしゾフィー兄さん、折角来たなら宇宙人の1人ぐらい倒していってくれよwそれと武器の説明ぐらいしてあげてくださいww・・・
はて、と昭和ウルトラマンの中でも名前が出てこないウルトラマンがいたのですが、彼の名前が出てくるシーンは笑ってしまいましたw
まだまだ見習いながらも、地球を守りたいという強い思いをもって、月島兄妹と触れあい人間についても学んでいくジャンヌ。彼女が正式に派遣されてくるのはいつの日か・・・しかしここまでウルトラマンと会話するというのも珍しい気がします。コスモスは結構会話していたイメージがありますが、あかりとジャンヌは姉妹のように触れ合っていました。戦いだけがウルトラマンじゃない。あかりとジャンヌの触れあい、あかりと翔太の兄妹愛が見所かと。とりあえず、あかりは可愛いかったです。
怪獣が何故東京を中心に出現するのかなども語られたこの作品。怪獣や宇宙人との戦いも結構コミカルに描かれており、ウルトラシリーズの知識が無くとも楽しめる作品だったと思います。ウルトラシリーズに興味が無い方が手を出されるかどうかは分かりませんが(汗。何となく読んでいて安心感がある作品でした。
ジャンヌたちが作中、最後に戦う敵に関しては某宇宙人を思い出したのですが、小林さんが担当された脚本を調べて納得がいきました。あの宇宙人も、作戦が成功していたらこんな風に侵略しようとしていたのかな。・・・想像力を奪おうとしたレキューム人と、想像力を使って世界を壊そうとしたイーハトン星人。人間の想像力が豊かな事を狙った2体の宇宙人。これもやはり未来の話なんでしょうか・・・・・・
気軽にさくっと読める、女の子ウルトラマンの物語でした。嫌いじゃないわ!
多くのウルトラマンの活躍から時が流れた時代。両親を亡くし、妹のあかりと2人暮らしの青年・月島翔太。高校卒業後もなかなか就職できずにいたが、ある日あかりに付き添われて天文台に就活に行った帰り、宇宙から飛来した発光体により、天文台がアメーバのような生命体になってしまう。絶体絶命の危機の中、ピンク色の光が翔太に宿った・・・かと思いきや、妹のあかりに宿り、次の瞬間アメーバは吹っ飛び消滅。あかりが言う事には「ウルトラマンになっちゃった!」との事だが・・・
「女の子だからマンじゃないだろ」というツッコミは劇中何度もされるのでさておいて。ルーキーウルトラマン・メビウスよりも更にルーキーな、光の国の訓練生見習い・ジャンヌと兄想いのあかり、平凡ながらも妹を大切に思っている翔太の物語でした。著者は小林雄次さん。ウルトラシリーズの脚本を担当されている、との事でしたが・・・脚本家の方に関して全く詳しくない私としては、失礼ながら初めて知りました(汗。
メビウスは初戦は街を盾にしてしまうなどの失態をおかしてしまいますが、ジャンヌは訓練生の見習いという事で、戦いすらもまともに出来ない有様。「ドジっ娘ウルトラマン」のようですが、リュウがいたら間違いなく叫んでるレベルですwただ気持ちだけは優しく1人前だとは思う。劇中には同じ訓練生でありながらも光線技もちゃんと打てる優等生・アムールも登場。ジャンヌがウルトラマンとハヤタの関係ならば、アムールはセブンのように人間の姿を借りた状態でした。
防衛軍も秘密裏に存在しており、影ながら平和を守っている様子。もうちょっとウルトラマンたちとの共闘が見たかったかも・・・
説明書きによれば、これまでの映像作品とは異なる世界観との事ですが、歴代ウルトラ戦士の名前が良く出てきます。アムールはゾフィーの妹分。セブンやマックスはブーメラン系武器の名手として、エースは男女合体変身、タロウはウルトラの父と母の息子、レオとアストラの兄弟、ウルトラマン先生・80、女性ウルトラマンの母やユリアン、ウーマンベスなどなど・・・何気にマックスやウーマンベスが出てきたのが驚きでした。まぁ1人でイリュージョニックスラッガーやっちゃうようなウルトラマンですからねw・・・しかしゾフィー兄さん、折角来たなら宇宙人の1人ぐらい倒していってくれよwそれと武器の説明ぐらいしてあげてくださいww・・・
はて、と昭和ウルトラマンの中でも名前が出てこないウルトラマンがいたのですが、彼の名前が出てくるシーンは笑ってしまいましたw
まだまだ見習いながらも、地球を守りたいという強い思いをもって、月島兄妹と触れあい人間についても学んでいくジャンヌ。彼女が正式に派遣されてくるのはいつの日か・・・しかしここまでウルトラマンと会話するというのも珍しい気がします。コスモスは結構会話していたイメージがありますが、あかりとジャンヌは姉妹のように触れ合っていました。戦いだけがウルトラマンじゃない。あかりとジャンヌの触れあい、あかりと翔太の兄妹愛が見所かと。とりあえず、あかりは可愛いかったです。
怪獣が何故東京を中心に出現するのかなども語られたこの作品。怪獣や宇宙人との戦いも結構コミカルに描かれており、ウルトラシリーズの知識が無くとも楽しめる作品だったと思います。ウルトラシリーズに興味が無い方が手を出されるかどうかは分かりませんが(汗。何となく読んでいて安心感がある作品でした。
ジャンヌたちが作中、最後に戦う敵に関しては某宇宙人を思い出したのですが、小林さんが担当された脚本を調べて納得がいきました。あの宇宙人も、作戦が成功していたらこんな風に侵略しようとしていたのかな。・・・想像力を奪おうとしたレキューム人と、想像力を使って世界を壊そうとしたイーハトン星人。人間の想像力が豊かな事を狙った2体の宇宙人。これもやはり未来の話なんでしょうか・・・・・・
気軽にさくっと読める、女の子ウルトラマンの物語でした。嫌いじゃないわ!