ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ウルトラマンネクサス 第2話「異生獣-スペースビースト-」

2022-09-15 07:24:11 | ウルトラマンネクサス
ウルトラマンネクサス 第2話「異生獣-スペースビースト-」

 晴れて……晴れて?TLTの、ナイトレイダーの一員となった孤門くん。しかし前職は山岳救助隊員であり、当然スペースビーストとの戦いなど未経験。ということで、しばらくの間は訓練に励むこととなりました。最近だと「ウルトラマンデッカー」のカナタたちも訓練していましたが、孤門くんは彼らよりも短い1カ月という短期間で武器の扱いや戦闘機・クロムチェスターの操縦をその身に叩き込まれることに。うーん、スパルタ。

 途中からはナイトレイダーの一人である平木詩織が教官を務めてくれます。詩織は副隊長よりかは接しやすいものの、訓練の時は孤門くんに厳しい言葉を浴びせていました。同じチームで戦う以上、孤門くんのミスはナイトレイダー全員の命を危険にさらすことにも繋がりかねませんからね。厳しい態度も当然です。
 訳の分からぬまま武器を持たされて訓練に放り込まれ、リコとも連絡が取れず、肉体的にも精神的にも辛い時期だったでしょう。ですが孤門くんは決して諦めませんでした。人命救助の仕事だからというのもあるにせよ、こうした要所要所で見せる精神力の強さこそが、孤門くんの魅力ですね。訓練を終え、久々にリコと再会した際の安らいだ表情も印象的です。この時、孤門くんがリコから受け取った「ガンバルクイナくん」は後に別作品にも登場しています。

 
 さて、隊長・和倉英輔、副隊長・西条凪のほか、分析も担当する石堀光彦、孤門くんの教官を務めた平木詩織、そして孤門くんを含めた全5名がナイトレイダーとなります。話の中心となるのは孤門くんと副隊長なので、まずはその2人の関係性に注目していただければと。詩織は個別エピソード(テレビ未放映)が存在するため、そちらの話はまたいずれ。
 また、彼らに「CIC」から指示を出しているのが吉良沢優。第1話において、孤門くんがウルトラマンに助けられる前から、ウルトラマンの存在を察知した重要人物です。彼に関しては別の呼び名もありますが、それもまたいずれ。
 そして孤門くんを連れてきたイケオジ管理官が松永要一郎。彼もまた、ただの管理官では終わりません。


 5人揃ったナイトレイダーの初陣は、より巨大化したペドレオン(グロース)。分体であるクライン以上に気色悪い見た目をしており、人間を襲い、盾とする習性からは、とても共存共栄が出来る相手とは思えませんね。怪獣たちと共に生きることを夢見たコスモス最終回のあとに出てくるのがコイツというのが何とも。
 そんなペドレオンを前に下される非情な命令。人を救う仕事だと聞いていた孤門くんにしてみれば、到底受け入れられない話なのは分かります。しかし実際のところ、人質を救出しつつペドレオンを倒す手立ては存在しないでしょう。仮に触手を破壊できたとしても、落下する人質を誰がどのように受け止めるのか。クロムチェスターが連携するにしても、そんな奇跡のような技は出来ないでしょう。
 個人の感情だけでは解決しない状況もあるというのを、初陣からまざまざと見せつけられる孤門くん。本当、辛い職場に来ちゃったよね……


 しかし、その奇跡を成しえるのが我らのウルトラマン!現時点では謎の男・姫矢准が「エボルトラスター」を鞘から抜いて、変身!この鞘から剣を抜くかのような動作が「真剣勝負の場に赴く」ことを意味しているみたいで、本当にカッコいいんですよ……
 光の鞭「セービングビュート」で人質を救出し、いざペドレオンとの胸躍るバトルだ!……って思うじゃないですか……本当、この時期の副隊長は副隊長が極まってますね(笑。今でこそ「副隊長はこういうことする」と納得して見られますが、当時は「何で!?」感が強かったなぁと。第2話までで、ウルトラマンの登場時間の短さとインパクトの大きさが見事に反比例しています。
 今でこそ全話視聴済み、DVDでまとめて視聴しているから良いものの、当時は1週間待たされて見せられたのが、この扱いですからね(汗。少なくともウルトラマンの活躍を期待していた当時の私は物足りなさを覚えていました。


