Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

ケーブルや関連機器の開発理念

2007年11月25日 | ピュアオーディオ

<ケーブルとかトランスとか良く使うけど、あんまり変わらないでしょ。その辺にお金使うんだったら、もう機械が何台も買えるでしょ、機械変えた方が音は根本的に変わると思うけど、、、>

と機械偏重主義の方がいますがこの件については明確に「違う」と言います。

自分のシステムは使ってる機器はそうたいしたもんではないと思いますが、出ているサウンドは、10倍くらいの高い機器を使っても出せないサウンドです。

ただ通常品とどんぐりの背比べ的な商品が多いことの方が問題だと思います。本物を見抜くセンスが必要ですね。ケーブルのつまみ食いをやった方の「流言蜚語」が付きまとっていますね。

自分は「基礎技術」として「客観性」を念頭において開発しています。

「ケーブルを変えて音色を楽しむ」類の気まぐれ的な発想ではなく、「進歩」を意識したモノです。
古いWEのトランスが何故良いのか?も踏まえ、「進歩」とは何かを痛感させられる。
現在のオーディオは進歩している部分も多いけど退化している部分も多い。
総合的には「退化」の部分が「基礎的」な処に出ているように思います。

基礎技術的な部分は「判りきったこと」として処理されがちで、手抜きされやすいところでも有りますが、基礎ほど大切な部分でも有ります。

目新しい商品や目新しいデザインの商品でないとお客の目を奪うことは出来ないかもしれませんが、最後は「出てくる音質」で満足度が決まります。

世の中は全ての分野で進歩しているとは云えないけれど、使える技術が「基礎的な部分」にあれば使うべきだと思う。基礎的な部分はオーディオの方向性、考え方も変えてしまうくらいのインパクトが有ります。