自宅にスチューダーD732を持ち込んで20日余りが経ちました。この頃は自宅のシステムの音を聴くのが「苦痛」にも似た状況になりつつ有ります。
D732を使ったサウンドは「重心が高い」のが現在の悩みです。曲によって「えり好み」が大きい様に思います。キース・ジャレットのピアノソロや弦楽四重奏辺りは非常に心地よいのですが、ヴォーカルやイージーリスニングは今一つしっくり来ません。
音数や反応の速さ等は以前のA727以上なのですが、低音の沈み込みや彫りの深さが足りません。
「活眼」前の最後の一山かも知れません。以前にも同じような「音色」になったように記憶しています。