 といったところで次回に続きますが、次回もペドレオン戦です。何なら次々回もペドレオン戦です。数話にまたがって同じ怪獣が登場する点についても、「まだ倒さないのか」という不満があったなぁと。強敵や幹部クラスならいざ知らず、一般的?なスペースビーストでコレですからね。
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ウルトラマンネクサス 第1話「夜襲-ナイトレイド-」

2022-09-14 07:08:03 | ウルトラマンネクサス
ウルトラマンネクサス 第1話「夜襲-ナイトレイド-」

 というわけで、ネクサス8位が心の底から嬉しかったので、ネクサスの感想記事です。DVD-BOX、買おう!本編の後日談的な幻の物語「再臨-ドリームス-」も読めるぞ!

 さて、まずはタイトル映像から。ここには様々な意味が隠されています。「ULTRAMAN」関連のみならず、ネクサス本編内での出来事も関係していますが、そこそこ後半の話であるため、本編内でその話題が出た時に再度触れることにします。

 アバンで遺跡を見つめる姫矢さんに始まり、OPを挟んで孤門くんの「僕たちは生きている。平和な日々を、ごく当たり前のものとして。例えば、その日常の裏に得体の知れぬ何かが存在したとしても、多くの人は自分とは無縁のものだと思うだろう。でも、目の前にある現実が、全て偽りだったとしたら」というセリフからネクサスの物語は始まっていきます。どこか不穏、不安な雰囲気を感じさせる口調ですが、これが最終回では……という変化も楽しんでいただきたいですね。

 主人公である孤門一輝(孤門くん)は山岳救助隊員でしたが、幼い頃のトラウマから、救助時にパニック状態に陥ってしまい、仕事を続けられるのかと不安を抱えていました。孤門くんの過去や、彼に差し伸べられた手が誰のものだったのかは本編内で語られたり語られなかったりします(汗。もしも放送が短縮されていなければ、あの手が誰のものだったのか、明確に本編内で語られていたのでしょうか。

 そんな孤門くんは新たな職場として特務機関TLTに所属する防衛チーム・ナイトレイダーに配属されることに。ただしこの異動は極秘のもの。恋人である斎田リコにすら明かすことは許されません。
 そしてTLTやナイトレイダーの活動についても具体的に報じられることはなく、冒頭のガソリンスタンドにおけるスペースビースト・ペドレオンの襲撃も「謎の行方不明事件」としてだけ扱われています。映画「ULTRAMAN」においてはビースト・ザ・ワンやウルトラマンの存在が大々的に報道されていたにも関わらず、何故こうも秘密裡に事を進めようとするのか。その謎はネクサス本編内で次第に明らかとなっていきます。

 で、そのナイトレイダーですが、今回はガソリンスタンドを襲撃したペドレオンを撃破。装備も戦闘機クロムチェスターシリーズも非常にカッコよく、頼もしい部隊です。メンバーの詳細については第2話で明かされますが、やはり第1話から西条凪副隊長の存在感が際立ってますね。未だに「副隊長」といえば真っ先に彼女を思い出すくらいにはインパクトの強いキャラクターであり、本作を代表するキャラクターだとも思います。
 
 

 そして、第1話におけるウルトラマンの活躍は!……当時は色々な意味で衝撃的でした。
 私は幼い頃にはウルトラマンタロウなどに触れていたものの、ティガ・ダイナ・ガイアら平成三部作はリアルタイムで視聴しておらず、コスモスも時間があえば見る程度。本格的に復帰したのはコスモス劇場版第3作が公開された頃でした。
 その後、ネクサスが放送されることを知り、めちゃくちゃワクワクしながら見始めた第1話の終盤。確かにこれまでのウルトラシリーズとは一味違う!という意欲溢れるシーンではあるものの、正直「え、これで終わり?」と肩透かしを食らった感じは否めません(苦笑。「ウルトラマンといえば光線技でフィニッシュ」「1話完結」そんなイメージがあったからでしょう。じゃあ続く第2話で光線技が拝めるかといえば……あのラストだもんなぁ……本当、色んな意味で記憶に残るウルトラマンだなと、改めて感じた第1話でした。


