仮面ライダー鎧武 第46話「運命の勝者」
鎧武カチドキアームズは、ロード・バロン=戒斗に悲しみや絶望の他に手に入れたものは無かったのか、その怒りが全てだったのかと問いかける。戒斗はその問いに頷き、弱さに痛みしか与えない世界、強くなるしか他になかった世界を憎み、今その世界を滅ぼす力が、紘汰を超えたその先にある。「超えさせない、超えさせちゃならない!戒斗!それがお前にとっての俺だ!」と、鎧武KDは極アームズへと変身する!
感想
ザックさんマジリーダー!誰だよ先週「この世を去った」とか書いた奴!・・・いや、だってどう見ても死んだとしか(汗。ナレーションだって「ザックは散り」って言ってるじゃないですかー!
まずは紘汰と戒斗の戦いに決着が尽きました。戒斗は最後、自身の力によって滅ぼされたようなものでしょう。グランバリャムを突き刺した際の鎧武極アームズ、というよりは紘汰の声からは、切なさを感じました。戒斗を見ずに、ただその刃を突き立て続ける。最後の一撃が決まった直後の紘汰の立ち姿は、決してかっこいいものではなく、どこか腰が引けていました。彼にしてみれば、敵を倒したのではなく、これまで共に戦ってきた仲間を止めるために、倒さざるを得なかったという状況なのでしょう。だからこそ、どこか腰が引け、震えていたのだと思います。
涙を捨てて先へ進むのではなく、自分の弱さを見つめ、涙と共に歩いていく。たとえ自分の祈りや願いが届かなかったとしても、そこで諦めるのではなく、その悔しさも背負いながら、隣にいる舞と共に、望む未来へと歩みを進めていくことでしょう。戒斗が望んだ未来に間違いは無く、その方法に誤りがあった。弱者が虐げられない、優しい世界。そんな世界をインベスたちと共に作り上げていく。遠い未来、彼らと地球の人間が出会う日が来るのかもしれません。
「運命の勝者」には、紘汰が戒斗に勝った、というだけではなく、サガラが考えていた「滅びなくして創造なし」という運命にも打ち勝ったということだと思います。未来はまだ決まっていない。運命なんて、自分がどう動くかで如何様にも変わってくる。紘汰たちは、世界の理にも勝利したといえるのではないかと。
そして舞台は3ヵ月後の世界へ。そういえば城乃内って、未だに初瀬が亡くなったことを知らされていなかったんでしたっけ・・・そんな彼に、凰蓮は「考えたって仕方ないことよりも、今やらなきゃやらないことにちゃんと目を向けなさい」とアドバイス。どうなるか分からないことを考えて足踏みをするのではなく、今やるべきことをやって、一歩一歩前へと進まなければならないと。
最初の頃は厄介なシャルモンのおっさんでしたが、いつの間にかとても頼れる大人の1人になっていました。城乃内と凰蓮のコンビは見ていてとても安心します。
そんな城乃内が気がかりなのは光実。「オーバーロードに騙された子供の1人」という扱いになるとはいえ、それだけで光実の行動全てが許されるはずもなく。彼にはもう、罪の償い方を教えてやれる人間がいない・・・と、そんな彼に語りかけたのはザックでした。正直、先週死んだものだとばかり思っていました(汗。
彼もまた紘汰と同じように、光実を仲間だと思い、再びチームに誘ってくれました。ザックがここまで気持ちの良いキャラクターになるとはなぁ・・・ライダーとしての能力だけでは図れない魅力がナックル=ザックにはありますね。
光実を救うのはやはりこの男・貴虎兄さん!夢の中で紘汰に話しかけられ、光実のところに戻って欲しいと頼まれることに。今の自分が許せないのなら、新しい自分へと「変身」すれば良い。紘汰がビートライダーズからアーマードライダー、オーバーロードを乗り越え再び仮面ライダーに変身したように、人は変わることが出来る。
最初はヒーローの仮面を被り、外見からヒーローになるも良し。いつか、仮面が無くとも、素顔のままでヒーローになることだって出来るでしょう。「何者にもなれなかった」光実は、果たしてこれから何者になっていくのか。
最終回、新たなアーマードライダーに立ち向かうのは光実たち!久々の龍玄と、鎧武極アームズの組み合わせには泣かせられそうです・・・
鎧武カチドキアームズは、ロード・バロン=戒斗に悲しみや絶望の他に手に入れたものは無かったのか、その怒りが全てだったのかと問いかける。戒斗はその問いに頷き、弱さに痛みしか与えない世界、強くなるしか他になかった世界を憎み、今その世界を滅ぼす力が、紘汰を超えたその先にある。「超えさせない、超えさせちゃならない!戒斗!それがお前にとっての俺だ!」と、鎧武KDは極アームズへと変身する!
