ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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住んでみないと分からないこと

2018-12-05 08:05:56 | 日々の生活
 うーん、暖かいような寒いような、ストーブじゃなくてもエアコンで何とかなるんじゃないかレベルなような・・・12月ですよね?

 と思う今日この頃。思ったよりも寒くなっていないのはありがたいようでいて、これからめちゃくちゃ寒くなるんじゃないかと心配になったりもしますし、一方で暖かいのが続くとそれはそれで「もう少し冬らしくしろ!」と思ってしまうから難儀なものです。

 とはいえ、さすがに半そででは暮らせない時期にはなりましたが、そういえば以前2月頃に沖縄に行ったなぁ・・・とふと思い出しまして。
 2月といえば、いくら春が近づいているとはいえ、防寒対策バッチリで過ごさないととてもじゃないとやっていられない時期だったのですが、沖縄はとても暖かかったですね・・・普通にハイビスカスとか咲いてましたし、今何月だっけと本当に忘れてしまうくらいでした。その分、帰ってきてから「冬を思い出せ」と言わんばかりの寒さに襲われましたが(笑。

 そんなこともあって、私の中では「沖縄=年中夏」ぐらいの勝手なイメージがあるのですが、そうなると、暖かい地域に住んでいる方って、どのような時に「冬」を感じるんだろうなーと。
 私なんかは冬タイヤとシチューのCMで大体冬を感じ始めて、気がつけば雪が降っている、という流れで冬の訪れを感じるのですが、そもそも冬タイヤのCMって流れているんだろうかとか、エアコンで十分なのか、コタツとかストーブは出すのか、となると今時期電器店等でストーブは売れ筋商品に入るのかどうかとか諸々分からないことだらけですね。

 年がら年中、南の方の気温を見ているわけではないので、もしかしたら比較的寒い時期もあったりするのかもしれませんが、それでもどんな風なんだろうなーと思いを巡らせる今日この頃でした。今度機会があったら知人に聞いてみよう・・・
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思いがけない歴史

2018-12-04 08:00:03 | 日々の生活
ポケベル、来年9月終了へ

 あー、ポケベル終わるのね。確か1990年代中ごろから出始めたものだから、出て30年ぐらい経つのかなー・・・などと思っていたら、サービス開始が「1968年」と知って心底驚きました。
 昔の携帯電話は大きかった、というのはこち亀で読んだ記憶があったので、携帯電話はそこそこ長いんだろうとは思ってましたが、よもやポケベルも50年近くの歴史があるとは思いもしませんでした。50年・・・50年かぁ・・・大先輩だったんだなぁ。
 来年9月でサービス終了ってことは、最近まで新しいタイプのポケベルとか作ってたんですかね?お店に行ってもポケベルを探すってことをしたことがなかったので、お店に並んでいたかどうかも分かりません。

 そんなわけでポケベルを使ったことがないので、使い心地などを振り返ることはできませんが、それでも当時は「女子高生が持つもの」というイメージが強かったですね。「高校生」ではなくて「女子高生」なのは、いくらかこち亀の影響もあるのかなーと思ったり。女性が持っているイメージが強かったですが、男女の所持割合はどれくらいだったんだろうか。


 1990年代のポケベル、2000年代の携帯電話、2010年以降のスマートフォンといったイメージがありますが、となればそろそろ更に新しい携帯端末が出るんでしょうか。
 現状、手元のスマートフォンですらその機能をもてあましているというのに、更に新しいものはどれだけ機能が増えるんだろうか・・・うん、まぁ多分機能が増えてもやることは電話とネットとゲームの3つに集約されそうですけどね(苦笑。未だに音楽の聴き方も分かっていない(知ろうとしていない)今日この頃でした。 
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仮面ライダーフォーゼ 第29話「後・輩・無・言」

2018-12-03 07:47:13 | 仮面ライダーシリーズ
仮面ライダーフォーゼ 第29話「後・輩・無・言」

 春。3年生に進級した弦太朗は、早速道に迷っていた新入生の草尾ハルと友達になろうとするも、ハルと親しい黒木蘭によって得意の合気道で投げ飛ばされてしまう。
 蘭はハルのことは自分が守るというが、ハルは蘭に守ってもらってばかりいる自分を不甲斐なく思っていた。リブラはそんな彼の心に漬け込んでスイッチを渡し、ハルはムスカ・ゾディアーツへと変貌。力を手に入れたことで暴れだしてしまう。変身したてでさほど強くないと思われたムスカ・ゾディアーツだが、戦いの最中思わぬ変化を見せ始め・・・