 といったところで第1話はここまで。第2話では孤門くんの訓練風景と初めての実践が描かれます。
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映画「ULTRAMAN」を見て

2022-09-13 08:04:47 | ウルトラマンネクサス
 というわけで、2004年に公開された映画「ULTRAMAN」を久々に視聴しました。

 幼い頃に見た「銀色の流星」に憧れ、その夢を叶えた空自のパイロット・真木舜一。彼は病気の息子と一緒にいる時間を増やすべく、職を離れる決意を固めていた。その直前のフライトで真木は赤い発光体と衝突。奇跡的に一命を取り留めたものの、以来防衛庁の特務機関に所属する水原沙羅らの監視下に置かれていた。全ては青い発光体との邂逅により怪物「ザ・ワン」と化した有働貴文を誘き出すために……
 そして「ザ・ワン」の危機にさらされた時、真木は「ネクスト」に変身を果たす!


 結構久々に視聴したのですが……「ウルトラマン」第1話を彷彿とさせる展開や、「ウルトラQ」を見た人には聞き馴染みのある登場人物、まだ人間の名残がある瞳が「変身」の生々しい恐怖を煽るザ・ワン(イドロビア)、戦う決意を固めるに連れて強くなっていくウルトラマン・ザ・ネクスト、大迫力の空中戦と、様々なシーンを彩る名曲の数々……やっぱどれを取っても最高に面白いですね「ULTRAMAN」!

 一般人であるはずの自分が何故と苦悩し、徐々に目覚めていく力に怯えていた真木。ウルトラマンになることを神秘的なものとして描くのではなく、変身することへの恐怖が描かれるというのが新鮮です。ザ・ワンの恐ろしさを見ていただけに、その恐怖は猶更だったでしょう。しかも肝心のザ・ネクストは事情を真木に話していなかったみたいですしね。ザ・ネクスト自身、本調子でなかったということもあり、そういった余裕も無かったのかもしれません。
 また、肉体的な変身はせずとも、精神的に変わることを求められた人物が沙羅でした。当初は冷たい人物に見えた彼女の真意が明らかになっていくに連れて、彼女もまた変身せざるを得ない人物だったことが明らかとなります。真木同様に「何故自分が」と苦悩したことでしょう。何も怪獣相手に武器を持って戦うことだけが戦いではない。心の中でも戦いは行われている。それを表していた人物だったと思います。


 真木は幼い頃に「銀色の流星」に憧れていましたが、大人になった彼は息子をはじめや多くの人々の憧れに、英雄になっていきました。他にも有働との絆を断ち切れなかった沙羅、立場は違えど変わらぬ絆を見せてくれた倉島など、そうした目には見えない「絆」が本作でも描かれているように感じました。
 それが特に顕著なのはラスト、街頭テレビで一連の惨劇が報道されるシーンです。あのシーンは「ウルトラマンネクサス」の終盤の展開に繋がる、非常に重要なシーンとなっています。これほどまでに大々的に報じられているのに、何故「ウルトラマンネクサス」ではああいった扱いになっているのか。その疑問は後々明かされることとなります。

 そしてウルトラマン・ザ・ネクスト!この不完全さがまたたまらなくカッコいいですね!アンファンスからジュネッスへと成長する過程は今でも大好きなシーンのひとつです。そして親子を助けた時に見せる、あの優しい仕草!問答無用の安心感に包まれる、あの仕草が大好きです。
 狭い空間での肉弾戦に始まり、初めて飛んだ際の全身で空を感じている描写の素晴らしさ、空中で次から次へと繰り出されるラムダ・スラッシャーの美しさ、初使用故かチャージに時間がかかっているものの、それ故のカッコよさがあるエボルレイ・シュトローム……本当、どこを切り取ってもカッコいいんだよなぁ、ザ・ネクスト。


 ……といった感じでネクサス熱が高まったまま見た「ULTRAMAN」の感想でした。となると、次は……!
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祝!ウルトラマンネクサス第8位!

