ひびレビ

特撮・アニメの感想や、日々のことを書いてます。
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ふたりはプリキュアSplash☆Star 第4話「うっそ!?春の景色とセミの声」

2024-10-26 21:11:49 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第4話「うっそ!?春の景色とセミの声」

 今回は舞が美術部の部長からスカウトされ、入部するかどうかはさておいて、来週末に開催されるコンクールに「春の風景」を題材にした絵を出品することに。しかし舞の家族に聞いても「昔の人の食べ物」「春の星座」と、いずれもピンと来ず。
 極めつけは舞の兄。近くに望遠鏡があるのだから星座の話でもするのかなと思っていたら、まさかの「カエルの産卵」とは。何かの本で見たことがあるような気がしますが、とりあえず日曜朝からカエルの産卵アップはアニメとはいえなかなかきつそうなので、遠くからの風景でホッとしました(苦笑。
 あと、それぞれの話を聞いた際の舞の表情が可愛らしかったですね。どこか大人びた感じもしますが、ちょっとむくれたりと子供らしい一面もあるんだなと。

 で、舞は咲に相談し、咲の案内で二人は春の風景探しに出発。ここで舞は咲に何故自分に付き合ってくれたのかを尋ねるのですが、咲は「舞と一緒にいたかったから。一人より二人の方が楽しいじゃない?」と即答……これを満面の笑みで言える咲があまりにもイケメン過ぎる……
 ただ、今回冒頭の登校シーンの咲が若干浮かない感じの表情だなと感じまして。それについて本編で触れられることは無かったため気のせいかなとも思いつつ、実はちょっと寂しがりなところがあるのでは?と思ってしまうのは考えすぎでしょうか。

 また、今回咲がスケッチ中の舞に話しかけるシーンが2回あるのですが、前者は耳元での大声だったので気づくのは納得ですが、後者はやや離れたところからの呼びかけだったのにも関わらず、咲に返事をしています。第2話では咲たちが間近で歓迎会の準備を進めていたのに気づかず、前回は先生から触られるまで気づかなかったのに、今回の描写はどんなに集中していても咲の声は聞き逃さない、あるいは周りの声に耳を傾けられるように成長したとも捉えられるかなと。いずれにしろ、良い変化ですね。


 そんな二人を離れ離れにしたうえで対処しようとしたカレハーンでしたが、作戦は敢え無く失敗。いつもプリキュアとばかり戦っているからか、人間の身体能力があまり高くないことに気づいていない……?
 また、「たかがセミを笑うものは、たかがセミに泣くことになるだろう!フハハハハハ!!」と高笑いした後、即座に「笑ってんの自分じゃん」と突っ込まれたのが面白かったですね。最近の作品の敵は何だかんだで可愛らしい、どこか憎めない感じの敵が多い印象ですが、カレハーンのように基本シリアスに敵やってるからこそ、こういうところの笑いが光りますね。
 なお、咲に突っ込まれた後に「ウザイナー!」と叫んだので、咲のツッコミへの文句かな?とも思いました(笑。


 そして舞は美術部への入部を決意。そこには咲の存在が大きく関わっていました……まだ4話ですが、この二人の関係性、良いなぁ……

 といったところで、次回は咲と舞のお兄さんが出会って、咲たちのクラスメイトである健太が嫉妬する……的な感じのサブタイトルですが、予告では健太が一切映らず、ハート型土偶が何度も映っていたのは何故。次回のウザイナーは土偶を元に……?
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ふたりはプリキュアSplash☆Star 第3話「真っ向勝負!君こそエースだ!!」

2024-10-26 06:57:15 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第3話「真っ向勝負!君こそエースだ!!」

 今回は咲が所属するソフトボールの試合が描かれました。試合前日、相手が強豪だと知っても「油断している隙を突いて大勝利!」と前向きに構えていました。「日向」という苗字があてられているのは、単に「太陽」を意味しているのではなく「太陽のように明るく前向き」という彼女の性格も踏まえてのものかもしれませんね
 そんな咲たちの様子をスケッチする舞。そのスケッチは試合でも思わぬタイミングで咲たちの助けとなりました。咲のみならず、普段のみんなの躍動する姿が素敵だったからこそ、舞もスケッチしたのでしょう。それに、終盤まで1点も入れられなかったとはいえ、取られたのも1点のみ。咲のみならず、みんなの日ごろの練習の成果が出た結果ですね。