 一方弦太朗たちの担任になった大杉先生は、放課後まで弦太朗たちの行動を監視し始めるようになり・・・

感想
 ハルにスイッチを渡した後、ワープで消えたのかと思ったら、思いっきり徒歩で移動していたリブラ。しかも移動中生徒に会ったため変身を解除したものの「先生」と呼ばれているところを、しっかりとハルに聞かれる始末。そりゃ扱いも軽くなりますって。

 そんなわけで今回から弦太朗たちは3年生に進級。担任は今なお園田先生を思う大杉先生に。ジオウでも園田先生の写真を持っているあたり、相当思い入れがあったんですね・・・ジオウの影響で歴史が変わった場合、園田先生ってずっと教職に就いてたりするんだろうか。
 放課後まで監視されていて、上手く巻いたかと思ったものの、終盤とうとうラビットハッチの存在と共に仮面ライダー部の秘密が知られてしまう羽目に。この後の展開をおぼろげながらも覚えていることもありますが、大杉先生なら大丈夫という妙な安心感がありました(笑。

 一方うっかりリブラからスイッチを受け取り、ムスカ・ゾディアーツに変貌してしまったハル。力を手に入れた喜びで暴れまくるものの、2戦ともメテオに圧倒されっぱなし。2戦目は多少強化されたものの、それでもまだメテオに分があるあたり、メテオの強さが伺えます。
 フォーゼとの戦いでは小型のハエに分離する力を手に入れていましたが、自分では上手く制御できず、加えてファイヤーステイツ相手では相性も悪いようで。散々な有様ですが、ここでもまた蘭に守られることによって難を逃れることになる模様。

 蘭としては強い自分が弱いハルを守るのは当然、と思っているのかもしれませんが、それだとハルの気持ちを無視することにつながりかねないのが問題でしょう。あそこでハルが強くなるのを応援していれば、スイッチを押さずに済んだ・・・とは思えませんが、少しはハルの気持ちを汲むことが必要でしたね。
 しかも先輩後輩関係に何かトラブルがあったのか、弦太朗とは一切口をきかず、事情も何も話してくれようとはしませんでした。そんな後輩の心をどう開くのかは次回に期待です。

 進級、発覚、後輩と新たな展開目白押しのフォーゼ後半戦。コズミックまであと少し・・・?
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快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第42話「決戦の時」

2018-12-02 11:17:16 | 快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー
快盗戦隊ルパンレンジャーVS警察戦隊パトレンジャー 第42話「決戦の時」

 ドグラニオの意思を引き継ぐという強い決意のもと、デストラがゴーシュと共に襲撃してきた。狙いは魁利とノエルが持つビクトリーストライカーとサイレンストライカー。未来予知と重力操作の力を手にしたデストラは2人を圧倒し、広範囲に破壊をもたらして撤退していった。

 次の狙いは国際警察。強敵を相手に圭一郎は「コレクションを快盗に取らせる」、魁利は「警察に体を張ってもらうか」と、互いに互いの信念を信じて利用することを決め、決戦の時を迎える!

感想
 パトレンジャーに強化はないけど、ふるたんはフルタンXにパワーアップするのか・・・ 

 さて今回はデストラとの決戦!コレクション狙いで襲撃してきたデストラ&ゴーシュに苦戦し、サラッと重力操作の能力があることが明かされたサイレンストライカーと、未来予知の能力を持つビクトリーストライカーを奪われて大ピンチ!
 そんな時、遂に快盗と警察が互いに協力を依頼する!・・・なんて展開にはならず、あくまでも互いに互いを「利用する」姿勢を貫いていました。警察は快盗に協力するのではなく「快盗なら金庫を開けてコレクションを奪う」と信じ、快盗は「警察なら市民を守るために決して倒れない」と信じ、利用する。これまでずっと戦ってきたからこそ、互いに互いの信念を必ず貫き通すと信じるのが、チョーイイネ!