2022-09-12 07:36:50 | ウルトラシリーズ
 というわけで、先日発表された「全ウルトラマン大投票」にて、「ウルトラマンネクサス」がウルトラヒーロー部門の第8位にランクインしました!やったぜ!なお結果は見ましたが番組は殆ど見ていません。プリキュア大投票の内容がイマイチだったので……

 数あるウルトラヒーローの中から8位に選ばれたことはとても光栄ではあるのですが、「心に深い傷を抱える人たちが変身します」という紹介ではやや不足しているかと。より正確に言うならば「心に深い傷を抱える人たちが変身し、視聴者の心にも傷を残します」ではないかと(汗。大体ノスフェルのせい。

 さて、改めて「ウルトラマンネクサス」を振り返ると「主人公がなかなか変身しない」「防衛隊がウルトラマンを攻撃する」「よく人が死ぬ」「なんなら登場当初から死んでる」「年始から1カ月間のサブタイトルが「悪魔」「悪夢」「迷路」「闇」「黙示録」と超暗い」「怪獣(スペースビースト)のデザインがキモい(誉め言葉)」などなど……改めて挑戦的なウルトラマンだったと感じます。
 今でこそ私にとっての永遠の第1位であるウルトラマンネクサスですが、当時は昔見ていた「ウルトラマンタロウ」や、直前に放送されていた「ウルトラマンコスモス」との違いに戸惑い、正直ウルトラマンが活躍するシーンだけを早送りで見ていたこともありました。

 ですが、そういった「暗い」一面はネクサスを構成する一部分でしかありません。主人公がなかなか変身しなかったからこそ、満を持しての変身は最高の盛り上がりでした。防衛隊がウルトラマンを攻撃していたが故に、終盤の対ガルベロス戦における息の合った連携プレーは惚れ惚れするほどのカッコよさです。暗い話ばかりに目を向けてネクサスの視聴を避けるのは、非常にもったいないことだと、私は思います。

 今回番組内ではネクサス最終回の映像が用いられていました。確かにネクサスで一番盛り上がるところではありますが、ウルトラマンネクサスはその名が示すとおり絆の物語。辛く悲しく暗い展開が多い姫矢編、自分の身を顧みず戦場や人生を駆け抜けていく憐編があってこその最終回。光に溢れた最終回だけではなく、ぜひとも第1話から、何なら映画「ULTRAMAN」も含めて視聴していただきたい作品ですね。

 光と闇、希望と絶望。それら全てが繋がり、最終回で結実する。そして時を経て、その絆は新たな世代へと受け継がれていく……
 「ウルトラマンネクサス」は今までも、そしてこれからもずっと私の№1のウルトラマンです。そんなネクサスを愛する方が多いと改めて実感できた順位でした。本当にありがとうございます!


 ……それにしても大投票。1位が平成のティガ、2位が昭和のセブン、3位が令和のゼットさんと、見事に時代が分かれていたことに加え、その三世代の架け橋的な役割を果たしているゼロが4位にランクインしているという、何とも綺麗な流れでしたね。伝統を大事にしつつも、タイプチェンジやウルトラマンとのコミカルな会話など、新しい要素が受け入れられているのだなと感じます。
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暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第28話「ひみつのヒミツ」

2022-09-11 10:05:32 | 暴太郎戦隊ドンブラザーズ
暴太郎戦隊ドンブラザーズ 第28話「ひみつのヒミツ」

 サラッと退職している狭山さん。退職したのか、させられたのか……いずれにしろ獣人の影響なんでしょうけども、正気に戻った時のショックが大きそうですね。

 さて今回翼が出会ったのは、今は亡き彼氏が描いた自分の絵を盗みたいお嬢様・伊集院瑞穂。ヒトツ鬼・科学鬼に変貌するほどの欲望を抱いているものの、それを必死に理性で抑えている様を見て、翼も彼女に協力し、オークションで競り落とすことに。しかしそこにはつよしやはるか、真一の姿も……といった今回の話。
 ヒトツ鬼になりながらも、理性でどうにか抑え込むなかなかに破天荒なお嬢様・瑞穂のキャラクターも面白かったですし、「芸術は爆発だ!」とのことで科学鬼が選ばれたり、ラストに明かされる絵の題名「秘密」に込められた思いと、それに対する瑞穂の反応など、綺麗にまとまっていた話だったと思います。