 そんな試合に水を差したのがカレハーン。今回は前回の反省からか、身動きを封じることを優先していたように見えますが、一転攻勢となったプリキュアには敵わず……今回は戦闘は短めでした。

 ところで、ソフトボールってオレンジ色のベースがあるんですね。野球との違いはあまり意識したことがありませんでしたし、無知な私ではオレンジ色のベースが無くても全く気付かなかったと思いますが、こういうところをこだわるのって良いなと思ったところで、また次回。
 次回は春なのにセミの声!?……当時は「ありえない!」的な展開だったかもしれませんが、最近は「ありえるかも……」と思ってしまいますね。
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ふたりはプリキュアSplash☆Star 第2話「パンパカ歓迎会は嵐の予感!」

2024-10-25 06:53:54 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第2話「パンパカ歓迎会は嵐の予感!」

 クラスメイトの男子は後のプリキュア。咲の妹は後のマスコット兼変身アイテム兼プリキュア。それがSS……!

 というわけで2話は早速舞の歓迎会。クラスメイトと共にケーキ作りに励む咲の一方で、舞は日向家の裏庭にスケッチ向きの風景があることに目を輝かせ、早速筆を手に取り集中……その集中力たるや、咲たちが声をかけたり準備しているのにも気づかないほど。舞は咲たちに気づかなかったことを詫びていましたが、それを舞の長所として、そして絵が大好きな証として受け入れられる咲の魅力が描かれたシーンでした。「わんだふるぷりきゅあ!」でも、猫屋敷まゆが舞と同様に集中しすぎて誤解を招いてしまったことがありましたが、過去にもこういったエピソードはあったとは。本作の視聴を通して、その他の過去作オマージュに気づけるかもしれません。
 にしても、目を輝かせる舞、可愛すぎでは?

 そして早速の名前呼び。個人的に名前の呼び方が変わるのは、関係性の進展が感じられる非常に重要で尊いシーンだと思うのですが、まさかその名前呼びシーンで笑わされることになるとは思わなんだ。「俺はカレハーン。カレっちと呼んでくれ」イケボでそれはズルいって(笑。
 そんなカレハーンが呼び出したウザイナーとの戦闘。1話の戦闘はほぼバリアと浄化技だけで事なきを得ていましたが、2話では強化された身体能力に着目した戦いとなりました。最近のプリキュアでも変身後のパワーに驚くシーンはよく見られますが、桁違いの腕力と脚力でぶったまげました。今後の肉弾戦が楽しみでなりません。

 また、支配者アクダイカーンを頂点とするダークフォールが、全ての世界の命を司る「世界樹」を狙っていること、既に7つの泉のうち6つの泉が奪われてしまったこと、残る太陽の泉を守らなければならないことが明かされました。現状アクダイカーンとカレハーン、そしてゴーヤーンが登場していますが、ゴーヤーンって確か……?

 今回の一件ですっかり仲を深めた二人。仲たがいしそうに無さそうな二人が今後どのような物語を展開していくのか、改めて楽しみとなったお話でした。
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ふたりはプリキュアSplash☆Star 第1話「おっどろきの再会!ふたりは何者なの!?」

2024-10-24 07:55:03 | ふたりはプリキュアSplash☆Star
ふたりはプリキュアSplash☆Star 第1話「おっどろきの再会!ふたりは何者なの!?」

 というわけで、東映アニメーションミュージアムチャンネルにて本作の期間限定配信が始まりました。
 本作は私が初めて見たプリキュアシリーズでして。確か満と薫が登場したあたりからチラホラ見ていて、キントレスキーや終盤の展開が印象に残ってはいるものの、ちゃんと見るのは今回が初めてですので、初見の気持ちで楽しんでいければと。なお、二人が登場する「オトナプリキュア」は未見です。

 本作の主人公は日向咲=キュアブルームと、美翔舞=キュアイーグレット。第1話は二人と花の精・フラッピ、鳥の精・チョッピが大空の樹の下で再会を果たし、事情は呑み込めないながらも自分たちを守ろうと必死にカレハーンに立ち向かってくれるフラッピ&チョッピを守るため、プリキュアに変身!というお話。

