ひびレビ

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あの夏で待ってる 第12話「あの夏で待ってる。」

2012-03-28 07:21:11 | 2012年アニメ
あの夏で待ってる。 第12話(最終回)「あの夏で待ってる。」

檸檬先輩マジMIB。と、言う事で最終回を迎えました。人は死んでも思い出の中で生き続け、けれども忘れてしまうからそれを残そうと努力する。かつて地球を訪れた宇宙人が残した物は消えてしまいましたが、今度はイチカたちの思い出の中で生き続ける事でしょう。思い出は誰かに受け継がれていくもの。
「あの夏で待ってる。」の言葉どおり、檸檬監督による映画は、海人たちのあの夏の思い出そのもの。フィルムをまわせばいつだってあの夏で待ってる。カメラに映った風景だけでは無く、そこから連想させられる数々の風景もまた彼らの思い出なのでしょう。
一度は離れてしまった海人とイチカ。最後にはまた地球に来る事が出来たようですが、これはもしかして檸檬とりのんの活躍が大きいのかなーと。あくまでも追手はイチカの生体反応を負ってたわけですから、りのんを連れて帰らなくても問題無く、実際追手と戦ったりのんはそのまま置いて行かれた可能性があるでしょう。なので、檸檬たちがりのんを特別顧問として情報を提供してもらって、宇宙船の技術を知り、実際に星間航行・イチカたちに遭遇・連盟に加入を成し遂げたのではないでしょうか。あるいは追手に記録された映像から、開発レベルFの辺境惑星では無いと判断されたとか。

さて、色々あったひと夏の出来事が描かれたこの作品。最初はボーっと見るだけのつもりでしたが、気がついたら毎回感想書いてました(苦笑。個人的には美桜の変化が印象深いですね。沖縄での出来事を経て、どんどん積極的になり、いつの間にか哲朗すら慌てるような発言をするようになった美桜。結局哲朗とはどうなるんでしょうね。

何かしたいと思っていた夏は、本当に色々な事があった夏でした。今期の中でもなかなか楽しめた作品でした。ありがとうございました!
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