 怪盗、オークションというと、ルパパトでもオークション回があったのを思い出しますね。また、オークションにおけるつよしの番号は「92」で「きじ」、はるかの番号は「02」で「鬼」、翼は「17」で「犬」を表していたのでしょう。
 そして呉越同舟、超絶大合体!トラドラオニタイジン!「呉越同舟」といえばゲキリントージャを思い出しますね。どこからともなく現れた馬に乗り、槍と弓矢で戦場を駆けるトラドラオニタイジン、めっちゃカッコよかったです。なんならエンヤライドンに乗るのもありなのではと思いましたが「流鏑馬モード」と言われては謎の馬に乗ってくださいとしか言えませんね(笑。

 また、はるかは逸材だと褒められ、絵のモデルになっていました。確かに逸材だと思います。劇場版における劇中劇の演技は最高に面白かったですしね。今回も風船を膨らませているだけなのに面白いとか、すげぇよ、はるか……

 能登さんの「じかーい、じかい」が聴けて超絶大満足したところで、次回はソノイのお葬式!……いや、うん、ごく自然な流れなんだけど、ドンブラザーズでこれをやられると、妙な笑いがこみあげてきてしまいますね(苦笑。
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仮面ライダーギーツ 第2話「邂逅Ⅰ:宝さがしと盗賊」

2022-09-11 09:33:59 | 仮面ライダーギーツ
仮面ライダーギーツ 第2話「邂逅I:宝さがしと盗賊」

 前回デザイアグランプリに優勝した浮世英寿。彼が叶えた世界の謎を解き明かす物語かと思いきや、英寿が叶えたのは「俺が世界のスターになっている世界」という、何とも欲にまみれた分かりやすい世界でした。
 しかし彼がツムリに対して「叶えられる世界にも限度があるんだろ?」と問いかけていたところを見るに、本来叶えようとしていたのは別の世界かもしれません。もしかすると「世界の支配者」「デザイアグランプリのゲームマスター」といった願いを「世界のスター」に変えさせられたとか?あるいは願いの限度を計るため、敢えて規模の大きい願いを書いているとか。

 今回のデザイアグランプリには、前回戦いに巻き込まれた景和や祢音らも参戦。景和の願いは「平和な世界」ですが、何をもって平和とするのでしょうね。自分の平和のためには他人の平和を侵害する……とか、そういうこともあり得そうな……
 また、景和を面接した平は「息子が健康になった世界」。こうした他人の願いを聴いてしまうと、いざ戦いのときに躊躇し、自分が命を落とす危険性さえありそうですね。一般人は元に戻れても、仮面ライダーはそうはいかなさそうですし……てことは、第1話で亡くなった人は、あのまま退場ってことかな。まぁ、どこかしかで敵キャラクターとして復活してもおかしくないかと。

 今回は1回戦の模様が繰り広げられましたが、装備はデザイアグランプリのたびにリセットされる模様。ギーツの基本装備かと思われたマグナム、ブーストのレイズバックルは他の参加者が入手。しかし英寿は「化かす」ことで難局を乗り越えていました。「ウォーターは水を放つ」という先入観にとらわれず、水道管で攻撃したり、水場での戦いで真価を発揮させたりと、道具の使い方が見事でしたね。

 
 そして景和を二重に化かした彼の真意はどこにあるのか。ゲームマスターにすら真意を悟られぬよう動いている節がありますし、最後まで視聴者を化かし続ける存在であって欲しいですね。

 そんなこんなでまた次回。
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デリシャスパーティ♡プリキュア 第27話「コメコメ大変化!?らんのハッピー計画」

2022-09-11 09:01:03 | デリシャスパーティ♡プリキュア
デリシャスパーティ♡プリキュア 第27話「コメコメ大変化!?らんのハッピー計画」

 OPで映画の予告が流れる時期になりましたが、ヤムヤムの技、めっちゃカッコよさそうですね!あと変身後のパムパムがびっくりするくらい可愛かった。

 今回はマシマシハッピーモードのらん博士が新発明に熱中。以前のキャンプの時も発明家としての一面を見せていたものの、正直このポジションは少々意外でした。しかし、それ以前にも新メニューに頭を悩ませたり、みんなを楽しませるためにキュアスタを通じて情報発信していました。そう考えると、今をよりよくしようと考える発明家ポジションには納得です。