 放送開始が2006年2月。間もなく20年が経とうとする中で、元気いっぱいで大輪の笑顔を咲かせる咲の可愛らしさ、舞の美少女感は全く衰えることが無いですね。サブタイトルに「再会」とあったので、てっきり咲と舞は顔見知りで、舞が大空の樹を訪れたのも咲と会えるかもと思ってのことだろうなと思っていましたが、5年前に一度会ったきりだったとは。それだけあの出会いが印象的だったということなのでしょう。
 初代の視聴はあまり進んでいませんが、なぎさとほのかが名前呼びになるまで時間がかかった一方で、こちらの二人は割とすんなり名前呼びしそうな雰囲気がありますね。次回は歓迎会も開くようですし。

 また、咲の父親は車も家族同然に扱っており、全てのものに命が宿るという信条の持ち主の様子。そういえばカレハーンが樹で、この後に出てくる敵も火や水でしたから、家族や自然、命にまつわる話が多めなのかな……待って。じゃあキントレスキーってなんなの。あいつ自然由来なの?……(公式を確認中)……あ、キントレスキー「金の泉」を支配しているのか。てことは木・火・土・金・水の陰陽五行説由来の敵なんですかね?

 それはそれとして、今でこそ「あ、山口勝平さんだ」と気づけますが、当時の私に「フラッピと工藤新一、犬夜叉は同じ声」といっても信じなかっただろうなぁと(苦笑。そしてチョッピを演じる松来未祐さんのお声も懐かしい……しっかりと耳に残していこうと思います。


 新たな戦いの始まりといった感じの第1話だったところで、2話以降も順次楽しんでいきたいと思います。できれば感想も書いていきたいですね。
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習慣を変える時

2024-10-23 12:46:51 | 日々の生活
 以前「わしゃがなTV」で寝具を取り上げていたのをきっかけに、自分の寝具を見直してみようかと思いまして。

 枕は昨年買ったばかりなので良いかな?と思いましたが、使い方なのか高さ的な問題なのか、どうにも肩が凝る気がする。というわけで枕とマットレスを新調しました。

 よーし、早速マットレスの上に敷布団を敷いて、新しい枕で……おー、枕は良い感じじゃない?前のより若干低めだけど寝づらいとか首が痛いってことも無いし。これは良い買い物だったかもしれん。マットレスは、まぁ間に敷布団挟んでるし、こんなもんですかねー。
 (数週間後)
 なんかすっげぇ腰がいてぇ。多分恐らくマットレス変えてからなんだけど、めっちゃ腰いてぇ。でも仕事に行く頃には痛みが抜けてるし、仕事中痛いわけでもないし、もしかしてマットレスが合わないんかな。そこそこしたのに、無駄な買い物だったのかなぁ。どれ、一度公式の商品紹介でも見てみようか。

 あれ?マットレスって敷布団の下に敷くものじゃなかったっけ?……(検索中)……なるほど、素材等によって順番は色々あると。じゃあ試しにマットレスの上にマットレストッパーを敷いて、その上に寝てみよう……

 ということで、現在の形に落ち着いています。いやまさか、順番を変えただけであれほど変わるとは……以来腰の痛みもすっかり消え、枕のおかげか首や肩の痛みもだいぶ楽になりました。寝具の敷く順番とか大して気にしていませんでしたが、大事なんだなぁと今更ながらに実感させられた今日この頃でした。
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「レジェンド・オブ・モスラ」を買った話

2024-10-22 07:56:15 | 本・音楽
 先日「レジェンド・オブ・モスラ」という本を買いまして。
 その名のとおり怪獣モスラを特集した本であり、モスラが登場した作品のポスターや場面写、スチール写真、作品ごとのモスラをはじめとした怪獣の設定、作品解説、VSシリーズに登場された小高恵美さんへのインタビュー、ならびに平成モスラ2作品の監督を務められた米田さんへのインタビューなどが掲載されています。