 いざデストラとの決戦ともなれば、苦戦を強いられこそすれ、「あいつは絶対諦めない!」「絶対あいつは立ち上がる!」「あいつなら・・・!」と警察なら、快盗ならどうするかを考え、一切の打ち合わせ無しで、何と圭一郎がデストラの金庫解錠に成功!重力操作が消えたところで、魁利の攻撃でデストラが吹き飛び、続けてノエルがビクトリーストライカーを奪取!
 ・・・この流れ、素晴らしすぎません!?無茶な作戦にふらつくルパンレッドをパトレン1号が支えるというのが、何ともまた・・・! 

 その後、圭一郎の隣に透真と初美花、魁利の隣につかさと咲也が並び立つのも、警察と快盗という枠組みを超えて、共に「ギャングラーに屈しないもの」として並び立っている感じがして、最高にカッコよかったです。パワーアップ版の名乗りもまた良いねぇ・・・

 グッドクルカイザーVSXはどこかで見たことがあるような動きをしつつも、トドメの新技「グッドクルカイザービークルバーストマグナム」はとてもカッコよかったです。各ビークルがルパンマグナムに装填される感じがたまらない。
 戦いが終わった後、ぐったりする魁利と、油断は禁物だと言わんばかりに気を引き締めていた圭一郎。しかし魁利がチラッと圭一郎を見た後、圭一郎も一瞬気を緩めて座席に背中を預けていました。これがまた良い!

 ・・・とまぁ、素晴らしい戦闘を見せてくれたルパパト一同ですが、一方でドグラニオは静かにデストラを弔い、何やら怒りの炎を燃やしている様子。てっきりあまりに人間界侵攻が進まないものだから、ここらで一つデストラをけしかけて楽しむ算段だったのかとも思いましたが、素直にデストラに期待していたようで安心しました。以前は身動きを殆どしないままパトレンジャーを変身解除に追い込んだドグラニオも、そろそろ本気で動き出す時期ですかね・・・

 
 そしてノエルにも何かしらの動きがある様子。「ゲリ・ル・モンド」を使われた時は、想像以上に動揺していました。以前もゴーシュがあのコレクションを持っていると気づいた際、早々に撤退していましたが、あれはあのコレクションが誰にとっても危険な代物だからではなく、ノエル個人にとって相当まずいものだからだったっぽいですね。
 何やら対象の真実を見抜くコレクションっぽいのですが、一体何を見破られたのか。もしかしてノエルは実はまだ子供で、コレクションの力で大人になっているだけとか?でも次回ギャングラーのスパイ説も出てますし、一体何を見破られたのやら・・・
 コグレから「裏方でいるべき」「これ以上戦場に立つのは避けてください」と忠告されているってことは、本来戦う力を持たない人間なのかもしれません。そろそろ終盤、ノエルの正体はもちろんですが、ルパンレンジャーの正体も明かされる日がくるんですかね・・・

 ともあれまた次回。
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仮面ライダージオウ 第13話「ゴーストハンター2018」

2018-12-02 10:31:30 | 仮面ライダージオウ
仮面ライダージオウ 第13話「ゴーストハンター2018」

 ある日、ソウゴは「誰も・・・傷つけさせない・・・」そう呟いて人々の魂を奪うアナザーゴーストに遭遇。アナザーゴーストに逃げられた直後、今度は不可思議現象研究所の天空寺タケルとナリタに掴まってしまった。
 聞けば3年前、ミカという女性の兄・マキムラが事故に巻き込まれた際、マキムラの姿が消え、入れ替わりにアナザーゴーストが出現したという。タケルたちはアナザーゴーストを追う中で「仮面ライダー」に邪魔されたといい・・・


感想
 タケル殿!3年経ったけどあまり懐かしさを覚えないのは、毎年冬の映画に出演してくださっているからだと思います。ありがとうございます。

 さて今回はゴースト編。アナザーゴーストの変身者であるマキムラは、妹を守るために命を投げ出した男。ウールとの契約を突っぱねる正義感の持ち主だったものの、死後その体をウールに利用され、不慮の事故を防ぐために行動する存在に。
 これまでの敵とは異なり、既にゴーストライドウォッチも持っているため倒そうと思えば倒せるものの、倒せばマキムラは死ぬ。この死者をアナザーライダーとして活動させる力がアナザーゴースト特有のものかは分かりませんが、これほどまでに倒しにくい相手もいませんから、今後これを連発されると厄介ですね・・・

