「ベルばら」観てきました。
ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、月組版よりはるかに良かった!
まさかのマサオの月組版ver.だったので、何故に演出が忙しい谷先生にしたのか疑問に思いましたが、私の記憶が正しければ、月組と微妙に構成を変えましたよね。フェルゼンの出番が…。本当にテコ入れされていれば今回の方が自然な流れで非常良かったです。
逆に、全く月組版と同じだったら、雪組の演技力の素晴らしさを証明したと言っても過言でないと思ってます。
植田歌舞伎は演技力がないと学芸会になる危険性があるんですが、その点は芝居の雪組だけあって、主演二人を筆頭にいわゆるアンサンブルに至るまでとても芝居心が窺える演技で、ずっと感心してました。
なんせ、間がいい!惹き付ける間で、間を取るとこと間髪入れずに台詞を被せるなどメリハリがとても良かったです。実は、今日は寝不足だったのですが、全く眠くならなかった。相手の呼吸を感じながら演じているのがめちゃ分かったし、初日なのに、いたるとこででウルッとくるシーンがあって逆に驚きました。
熱演というよりむしろ、演技力と表現力の実力が功を奏した出来映えだったと思います。
チギカル…、フェルゼン編の時よりはるかに良かった!あの時は女性力が強かった印象でしたが、この全ツver.のチギカルは男らしくて私の理想のオスカル像でした。軍服を来ているときとそうでないとき、唯一のロザリーとのシーンにおいても、役作りを微妙に変えていたのがとても良かったです。テルカルに負けないオスカル像を見事に体現されてました。
それから歌がめちゃ良くなってた。これまたぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、フェルゼン編の時は台詞の感情と歌の感情が繋がってなくてガクッときましたが、今回は歌の入りが自然でした。歌もさることながら、間が本当に良かった。こういう演技を観ると、マサオじゃなくてチギ君でスカーレットが観たくなる…。
フェルゼン編を観た時、ともみんのアンドレもアリだと思ってたら、本当に実現してしまって驚きましたが、私の想像以上の素晴らしいアンドレ像でした。
2000年に入ってからのアンドレではぶっちゃけともみんがダントツで一番です!
以前、月組版を観た友達が、アンドレがストーカーみたいで嫌だと言っていたんですが、ま、私はオスカルが病気みたいで嫌でしたが、ともみんのアンドレはオスカルへの一途な愛を全身で表現していて、ちと芝居臭くありましたが、決してオスカルのストーカーではなく、オスカル命全開アンドレ像で大変好感が持てました。ぶっちゃけ、チギカルよりともみんンドレの方がキラキラしてました(笑)
あ、キラキラと言えば、チギカルの瞳に劇画のような星が光って見えました。これ本当!(笑)
月組版では手持ちぶさたなシーンも工夫が窺えて見ていて自然でした。
チギ君の未来のお嫁さんのみゆちゃんのロザリーは…、なかなかの化けモノぶりに感心。見た目は昔の黒木瞳さん思い出す雰囲気がありましたが、演技と歌は圧倒的にみゆちゃんが上でした。こういうキュートな役も自然に演じられることに驚いた。
アンサンブルに関しては、もうね、りん姐が素晴らしい!衛兵隊の家族の一人なんですが、表現力が非常に卓越していて見事な脇役でした。
個人的には大ちゃんのジェローデルを期待してましたが、出番は少ないけど、美形だから近衛隊の軍服が似合う!ロングヘアーを見ると大ちゃんでオスカルが観たかった…。
何度も書きますが、全体的には本当に間の使い方取り方が上手かったです。初日ならではの緊張感はあったと思います。誰とは書きませんが、明らかに台詞を言い間違えてましたが、何事もなかったかのように堂々としていたのも良かったです。
初日でこれだけ魅せられたら、千秋楽にはもっと良くなっていること間違いないでしょう。これからご覧になる方は期待して下さい。
チギカルとともみんドレの同期コンビはまさに双子座のカストルとポルックスでした。私が理想のカップルでした。特にともみんの方が歌が課題ですが、二人のデュエットはまさに不協和音のような調和があって全くガクッと来ませんでした。ともみんは、心で歌っていたのが伝わってきました。
あ、一つダメ出し…。
カーテン裏で作業している大道具さん、声まる聞こえです。段取りの不手際があったんだと思いますが、夢を壊すのでご注意願います。
今日のまとめ:チギカルとともみんドレ、マジ素晴らしい!
芝居の雪組、完全復活ですね。チギ君がトップ就任してもこのままだと安心して観れますね!
ぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、月組版よりはるかに良かった!
まさかのマサオの月組版ver.だったので、何故に演出が忙しい谷先生にしたのか疑問に思いましたが、私の記憶が正しければ、月組と微妙に構成を変えましたよね。フェルゼンの出番が…。本当にテコ入れされていれば今回の方が自然な流れで非常良かったです。
逆に、全く月組版と同じだったら、雪組の演技力の素晴らしさを証明したと言っても過言でないと思ってます。
植田歌舞伎は演技力がないと学芸会になる危険性があるんですが、その点は芝居の雪組だけあって、主演二人を筆頭にいわゆるアンサンブルに至るまでとても芝居心が窺える演技で、ずっと感心してました。
なんせ、間がいい!惹き付ける間で、間を取るとこと間髪入れずに台詞を被せるなどメリハリがとても良かったです。実は、今日は寝不足だったのですが、全く眠くならなかった。相手の呼吸を感じながら演じているのがめちゃ分かったし、初日なのに、いたるとこででウルッとくるシーンがあって逆に驚きました。
熱演というよりむしろ、演技力と表現力の実力が功を奏した出来映えだったと思います。
チギカル…、フェルゼン編の時よりはるかに良かった!あの時は女性力が強かった印象でしたが、この全ツver.のチギカルは男らしくて私の理想のオスカル像でした。軍服を来ているときとそうでないとき、唯一のロザリーとのシーンにおいても、役作りを微妙に変えていたのがとても良かったです。テルカルに負けないオスカル像を見事に体現されてました。
それから歌がめちゃ良くなってた。これまたぶっちゃけ書いて申し訳ないですが、フェルゼン編の時は台詞の感情と歌の感情が繋がってなくてガクッときましたが、今回は歌の入りが自然でした。歌もさることながら、間が本当に良かった。こういう演技を観ると、マサオじゃなくてチギ君でスカーレットが観たくなる…。
フェルゼン編を観た時、ともみんのアンドレもアリだと思ってたら、本当に実現してしまって驚きましたが、私の想像以上の素晴らしいアンドレ像でした。
2000年に入ってからのアンドレではぶっちゃけともみんがダントツで一番です!
以前、月組版を観た友達が、アンドレがストーカーみたいで嫌だと言っていたんですが、ま、私はオスカルが病気みたいで嫌でしたが、ともみんのアンドレはオスカルへの一途な愛を全身で表現していて、ちと芝居臭くありましたが、決してオスカルのストーカーではなく、オスカル命全開アンドレ像で大変好感が持てました。ぶっちゃけ、チギカルよりともみんンドレの方がキラキラしてました(笑)
あ、キラキラと言えば、チギカルの瞳に劇画のような星が光って見えました。これ本当!(笑)
月組版では手持ちぶさたなシーンも工夫が窺えて見ていて自然でした。
チギ君の未来のお嫁さんのみゆちゃんのロザリーは…、なかなかの化けモノぶりに感心。見た目は昔の黒木瞳さん思い出す雰囲気がありましたが、演技と歌は圧倒的にみゆちゃんが上でした。こういうキュートな役も自然に演じられることに驚いた。
アンサンブルに関しては、もうね、りん姐が素晴らしい!衛兵隊の家族の一人なんですが、表現力が非常に卓越していて見事な脇役でした。
個人的には大ちゃんのジェローデルを期待してましたが、出番は少ないけど、美形だから近衛隊の軍服が似合う!ロングヘアーを見ると大ちゃんでオスカルが観たかった…。
何度も書きますが、全体的には本当に間の使い方取り方が上手かったです。初日ならではの緊張感はあったと思います。誰とは書きませんが、明らかに台詞を言い間違えてましたが、何事もなかったかのように堂々としていたのも良かったです。
初日でこれだけ魅せられたら、千秋楽にはもっと良くなっていること間違いないでしょう。これからご覧になる方は期待して下さい。
チギカルとともみんドレの同期コンビはまさに双子座のカストルとポルックスでした。私が理想のカップルでした。特にともみんの方が歌が課題ですが、二人のデュエットはまさに不協和音のような調和があって全くガクッと来ませんでした。ともみんは、心で歌っていたのが伝わってきました。
あ、一つダメ出し…。
カーテン裏で作業している大道具さん、声まる聞こえです。段取りの不手際があったんだと思いますが、夢を壊すのでご注意願います。
今日のまとめ:チギカルとともみんドレ、マジ素晴らしい!
芝居の雪組、完全復活ですね。チギ君がトップ就任してもこのままだと安心して観れますね!