 それこそ昔、ウルトラマンやゴジラシリーズを再び見始めた時はこういった特集本を買いあさっていましたが、今回久々に購入しました。
 というのも、平成モスラ三部作にも触れてくれていたから、ですね。私はVSシリーズ世代なので、「ゴジラVSキングギドラ」から「ゴジラVSスペースゴジラ」までは全て劇場に足を運んでいる……はずです。パンフレットあるし。とはいえ「ソフビを買ってもらった」「入場者特典をもらった」こと以外当時の記憶があまり無く。
 で、VSデストロイアが終わり、平成モスラ三部作が始まり、「モスラ2 海底の大決戦」「モスラ3 キングギドラ来襲」でした。ここら辺は物心ついていたこともあってか劇場に足を運んだことも、内容も覚えていたので、ある意味ではVSシリーズ以上に思い出深い作品です。以前「モスラ2」に触れた時は何故見に行ったのか覚えていないようでしたが、恐らく主人公の女の子を演じた満島ひかりさんが、当時「Folder」の一員として「ポンキッキーズ」に出演されていましたし、確か番組内で映画の主題歌を披露していた気がしますので、それがきっかけなんじゃないかと……子供ながらに主題歌の「NOW AND FOREVER」はめっちゃ好きだったなぁ。
 なお平成モスラ1作目の「モスラ」を見たのはだいぶ後の話です。

 てなわけで購入して読みまして。初めて見るスチール写真やら、南海の大決戦制作に至るまでの経緯、VSモスラは「極彩色の大決戦」というキャッチコピーもポスターイラストも完璧だよなぁ……と楽しく読んでいた一方、またも昔ウルトラマンの技を特集した本を読んでいた影響もあってか、平成モスラの技も全部見せてくれよ!とかアクアモスラはあるのに光速モードが無いじゃん!?とか、結構な写真で糸が見えるな……とか、色々と言いたいことが無くも無いのですが、概ね満足です。でっかい写真で最高にカッコいい鎧モスラが見られたのも嬉しかったですね。
 ただ、モスラ2の怪獣紹介に誤植があったのは残念でした。一体何をどうしたらダガーラの画像に「ヤマトタケル」の海神ムーバの画像が混ざるんだ……?最初に見た時は「え、こんなんいたっけ。ダガーラの幼体とか?」と思ってしまいました(苦笑。
 加えて同ページ内ではダガーラが放出する「ベーレム」についての紹介もあるのですが、そのページ内まるごと「ベレーム」と表記されています。劇中では「ベーレム」、本書の作品解説でも「ベーレム」表記なのですが、何故ここだけまるっと「ベレーム」表記なんだろうか……


 とまぁ、そんなこともありつつ、久々にモスラシリーズが見たくなった本でした……あの、ここまでモスラ良いよね!って書いておいてなんなんですけど、私、初代「モスラ」って見たことありましたっけ?……無い気がする……今晩見ます(苦笑。
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爆上戦隊ブンブンジャー 第34話「夢を運ぶクルマ」

2024-10-21 08:10:29 | 爆上戦隊ブンブンジャー
爆上戦隊ブンブンジャー 第34話「夢を運ぶクルマ」

 「このチーム、秘密が多い!」秘密というと真っ先に浮かぶのはシンケンジャーの殿や、昨年のキングオージャーのラクレスですが、チーム全体で秘密抱えまくりの戦隊はどこになるんだろうか。正体をひた隠しにしているルパンレンジャーとか?


 さて玄蕃の復帰と共に、BBGのためにブンブンカーを運ぶチャンピオンキャリアーが完成。完成にはトッキュウオーの連結システムが役に立ったとのことですが、やっぱりカーキャリアレッシャーの出番をですね……

 そんなチャンピオンキャリアーの試運転がてら内藤からの依頼をこなそうとしている最中、突如サンシーターとエレキギターグルマーが出現。どう見ても内藤もしくは常槍経由で情報が漏れたようにしか見えませんし、もしやあのトレーラーも内藤から支給されたものなのかな?と。
 ただ、大也が逐一内藤に報告していたとも考えづらいため、調さんからの報告で常槍が進捗状況を把握し、内藤がイベントの日程を合わせた、といったところでしょうか。大也をいつまで経っても「少年」と呼んでいるのも、自分のことをすっかり信じ切り、疑おうともしない子供な大也を嘲笑っての「少年」呼びだったりしません……?