 そんならんの妹りん、弟るんが初登場。2人との交流を経て、コメコメは耳と尻尾を隠したい、みんなと同じが良い、「変」と思われることが嫌だと感じ始めました。こうした感じ方の変化もまた、心の成長ですね。
 そんなコメコメに対し、周りから「変」と言われることを乗り越えたらんから「変と思う人もいれば、良いと思う人もいる」「みんなと違うところを良いと思えたらハッピーがマシマシになる」「いっそ自分のハートを変えちゃうってどう?」とアドバイスが送られることに。らんの成長をらんだけのものにせず、コメコメの成長に繋げていく描写が素晴らしいですね。そして、コメコメの成長もいつか誰かの支えになることでしょう。
 
 戦いでは「食事に意味が無い」と否定し、ウバウゾーを応援するスピリットルーに対し「ごはんは応援と同じ、元気をくれるもの」だと伝えるゆい。まさかここでスピリットルーの説得にかかるとは……ただ、少々らんのメイン回という印象は薄れたように感じます。まぁメイン回とか担当回は見ている私が勝手に言っているだけではありますが。スピリットルーの説得をらんがしていれば、多少は印象が変わったかなとも。
 また、サラッとコメコメが二世であり、一世の存在が示唆されていました。一世がブンドル団の首領になっていたり……?

 
 そんなこんなで次回は新たな力、発現!コメコメが鍵を握るようですが、果たして。
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ウルトラマンデッカー 第9話「誰がための勇姿」

2022-09-10 10:20:59 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンデッカー 第9話「誰がための勇姿」

 今回は宇宙格闘士グレゴール人グレースと、その娘ミカが登場。以前のピット星人とエレキングのように、彼ら親子もスフィアの影響で故郷に帰れなくなっていました。ピット星人はエレキングの餌(電池)代がかさみ、グレゴール人は格闘家として戦い続けていたため、スーツを着ての仕事にはなかなか慣れなかった様子。格闘家としての力量を仕事に生かそうにも、体調不良とあってはそうもいかなかったのでしょう。暮らしぶりも裕福とは言い難い感じでした。
 もしかするとグレゴール人やピット星人のように人間の姿になれず、どこかでひっそりと暮らしている宇宙人もいるかもしれません。地球や宇宙の平和を守る、というでっかい目的のみならず、身近な幸せ、生活を守っていくことの大事さを改めて認識させられる話でした。

 さて、そのグレースさんですが、終始めっちゃ良い人として描かれていましたね。娘と、娘の思いを大事にし、どくろ怪獣レッドキングが出現した際には自ら変身して戦いを繰り広げるその雄姿、最高にカッコよかったです。GUTS-SELECTの援護射撃が入った時は「戦いの邪魔をされたら怒るのでは」と不安になりましたが、むしろチームワークの良さを褒めるという……
 平和な地球でむやみやたらと戦いを仕掛けるようなことはしなかったことも含め、今何をすべきか、何が一番大事なのかちゃんと理解している人なのが伝わってきました。そりゃミカも誇りに思うわけですよ。

 その後GUTS-SELECTとの試合が行われることになるのですが、その形式は意外なものでした。てっきり等身大の戦いを繰り広げるものだとばかり。あの戦力に勝ってこそ「GUTS-SELECTに勝利した」と胸を張って言えるのでしょうね。
 試合の最中にはスフィアレッドキングが出現し、これを機会に共闘か!?とも思ったら、これまた意外な展開に発展。今回は誰もがみな、大事なもののために戦う話でしたね。「ウルトラデュアルソードにカードをスキャンするよりも、この前の空間移動能力で助けた方が手っ取り早いのでは」とか思ったのは内緒です(汗。

 そして、今回個人的に一番驚いたのは、ムラホシ隊長のエプロン姿!立派な教育者で、ちょっと先走ってしまうところもあるけど頼れるリーダーで、加えて家庭的とか何なのこの人……心も体も育てる教育者の鑑みたいな人物ですね。カナタと街に買い出しに行くシーンも含めて、ますます好きなキャラクターになりました。


 「新兵器」に嫌な予感しかしないなか、次回は暴れては去っていく怪獣登場。「人と怪獣」とはまた意味深なサブタイトルですが、果たして。そして今夜のウルトラマン大投票結果や如何に。
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高校生クイズを後半から見た話

2022-09-10 08:00:05 | テレビ・映画・ドラマ
 何!?高校生クイズは21時、金曜ロードショーの枠で放送するのではないのか!?