 そんなアナザーゴーストから人々を守るために戦う際、ゲイツはソウゴにゴーストアーマーを装着させる方を選びました。序盤では倒す気満々で家の中でも喧嘩してたのに、何故自分で使わずにソウゴにゴーストの力を使わせようとしたのでしょう。ソウゴならどうせ返すだろうと思っていたのでしょうか?
 初登場となったジオウ・ゴーストアーマーを見て、記憶が無いながらも売れしそうなタケルが印象的でした。


 ・・・が、そんなゴースト編を破壊するのは、「大体わかった」でお馴染みの門矢士!「なかなかできるな。だが俺には及ばない」とゲイツ・ドライブアーマーをアギトで圧倒したかと思えば、アナザーゴーストとの戦いに割り込んできては「驚くのはまだ早い!」と響鬼に変身。ゴースト相手に響鬼って、相性良さそうですもんね。
 世界の破壊者として、現行ライダー2人を、しかも初登場のジオウ・ゴーストアーマーを圧倒する活躍っぷり。あの低い声、たまらなくカッコいいですね。ジオウのアーマーも個性の1つだとは思いますが、やっぱり「どの平成ライダーにもなれる」ってのは分かりやすく強く、かっこよく、憧れる能力です。

 そして本編にもチラッと出たディケイドライドウォッチは、いつも通りCMでネタバレされましたとさ(笑。ジオウ・ディケイドアーマー・ビルドフォームとか何がなにやらなんですが、とりあえず顔が微妙・・・ガンバライジングのライダーってあんな感じなんでしたっけ?そちらに慣れていればカッコいいのかもしれませんが、個人的にはあまり・・・でもライドヘイセイバーのネーミングと技エフェクトはカッコ良さそうなので期待です。

 ディケイドライドウォッチは中間形態にパワーアップする能力持ちですかね。ビルドのスパークリング、エグゼイドがダブルアクションゲーマーとくれば、ゴーストは闘魂、ドライブはデッドヒート、鎧武はジンバーレモン、ウィザードはフレイムドラゴンあたりかな。

 また、新たにネオディケイドライバーがプレバン行きだそうで。思ったよりも高かったのでちょっと考え中。


 ディケイドのインパクトにやや押され気味に感じましたが、ともあれ次回はタケルとマコトの変身も見られそうなので、ゴースト編としてきっちり締めて欲しいですね。
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HUGっと!プリキュア 第42話「エールの交換!これが私の応援だ!」

2018-12-02 08:59:03 | HUGっと!プリキュア
HUGっと!プリキュア 第42話「エールの交換!これが私の応援だ!」

 そういえば次回作は「スター☆トゥインクルプリキュア」だそうで。キュアトゥインクルというプリキュアがいるのにこの名前は結構大胆だなーと。

 さて今回は・・・タイムジャッカーが出てきてもおかしくない展開だなと思ってしまいました(汗。アンリ回であることは分かっていましたが、まさか交通事故にあうとは・・・かーなーり衝撃的な展開で驚かされました。てっきり交通事故にあう直前でクライアス社が現れて、代償としてクライアス社に力を貸すことに・・・なんて展開になるかと思いきや、交通事故にあうという運命は変わらず。

 アンリが自ら望んで未来を壊そうとする中、わがままかもしれないけど必死に応援するはな。アンリがなりたいアンリは、スケートでみんなを笑顔にする若宮アンリ。「もう一度だけ」と望むアンリの心とプリキュアの力が反応し、何とキュアアンフィニへと変身!・・・まさか本当にプリキュアになるとは。確かハートキャッチにキュアファイヤー、ドキプリにキュアセバスチャンがいましたが、こうして変身するプリキュアとしてはアンリが初でしょうか?

