ニセコ移住を夢見て

ニセコに魅せられて移住を決意した夫婦のアクセクストーリー

道東の旅(4)ヤチボウズの住処

2018年05月22日 20時44分13秒 | 旅行
釧路湿原の魅力の一つに挙げられるのが湿原に棲む「ヤチボウズ(谷地坊主)」
湿原の中から顔だけが出ているように見えます。

ヤチボウズはスゲの根の固まりで、毎年新しい根が株を成長させて大きくなります。
さらに冬の凍結で持ち上げられ春の雪解け水で根元がえぐられ長い歳月をかけてだんだん盛り上がってこのような形に成長しました。

湿原のあちこちにいっぱい“棲んで”います。
ヤチボウズは年中見ることが出来ますが、頭頂から若草が飛び出す春が一番ユーモラスですね。
私が小学校の頃はヤチボウズの頭を飛び石のように渡って遊んだものです。

ヤチボウズに初めて触れた娘は「これは阿寒湖のマリモよりもすごいキャラクタだ! もっともっと観光資源に利用できるのに! 見慣れている釧路の人はヤチボウズの真価を知らない!」と興奮していました。
私はヤチボウズを見ると、アニメ「ハウルの動く城」で外界から来客があった時に「またれよ!」と言う”おじいちゃんマルクル”の姿が重なりホンワカとします。

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