ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウマ娘 プリティーダービー 第11話「おかえりなさい!」

2021-09-13 07:00:19 | ウマ娘 プリティーダービー
ウマ娘 プリティーダービー 第11話「おかえりなさい!」

 今回はジャパンカップへの出場を表明したブロワイエと、闘志を燃やすスペシャルウィーク。そしてサイレンススズカの復帰戦が描かれることに。

 …本放送時も泣きましたが、再放送となる今回もまた泣きました(苦笑。
 まず出走前からウルウルし始めていました。サンバイザーの宣戦布告を受け止める様は、本当にレースに戻ってきたのだという実感をかみしめているようにも見えました。観客や仲間たちの声援のみならず、自分への敵対心を向けて来るものもいる。周りは決して味方ばかりではない…様々な想いと感情、全部ひっくるめての「レース」なんでしょうね。

 出走直後は普段の逃げとは異なり、最後尾につくことに。周囲が不安に包まれる中、一呼吸置いてからの…!このシーンの爽快感たるや!史実のサイレンススズカの「スズカ」の由来はwikiによると「鈴鹿山脈」だそうですが、スペシャルウィークが感じ取った「風」、鮮やかに後方から先頭に風のように駆け抜けていく様から「涼風」という言葉が思い浮かぶほどでした。
 「お前はもっと走れる!スズカ!」「走って!スズカ!」「また見れますわ!ずっとずっと!」…という周囲の声援もまた涙腺を刺激してきます…実況席も感極まっているのが伝わってくる、素晴らしいレースでした。負けたサンバイザーと再びレースの約束をするのも良いんですよね…こうして一つ、また一つと約束が増えていくのでしょう…

 そして最後のトレーナーへの「これからも、よろしくお願いします」の笑顔が最高です。ウマ娘のサイレンススズカにはこれからがある。史実の悲劇を繰り返すだけじゃない、史実を超えた夢のレースを生み出す。それもまたウマ娘の魅力であると教えられた回でした。

 スズカは帰ってきた。次はスペシャルウィークが日本一の夢を胸に、ブロワイエに挑む番。次回、決戦のジャパンカップ!


 そういえば昨日のセントウルステークスでは、カレンチャンを母に持つカレンモエという馬が出走しており、結果は5着とのこと。こうして実際のレースや競走馬にも興味をもてるようになったのはウマ娘のおかげだなぁと、また一つ感謝した瞬間でした。今回は途中から見たので、次のカレンモエのレースは最初から見たいな…どれに出るんだろう…
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ラブライブ!スーパースター!! 第7話「決戦!生徒会長選!」

2021-09-13 06:25:21 | 2021年アニメ
ラブライブ!スーパースター!! 第7話「決戦!生徒会長選!」

 「なんで私の名前が書いてあるの?」かのんちゃんの震え声も好き。

 さていよいよ結ヶ丘女子高等学校にも生徒会が発足され、その初代生徒会長の座をかけて、葉月恋と平安名すみれが争うことに!
 …まぁ結果は見えていたわけですが、サブタイトルからして今回はまるっと一話選挙に使うものだと思っていたら、存外あっさり選挙は終了。しかしそこからが波乱の幕開けでした。

 横暴、公約違反とも取れる葉月さんの行いに普通科の生徒たちが憤慨する一方、かのんちゃんは葉月さんの事情を聴こうとするものの、取り付く島もない。そこで彼女の後をつけてとうとう家にまで押し掛けるわけですが、そこで見たものは…早く葉月さんを仲間にしてあげて!と思わずにはいられない展開でしたね。あの年で色々と背負いすぎです。早くかのんちゃんたちと一緒にスクールアイドルをやって、OPやEDのような笑顔を見せてください…絶対不器用可愛いって…

 かのんちゃんが見たアルバム等からするに、葉月さんの母と結ヶ丘の理事長は、結ヶ丘の前身である神宮音楽学校の生徒だったのかもしれません。ですが、今回のすみれの発言によると普通科の生徒は音楽科の3倍、つまり音楽科の生徒は普通科の3分の1しかいない。そのため「音楽学校」として運営を続けていくのが難しくなったがために、結ヶ丘女子高等学校として新生したのではないかと。それに尽力したのが葉月さんの母と理事長。理事長か葉月さんの母、いずれかが神宮音楽学校の創立者の娘だったのかな。しかし葉月さんの母は亡くなってしまい…加えて大きな屋敷の使用人を次々に解雇している状況から見るに、財政的にも厳しいのでしょう。

 葉月さんは結ヶ丘をかつて母が愛した神宮音楽学校の側面を強めるべく、多少強引にでも音楽科を盛り上げようとしているように思えます。当初は「さすがに出来たばかりの学校が廃校は無いから廃科では?」と書いてましたが、最後に「学校を運営していくお金が無い」って言ってましたね…その前ばかり気にしてました。申し訳ありません。
 でも、それならますます普通科・音楽科の別にこだわる必要は無く、共に学校を盛り上げていくべきだと思います。なのに普通科ではなく音楽科を重視するのは…普通科と音楽科の両立は無理だが、音楽科を廃止すれば運営に余裕が出てくるのかもしれません。でもそれは、音楽学校の伝統や歴史が無くなってしまうということ。それを葉月さんは母の思い出が無くなってしまうことのように感じたからこそ、何としてでも音楽科を残すべく、音楽科重視の方針を打ち出した…ってことかな。入学希望者数も、全体はもちろん、音楽科の入学希望者数を気にしていたのではないかと。

 じゃあ何故スクールアイドルに反対しているのかとなれば…スクールアイドルは普通科の生徒でも出来ることで、葉月さんが求めているのは音楽科の生徒でなければ出来ないこと…だから?音楽に関連することとはいえ、普通科ばかりが盛り上がっても仕方がないという考えかもしれません。
 加えてスクールアイドルはサニーパッションを始めとした強豪が大勢いる。かつての神宮音楽学校には「学校アイドル部」が存在していたようですから、葉月さんもスクールアイドルのことを全く知らないというわけではないのでしょう。故にライバルだらけのスクールアイドルという舞台で戦うよりも、比較的ライバルが少ないであろう音楽学校としての舞台で戦うことを選んだ…のかなぁ。
 音楽科にこだわっていそうな葉月さんが、千砂都と同じく普通科の制服を着るに至る経緯もなかなかに読めないところで、また次回。


 とまぁ、そんな感じの葉月さん回ではありましたが、すみれの扱いが雑だったように思えてなりませんでした。
 可可の辛辣な言葉ラッシュはまだ笑える範囲ですが、千砂都が「す…す…なんとかさん」と名前を忘れていたのは少々疑問でした。あのライブで初顔合わせならまだしも、すみれが加入する場面に立ち会っていたのに名前を忘れますかね?可可の発言に乗ったネタだったのかもしれませんが。
 また、葉月さんを尾行していた時も、変な帽子と衣装を着させられていたうえに、モブキャラオーラを活用されるという…ネタキャラにしても、その扱いは違うんじゃないかなって…

 他にも人の家の中を駆け回った挙句、置いてあったアルバムを勝手に開くとか、割と失礼なことをしている気がするんですよね…そんなに気にするようなところではないのかもしれませんが、これまでが割と良い感じだっただけに、気になるところも多い回だったかと。
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