 激しいデッドヒートの末にどうにか退けたものの、今度はディスレースによってブンドリオの秘密が暴かれることとなりました。戦闘力も高いのは玄蕃との戦いで分かっていましたが、それ以上に嫌がらせの力が強すぎますね、ディスレース……
 ブンドリオは元ハシリヤンでボス・スピンドーのお気に入り。仲間の事実を望まぬ形でさらされて真っ先に激高したのは、玄蕃を落ち着かせようとした大也でしたが、ディスレースが去った後に怒りの拳を振るったのは他でもないビュンディーでした。元チームメイトで付き合いも長く、消息不明と聞いて最も彼の安否を気にかけていたのはビュンディーでしょう。地球に来たばかりの頃は、彼の腕前が変わっていないことを見てそれ以上の詮索をしようとはしませんでしたが、敵の中枢にいたとなれば話は別。どうして自分を頼ってくれなかったのか、連絡や相談をしてくれなかったのか、色んな思いがあるでしょう。そんなブンとビュンが如何に再び手を取り合うかも楽しみです。

 そして遂に登場スピンドー!ハシリヤンのボスなだけに暴れまわっているのかと思いきや、走りとは無縁そうな星?隕石?の奥の奥、牢獄みたいな場所で優雅に食事をしていました。あそこは自ら望んで入った場所なのか、それとも投獄されている身なのか。今わかるのは、追跡隊長を一瞬にして分解できる能力の持ち主ということ。気づけば第34話と物語も終盤に差し掛かっています。

 次回はブンブンジャーロボチャンピオン登場!ところで、今後宇宙に行く機会があるならば、夏映画に出て来たあの方の再登場を期待しても……?
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わんだふるぷりきゅあ! 第38話「こむぎの帰る場所」

2024-10-20 17:25:17 | わんだふるぷりきゅあ!
わんだふるぷりきゅあ! 第38話「こむぎの帰る場所」

 まるで以前からそう呼んでたかのように自然な「いろはちゃん」呼びをする悟くん。好き。こむぎといろはの絆を断言するユキも優しくて好き。

 今回はこむぎ=マロンの元の飼い主・栗原さんが登場。出会ったばかりのこむぎがいろはに対して警戒心むき出しだったため、てっきり人間に恨みを抱いているものだと思っていましたが、実際は愛情をもって接されていた様子。当時は小食・臆病と現在とは真逆だったため、ボランティア団体の施設から抜け出そうとしていたのも、知らない場所を恐れての行動だったのかもしれませんね。というか、そういう描写にしておかないと「ずさんな管理で逃げだされてしまった」的なことにもなりかねませんし……(汗。

 いっそ悪い人であれば堂々とこむぎを返して欲しいと言えたかもしれない。けれども事情も、愛情もあった。それでも当時、元の飼い主が見つかった別れるという約束を守るには、あまりにも大事な存在になり過ぎた。そんな一人の少女のわがままと、わんだふるな思いを伝えんとする少女の気持ちは栗原さんにもしっかり伝わりました。
 あそこまで行ったら正体バレしても問題ないんじゃないかと思いましたが、あそこは察してくれるからこそ、より栗原さんの優しさが伝わるシーンなんだろうなと。栗原さんも「今までマロンを大切に育ててくれてありがとう」と言っていたことから、いろはが言い出さなければマロンを再びボランティア団体に預けていたか、いつかまた一緒に暮らす日を夢に見ていたことでしょう。
 元の飼い主の話は一旦落ち着きましたが、最終回などで、あれからもこむぎを連れて栗原さんに会いに行っている、的なエピソードがあってもいいかなと。

 とまぁ、こむぎ(マロン)を巡る温かな物語が展開されたわけですが、次回は何やらこむぎの足に嫌な雰囲気の枷がはめられているっぽいですが果たして。そしてラストには謎の美少女が登場。一体何コ様なんだ……
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仮面ライダーガヴ 第8話「デュアル チョコレイト」

2024-10-20 12:16:10 | 仮面ライダーガヴ
仮面ライダーガヴ 第8話「デュアル チョコレイト」

 ショウマと絆斗、幸果。誰も彼も誤魔化しなれていないあたり、根の人の良さが現れていて好き。

 さて前回画廊にて出会ってしまった絆斗とグロッタ。正直ここまでグロッタにはさほど注目していなかったのですが、人間に化けたままでもヴァレンでは全く歯が立たないほどの強さを誇るグロッタ姉さんめっちゃカッコよかったので一気に好きになりました。「歯食いしばれ!」からのアッパー!鎌で壁にたたきつけた後、足で追い打ち!のコンボ、めっちゃ良い……ヴァレンのパンチを顔に食らった時も「よくも私の顔に!」などと焦るそぶりを見せなかったのも、強者感マシマシで最高でしたね。ヴァレンにトドメを刺さなかったのは「歯牙にもかけない」という印象なのでしょう。
 また、酢賀によればグラニュートは人間が服を着替えるように化けられるとのこと。ということは、うっかりあの姿で人間界をうろつけば、シータやジープの「服」の元になった人間の縁者と出会う可能性があるのでしょうか?