 ……ということで、放送時期が近付いていることは分かっていたものの、まさか19時からの放送だとは思わなかったため、今年の高校生クイズは番組開始1時間ほど経ってからの視聴となりました。番組表をちゃんと見なかった私が悪いのは重々承知していますけど、時間帯はそのままでも良かったんじゃないかと思わなくもない。

 ここ最近は「地頭力」や「ソウゾウ力」と、何がどう違うのかさっぱりわからないテーマで、モアイを引っ張ったり、壁を登ったり、砂に埋もれたトロフィーを引っこ抜いたりと色々やってましたが、今年の後半は割と普通のクイズ番組でした。今年のテーマが「クイズにかける夏~努力が報われる日~」とのことなので、シンプルなクイズに特化した形式に変更されたのでしょうか?
 いつぞやの超難問とは異なり「視聴者もテレビの前で考えられる、参加できるクイズ番組」点では面白かったですが、「高校生クイズ」というよりも「高校生が出場するクイズ番組」、他のクイズ番組の出場者が高校生に変わっただけという印象を受けました。ご時勢的に難しいとはいえ、個人的には各地を周る形式が一番好きだったな。

 今年のようにクイズに重きを置く年があっても良いとは思いますが、多分今回を見ても、高校生の私は「私も参加したい!」とは思わなかっただろうな……と。いやだって、勉強しなくちゃいけないじゃないですか(汗。知力を体力や運でカバーしたりと、知力以外の要素が絡むことで「案外良いところまで行けるかも!」と思わせてくれる。見ていてそう思わせてくれる番組だったからこそ、当時の私もうっすらと参加したいと思ったのだろうなと。

 マンネリ化を防ぐためか、割とあっちこっちに方向性が切り替わっている気がする高校生クイズ。来年はどうなっているのでしょうね。来年こそは初めから見よう……なので、21時に戻して……
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ドキドキの予約

2022-09-09 08:10:22 | 日々の生活
 ……大丈夫かな、予約できるかな……あのー、ポケモン新作予約したいんですけど……あ、これに必要事項を記入すると。わかりました……ふぅ。

 とまぁ、そんな感じで先日ポケモン新作の予約を済ませてきました。もう幾度となく予約していますが、未だに緊張しますね。以前予約開始当日に予約しようとした時には、やや対応に時間がかかったので……お店によるのかもしれませんが、以来予約が始まってからしばらくした後に行くようにしています。
 
 こうした予約で思い出すのは、やはりポケモン金銀ですね。親に頼んで、ローソンで予約してもらった日の緊張感は今でも忘れられません。今ならスマホで手順を確認したり、伝えたりできますが、当時はそもそも携帯電話を持っていませんでしたし、インターネットも学校の授業で少し触れていた程度。あの日の緊張感は覚えていますが、どうやって機械での予約手順を親に伝えたかまでは覚えておらず……当時の私の情報源であるコロコロに何か載っていたのだろうか。
 
 で、予約してもらったにも関わらず、実際に受け取るまで「本当に買えるのだろうか」と不安でした。というのも、金銀発売日は部活が入っていたため、夕方以降の受け取りが確定していまして。当日は頭はポケモン金銀、体は部活という状況故に、かろうじて部活だったことだけは覚えているものの、何があったのかはさっぱり覚えていません(汗。
 そんなわけで「予約したけど買えなかったらどうしよう」と不安がっていたため、無事購入できた時の喜びはひとしおでした。さすがに今はそんなことを考えたりは……するんですよね(苦笑。本当、心配性なのは昔から治っていないなと改めて思います。

 といった感じでドキドキしながらも、無事に予約を済ませた今日この頃。後は発売日当日に仕事を入れないようにするだけですね(笑。


 それにしてもポケモンSV。伝説の2匹に乗れるのはテンション上がるポイントですが、あまりにも乗り物し過ぎているような気がしないでもなく。
 私のプレイにおける伝説のポケモンは「ゲーム終盤で捕まえて、ポケモンリーグでお世話になったら後はボックス行き」が定番なので、新作のように一緒に旅を出来るというのは嬉しいのですが、乗り物感がやや強いため少し抵抗があります。まぁ実際のプレイでは気にならないかもしれませんが。
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