 しかしそれはあくまでも一瞬の奇跡。猛オシマイダーとの戦いが終われば、アンリの夢のような時間は終わる。それでも自ら名づけた「アンフィニ=無限」の名に恥じぬよう、アンリの体であってもアンリの心は縛れないと前向きな姿勢を見せていました。番組当初から登場し、早々にプリキュアの正体に気づき、妖精以外の一協力者としてはなたちと接し続けたアンリですが、ここまでのキャラクターになるとは思ってませんでした。
 加えて「応援はみんなの心に翼を生やすこと、新しい世界へ飛び立つ翼を生やすこと」だと、応援、そして翼の名を持つ「キュアエール」にエールを送る・・・本当、主人公みたいな活躍っぷりですね(笑。男の子だって綺麗だったり可愛い格好をしてもいい、男の子だってプリキュアになれる。もしかすると誰よりも「なんでもできる!なんでもなれる!」の体現者なのではないでしょうか。

 人々の背中に、新しい世界へ飛び出す翼を生やす応援を。故のキュアエール。素晴らしいネーミングだと思います。

 アンリの言葉がきっかけで、自分がなりたい自分は何かを考え出した3人。次回はほまれ回。

 そういえばチャラリートも何気に良い仕事してましたね。彼らは戦いが終わった後、どこに行くのだろうか・・・
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やがて君になる 第9話「位置について/号砲は聞こえない」

2018-12-01 08:15:30 | 2018年アニメ
やがて君になる 第9話「位置について/号砲は聞こえない」

 今回は体育祭のお話。
 前半「位置について」では、体育祭の事前準備や当日忙しくする生徒会の面々が描かれていました。事前準備では体育倉庫で物を探している最中、バッタリ出会った侑と燈子がそのまま・・・という展開に。侑の「何で入ってくるんですか?」という疑問に「んー?」と返す燈子が可愛い。こういったところでは積極的だけど、いざ侑に積極的にされると弱いのがまた可愛らしいと思います。

 体育祭の最中、槙くんと2人きりになった侑は「誰のことも好きにならない」、そのことについても燈子がそのままの侑を好きで言ってくれたから「寂しくないかな」「私ももう好きになろう何て思わなくていいや」とは言うものの、槙くんは侑の顔が「寂しくない人のする顔じゃない」と見抜いていました。
 実際、侑の表情のみならず言動にしても、「好きになろうと思わなくてもいい」、むしろ「好きになってはいけない」と自分自身に言い聞かせている感じが強かったですね。誰も好きにならない侑のことが好きと言ってくれる燈子のためには、燈子のことを好きになってはいけない、でも・・・というこのもどかしさ。切ないですね・・・


 そこからの後半「号砲は聞こえない」。最初はあまりやる気の無かったリレー対決。しかしいつしか侑も全力で走り、そしてアンカーを務める燈子のことを応援していた侑でしたが・・・
 ・・・いやー、ここのシーン、素晴らしいですね!挿入歌も相まって侑の燈子への気持ちが痛いほど伝わってくるシーンになってました。
 握ってくれた手、見つめてくれた瞳、キスしてくれた唇。その全てから構成される「七海燈子」というスコア。そんな彼女の全てで奏でられたコーラスが、侑の心に響き渡っているあの感じ!もう燈子しか見えていないあの感じ!最高ですね・・・

 けれども、それでもなお、侑は「ご褒美」として燈子に自分からのキスを求められましたが、それをしては「だめだ」と感じて踏みとどまることに。多分あそこで自分からキスをしてしまっては、それこそ抑えられなくなってしまっていたことでしょう。早すぎる心臓の音を燈子のものだと言い聞かせていましたが、あの抱きしめ方からすると、燈子の胸の音って聞こえるんですかね・・・
 「号砲は聞こえない」がサブタイトルでしたが、本当に「聞こえない」んじゃなくて、「聞こえない」と言い聞かせている感じが溜まりません。「位置について」しまってはいる。号砲も鳴っているけど「聞こえない」。踏み出してはいけないと堪えている侑が何とも・・・


 素晴らしい、けれどもその分切ない第9話でした。しかしこの調子だと、やっぱり6巻まではいきそうにないですね。どう決着つけるのかな。分割にしてはストックが足り無さそうだし、そもそも完結してない作品ですから、最初から12、13話でキリ良く終わるとは思っていませんでしたが。

 そんなこんなでまた自戒。
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