感想
ザックさんマジリーダー!誰だよ先週「この世を去った」とか書いた奴!・・・いや、だってどう見ても死んだとしか(汗。ナレーションだって「ザックは散り」って言ってるじゃないですかー!
まずは紘汰と戒斗の戦いに決着が尽きました。戒斗は最後、自身の力によって滅ぼされたようなものでしょう。グランバリャムを突き刺した際の鎧武極アームズ、というよりは紘汰の声からは、切なさを感じました。戒斗を見ずに、ただその刃を突き立て続ける。最後の一撃が決まった直後の紘汰の立ち姿は、決してかっこいいものではなく、どこか腰が引けていました。彼にしてみれば、敵を倒したのではなく、これまで共に戦ってきた仲間を止めるために、倒さざるを得なかったという状況なのでしょう。だからこそ、どこか腰が引け、震えていたのだと思います。
涙を捨てて先へ進むのではなく、自分の弱さを見つめ、涙と共に歩いていく。たとえ自分の祈りや願いが届かなかったとしても、そこで諦めるのではなく、その悔しさも背負いながら、隣にいる舞と共に、望む未来へと歩みを進めていくことでしょう。戒斗が望んだ未来に間違いは無く、その方法に誤りがあった。弱者が虐げられない、優しい世界。そんな世界をインベスたちと共に作り上げていく。遠い未来、彼らと地球の人間が出会う日が来るのかもしれません。
「運命の勝者」には、紘汰が戒斗に勝った、というだけではなく、サガラが考えていた「滅びなくして創造なし」という運命にも打ち勝ったということだと思います。未来はまだ決まっていない。運命なんて、自分がどう動くかで如何様にも変わってくる。紘汰たちは、世界の理にも勝利したといえるのではないかと。
そして舞台は3ヵ月後の世界へ。そういえば城乃内って、未だに初瀬が亡くなったことを知らされていなかったんでしたっけ・・・そんな彼に、凰蓮は「考えたって仕方ないことよりも、今やらなきゃやらないことにちゃんと目を向けなさい」とアドバイス。どうなるか分からないことを考えて足踏みをするのではなく、今やるべきことをやって、一歩一歩前へと進まなければならないと。
最初の頃は厄介なシャルモンのおっさんでしたが、いつの間にかとても頼れる大人の1人になっていました。城乃内と凰蓮のコンビは見ていてとても安心します。
そんな城乃内が気がかりなのは光実。「オーバーロードに騙された子供の1人」という扱いになるとはいえ、それだけで光実の行動全てが許されるはずもなく。彼にはもう、罪の償い方を教えてやれる人間がいない・・・と、そんな彼に語りかけたのはザックでした。正直、先週死んだものだとばかり思っていました(汗。
彼もまた紘汰と同じように、光実を仲間だと思い、再びチームに誘ってくれました。ザックがここまで気持ちの良いキャラクターになるとはなぁ・・・ライダーとしての能力だけでは図れない魅力がナックル=ザックにはありますね。
光実を救うのはやはりこの男・貴虎兄さん!夢の中で紘汰に話しかけられ、光実のところに戻って欲しいと頼まれることに。今の自分が許せないのなら、新しい自分へと「変身」すれば良い。紘汰がビートライダーズからアーマードライダー、オーバーロードを乗り越え再び仮面ライダーに変身したように、人は変わることが出来る。
最初はヒーローの仮面を被り、外見からヒーローになるも良し。いつか、仮面が無くとも、素顔のままでヒーローになることだって出来るでしょう。「何者にもなれなかった」光実は、果たしてこれから何者になっていくのか。
最終回、新たなアーマードライダーに立ち向かうのは光実たち!久々の龍玄と、鎧武極アームズの組み合わせには泣かせられそうです・・・