宙組公演二回目

2011-06-06 20:02:46 | TAKARAZUKA
まず石田先生に言いたい!

市が自害するシーンの三成が茶々と出会うところの照明、あれは何ですか?あの点滅の照明、気が散って大事な台詞が流れてしまうので元に戻して頂きたいです。こんな大事なシーンで銀ちゃんテイストは要りません。初日にはなかったはずなのに…。最初の大事なシーンの大事な二人の会話なので、あれじゃ茶々と三成がなぜ惹かれあったのか余計説得力に欠けてしまう。

また、愚痴から始まって申し訳ありませんでしたm(__)m

そのシーン以外ではやはり祐飛&すみ花コンビが紡ぎだす演技の魔力で涙が…。今日はラストのテル君の台詞でも涙が…。

この作品、賛否両論あるのは分かってますが、おそらく私は「誰がために鐘は鳴る」を観てなかったからかもしれませんが、この作品かなり好きです。

宝塚は直接的なメッセージがあるのが宝塚らしさだと思っているし、そのメッセージに何度も助けられているので、本当この脚本好きです。不道徳な内容かもしれませんが、それでも大石先生がどれだけ宝塚が好きなのかがよく伝わる脚本だと思っています。

「生かすことも愛、生きることも愛」、納得。私も「命こそ愛」だと思ってます(←これは『戦争と平和』より引用)。

ついでに、

「愛は、愛すること」(←これは宝塚の王道の曲「愛」より)

宝塚って、ファンも生徒も関係者も愛する(愛に溢れた)空間だと思うので、そういう意味でも良い作品だと思うんだけどな…?

ま、賛否両論ある割りにはお客さん入ってる方だと思うし、すすり泣きしてる人も結構いたし、賛の方が多いと思うんだけど…。

純粋に、たくさんの方に観て欲しいって思いました。

で、ショーの「ルナロッサ」…

がかなり良かった!全然退屈しなかったし逆に好きなりました。初日と内容は変わらないのに何かが変わってた。

見せ場がちゃんと見せ場になったし。中詰めで無意識に手拍子している自分にはさすがに驚いたけどね。

お芝居でもそうなんですが、テル君が完全に宙組に馴染んでましたね。全く違和感ありませんでした。

テル君の女役、今日はロングヘアーでしたが、あのシーン良かった!悠未さんが今度はルドルフとなって、マリーのテル君に翻弄されているように思えてならず、マイヤーリンクみたいでかなり好きになりました。私のイチオシ場面です。

全体的にパワーが満ちあふれていて本当良かった!パワーだけではないと思いますが、何かが違った。

それにしても、まさか、ショーが良かった!なんて書くなんてね…思ってもいませんでした。あ、ごめんなさいm(__)m

今日のまとめ:お芝居もショーも万人受けすると思うんですけどね…。

あ、そうそう、最近アンソニー・ミンゲラ監督の映画が観たいな~と思っていたのは、きっとこのショーを観たからだと気付きました。なので早速TSUTAYAで「イングリッシュ・ペイシェント」借りてきました。洋画では別格一位です。なのにDVDは持ってない…。また感想書きます。