 一方幸果は雅子の家に住むもう一人の芸術家の卵・末継を傷つけてしまったことを悔やんでいました。どうやら過去にも「幸果にはうちらの気持ちわかんないよ」と言われたことがあり、「多分うち苦労とかあんまりしてないんだよね。だからきっと、うちには人の気持ちとかわかんないんだよ」と幸果。それに対し「ううん。本当に人の気もちが分からない人はそんな顔しないわ。上手くいかないこともあるでしょうけど、人のことを思って真っ直ぐ動ける幸果ちゃんのこと、私は好きよ」という雅子さんの言葉が身に染みます……
 雅子さんの言うとおり、本当に人の気持ちが分からないならばペンキをぶっかけられた時にキレているでしょうし、そもそも励まそうとすら思わない、それ以前に誰かの役に立ちたいと思える仕事を始めたりもしないでしょう。今回の一件を雅子やショウマに言わなかったのも、そのせいで末継が悪く言われるのも、心配をかけてしまうのも嫌だったからではないかと。彼女もまた、笑顔という仮面の下で涙をこらえていたという点では、仮面ライダーだったのかなと感じました。

 そして今度は末継を狙って現れたグラニュートを前に、幸果も奮起!また失敗してしまうかもしれない、傷つけてしまうかもしれない。それでも困っている人を見過ごせない。怯えながらも一歩踏み出し、誰かのために怒れる幸果がカッコよかったですね。
 人を励ますというのは簡単なようでいて難しい。幸福にもすれば、不幸にもしてしまう。そんなことを感じたお話でした。

 敵の攻撃を回転させた剣で防いでいる間にフォームチェンジするガヴがカッコよかったところで、また次回。


 ……え?末継がグラニュートを手引きしたって疑ってた?……何のことだか(汗。
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ウルトラマンアーク 第15話「さまよえる未来」

2024-10-19 10:26:35 | ウルトラシリーズ
ウルトラマンアーク 第15話「さまよえる未来」

 正直これまでイマイチ盛り上がりきれていないものの、ユウマとアークがガッチリ手を組むシーンは割と好き。

 ということで後半戦。アーク=ルティオンが封じたゲート、防衛隊で「オニキス」と呼称されているソレは、K-DAYや星元市の怪獣出現頻度増加に関係している模様。防衛隊がそのエネルギー量に目をつけて利用を企んでいる!とかでは無さそう……
 でしたが、今回アークが想像力を解き放ち手に入れたギャラクシーアーマー。ワープゲートを生み出しているところを見るに、あのアーマー(キューブ)こそが新しい封印の形なんですかね?オニキスの力を怪獣退治に使用することで爆発を遅らせているのかもしれません。で、だとすれば現状アークは恒星の余剰エネルギーを扱う術があるわけで……それに防衛隊が目をつけたりしなければ良いのですが。

 アークギャラクサーはどこかで見たような短剣でしたが、アークの周りに浮いていた三日月状のビットが重なりあって構成されるのは結構カッコよかったです。
 アークが地球を、ユウマをとても大事に思っているのも伝わってきましたし、ユウマがオニキスの封印解除の話を聞いた際にスイードの身を案じるのも彼らしいとは思いましたが…やっぱまだもう一押し欲しいなぁ、ウルトラマンアーク。
 
 ザディーメを撃退し一件落着かと思いきや、意味深な置き土産。バラバのように残骸を利用されないだけマシと思うべきでしょう。あの傷の向こうから一体何がやって来るのやら。もしかして赤い球とか来ちゃいます?

 そんなこんなで次回は総集編。にしても石堂さん。事情を問われて初手謝罪からの状況説明とか、やっぱ良い人過ぎる…
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