ひびレビ

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アイドルマスターシンデレラガールズ 第6話「Finally,our day has come!」

2015-02-14 07:45:36 | 2015年アニメ
アイドルマスターシンデレラガールズ 第6話「Finally,our day has come!」

 サブタイトルは「とうとうデビューの日が来ました!」なんでしょうけども、「さぁ、ショータイムだ!」とか「ここからは俺たちのステージだ!」がしっくり来そうで困る。

 まずは善澤記者さんお久しぶりです!765プロを思い出すキャラクターが出てきてくれるのは嬉しいですね。また、ボイスは無かったものの李衣菜たちの仕事シーンでは有浦柑奈や梅木音葉、白坂小梅らしきキャラクターも映っていたように思えます。あの後姿はもしやライラさん?
 あとはイブのトナカイ・プリッツェンは出番があったということでいいんだろうか

 さて多くの人々に支えられつつ、いよいよ訪れたミニライブ。ラブライカの2人は緊張しつつも見事に笑顔で締めくくりました。この2人は見ていて安心感がありますね。アナスタシアが卯月たちの衣装を見て「ハラショー」と言った時は、美波の中の人も「ハラショー」を言うキャラクターを演じているので笑ってしまいましたがw
 美波とアナスタシアは、何も無かったからこそ、初めてのステージで例えお客さんが少なくても「初めてなんだから当然」と思えたのでしょう。デビューしたてのアイドルに大勢のお客さんが来るとは考え辛いです。お客さんの拍手に対しても笑顔で手を振り、ステージ裏でも笑顔でデビューを喜び合うという、最高の結果となりました。

 それに対してニュージェネレーションズ、特に未央が壁に当たってしまいました。既に美嘉のライブという大舞台を経験していたからこそ得られるものがありました。しかし、経験してしまったがために、その差を目の当たりにすることになったと。
 「お客さんが盛り上げてくれる」のは美嘉たちのライブだったからこそ。彼女たちは既に知名度があり、曲も知れ渡っており、何よりも彼女たちの歌を聴きに来ているファンだからこそ盛り上げてくれる。それを、ショッピングモール?の一角に訪れたお客さんに求めるのは酷ですね。
 確かに美嘉たちのライブでバックダンサーを務めたのは良い経験になったものの、その一方でライブへの期待が膨らみすぎてしまったのだと思います。「本来1つの到達点となるべきところが、スタートになってしまった」といった感じでしょうか。


 なので、本来これがデビューしたてのアイドルにあるべき姿であり、「当然の結果」である。プロデューサーもその言葉を、何も未央を傷つけたくて言ったわけではないでしょうけども、今回はどう見ても言葉が足りませんでした。視聴者目線ならば言いたいことは伝わりますが、盛り上がりのギャップやリーダーとしての責任を感じて落ち込んでいる未央に伝える言葉ではありません。
 5人を送り出す際の「第一歩目」という言葉にも、恐らく「最初なんだから人が少なくても落ち込まないように」というニュアンスも含まれていたのかもしれません。部長はシンデレラプロジェクトがプロデューサーの転機になることを望んでいましたが、こういった言葉が不足している点を改善して欲しいと思っているとか?もしくは過去に、今回とは真逆で言いすぎてしまったがためのトラブルがあったとか。

 
 誰だって最初から輝けるステージに立てるわけではない。小さなところから初めて、少しずつファンも増えて、ようやく美嘉たちのいる場所にたどり着ける。美嘉たちも、何も最初からあんな大きなところで歌って踊ったわけではないでしょう。未央も落ち着いて考えればそれは分かったと思いますが、それを理解したとしてもプロデューサーの発言はショックでしょうね。その意図を理解できたとしても、プロデューサーがこのままではまたいつアイドルが落ち込んだ時に傷つけてしまうとも限りませんから、信頼関係にも問題が生まれるでしょう。プロデューサーを睨みつける凜は怖かったですが、あの顔も案外悪くないと思ったのは私だけでしょうかw

 今回のライブは部長も認める「いい会場」とのことでした。まぁ普段アイドルに興味が無いお客さんにも、買い物がてら聞いてもらえるといった点ではいい会場なんでしょうね。あんな風に立派なセットまで用意してくれていましたし、結構手間がかかったことでしょう。誰もがデビューを盛り上げようと頑張ってくれていたからこそ、ラブライカの結果は嬉しく、ニュージェネレーションズの結果は哀しいものとなってしまいました。

 ここまで順調すぎたニュージェネレーションズがぶち当たった問題。ひびの入ったガラスの靴では、シンデレラを見つけても一緒に踊ることはできない。アイドルとプロデューサーの間に入った亀裂もどうするのか、気になるところでまた次回。「私が輝ける場所を探して」かな?
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