暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第29話「とむらいとムラサメ」
あ、おやっさんが罪を数えた場所だ。
ソノイの遺体はムラサメによって元老院に届けられ、ムラサメは褒美として「自由」を望むことに。元老院にしてみれば未だに「脱走」扱いのようで、マザーの関与は元老院でも把握していないのでしょうか?そもそもマザーとは一体何者なのか。獣人に襲われていたアノーニを助けるように指示していたところを見るに、脳人・ドンブラザーズ共通の敵というわけでもなさそうです。
加えてムラサメが「どう生きればいいのか悩む者」としてジロウと親交を深めることを、最初は良く思っていなかったものの、結果的にはムラサメの声にも耳を傾けるようにする、と理解を示していました。マザーはムラサメをどのように成長させるつもりなんでしょう。
また、ムラサメとジロウの会話の過程で、ジロウの二面性が発現した理由も明らかとなりました。人との付き合いで大事なのは優劣をつけたり、前後を決めることではなく、共に笑いあえることなのでしょう。
親の言うことは大事だけれども、子供の自分が決めたい時だってある。みんなと仲良くしたいけど、競争して超えたい時もある。ムラサメやジロウは決して特別な存在ではなく、人間なら誰でも持っている感情を、分かりやすく描いた存在なんだなと感じた話でした。
一方タロウはソノイの葬儀に出席し、ソノイの鎧と戦う羽目に。中身の無い相手など敵ではない……かと思いきや、なるほど、だから敵であるはずのタロウをわざわざ招いたと。考えてみれば元々ドン家は脳人の一族。その力がソノイに分け与えられることに不思議はありません。
となれば、しばらくタロウは変身不能。ソノイとのなんやかんやを経て、パワーアップだな!……と思ったらあの展開には驚かされました。
葬儀が執り行われる一方で、人間世界での状況は混沌が極まってました。ジロウとムラサメの和解までは良い話だなーと思っていたのに、そこからは何も知らないまま暴れさせられる犬塚翼さんを筆頭に、色んな要素が詰め込まれて、目まぐるしく戦況が変化。それでいてまとまっている気がするのがドンブラザーズの恐ろしいところですね。
ムラサメは予想通り獣人を倒せる存在ではあったものの、獣人の戦闘本能までも取り込んでしまう様子。ジロウと話している時はそういった様子が見られなかったため、ムラサメの意思が休んでいる間は暴走するのかな?
そんなムラサメ=ニンジャークソードを封じ込めたのが何と……いや、その使い方は予想外にも程があります。獣人が人間を模した生命体ならば、より人間に近づけるために、人間の感情が詰まったアレを使うことで落ち着かせるとか、そんな理由でしょうか。
また、以前も狭山と交戦していたみほが、今回再び登場。次回のサブタイトルと合わせて考えると、彼女は獣人の中でも穏健派、同族を狩る獣人なのかもしれません。まさかこっちの話まで進むとは思わなんだ。
そんな中登場した今回のヒトツ鬼は爆竜鬼。どっからどう見ても暴れた数だけ優しさを知るような人には見えませんね(汗。エンブレムを武器として扱うという、何とも大胆な……あ、いやゼンカイジャーの方がもっと自由でしたね……本当なんなのあの戦隊……
色々動きがあり、目まぐるしく状況は変わっていったけれども、何故か全部スッキリ腑に落ちたところで、また次回。本当すげぇ作品だな……
あ、おやっさんが罪を数えた場所だ。
ソノイの遺体はムラサメによって元老院に届けられ、ムラサメは褒美として「自由」を望むことに。元老院にしてみれば未だに「脱走」扱いのようで、マザーの関与は元老院でも把握していないのでしょうか?そもそもマザーとは一体何者なのか。獣人に襲われていたアノーニを助けるように指示していたところを見るに、脳人・ドンブラザーズ共通の敵というわけでもなさそうです。
加えてムラサメが「どう生きればいいのか悩む者」としてジロウと親交を深めることを、最初は良く思っていなかったものの、結果的にはムラサメの声にも耳を傾けるようにする、と理解を示していました。マザーはムラサメをどのように成長させるつもりなんでしょう。
また、ムラサメとジロウの会話の過程で、ジロウの二面性が発現した理由も明らかとなりました。人との付き合いで大事なのは優劣をつけたり、前後を決めることではなく、共に笑いあえることなのでしょう。
親の言うことは大事だけれども、子供の自分が決めたい時だってある。みんなと仲良くしたいけど、競争して超えたい時もある。ムラサメやジロウは決して特別な存在ではなく、人間なら誰でも持っている感情を、分かりやすく描いた存在なんだなと感じた話でした。
一方タロウはソノイの葬儀に出席し、ソノイの鎧と戦う羽目に。中身の無い相手など敵ではない……かと思いきや、なるほど、だから敵であるはずのタロウをわざわざ招いたと。考えてみれば元々ドン家は脳人の一族。その力がソノイに分け与えられることに不思議はありません。
となれば、しばらくタロウは変身不能。ソノイとのなんやかんやを経て、パワーアップだな!……と思ったらあの展開には驚かされました。
葬儀が執り行われる一方で、人間世界での状況は混沌が極まってました。ジロウとムラサメの和解までは良い話だなーと思っていたのに、そこからは何も知らないまま暴れさせられる犬塚翼さんを筆頭に、色んな要素が詰め込まれて、目まぐるしく戦況が変化。それでいてまとまっている気がするのがドンブラザーズの恐ろしいところですね。
ムラサメは予想通り獣人を倒せる存在ではあったものの、獣人の戦闘本能までも取り込んでしまう様子。ジロウと話している時はそういった様子が見られなかったため、ムラサメの意思が休んでいる間は暴走するのかな?
そんなムラサメ=ニンジャークソードを封じ込めたのが何と……いや、その使い方は予想外にも程があります。獣人が人間を模した生命体ならば、より人間に近づけるために、人間の感情が詰まったアレを使うことで落ち着かせるとか、そんな理由でしょうか。
また、以前も狭山と交戦していたみほが、今回再び登場。次回のサブタイトルと合わせて考えると、彼女は獣人の中でも穏健派、同族を狩る獣人なのかもしれません。まさかこっちの話まで進むとは思わなんだ。
そんな中登場した今回のヒトツ鬼は爆竜鬼。どっからどう見ても暴れた数だけ優しさを知るような人には見えませんね(汗。エンブレムを武器として扱うという、何とも大胆な……あ、いやゼンカイジャーの方がもっと自由でしたね……本当なんなのあの戦隊……
色々動きがあり、目まぐるしく状況は変わっていったけれども、何故か全部スッキリ腑に落ちたところで、また次回。本当すげぇ作品だな……