BC‐Ⅱの内部配線を「化け物シリーズ」から「ルシファーシリーズ」の配線に交換した事はすでに本ブログで報告しましたが、「トラブル発生」で再度不具合の原因を追究しました。
「不具合の内容」は「Rchの中音のビビり」です。この為ユニットを取り外す必要が有り、再度リアバッフルを外しましたので写真を撮りました。
ユニットを取り外し、分解してみましたが異常は有りませんでした。ドーム型ですのでドームから取り出している配線(メーカーオリジナル)が異常に細い「撚り線」なのです。この撚り線をユニットのSPターミナルに半田付けしているのですが、この部分に「撚り線が緩んだ箇所」が有り、この部分をカットして「撚り線の奇麗な処だけ」使用するようにしました。これで「不具合」はなくなりました。
大音量にしますと流れる電気の量も増えますのでここで「伝送のパタリング」が起きていたようです。これでSPケーブルを「ルシファー」にしてもビビらなくなりました。音での不具合は大きいのですが、その原因はちょっとした事なんですね。
昨日は午後から夜中までずっとEMT981を鳴らし込んでいました。色々なCDをとっかえひっかえ聴いていましたが、まだまだ満足いくレベルには届きません。やはり時間が必要です。
ただ今までD732で聴いていた曲の表現とは違う表現の仕方の曲も有り、「良い方向」の予感を感じます。
スチューダーのCDPでは出ない音、音楽表現が出てきそうです。特に「弦楽器群」の「数の多さ」と「音色」は虜にされます。ボーカルも良いです。「空間再現性」もスチューダーとは違い「奥行き感」を出してくれます。JAZZよりクラシック系統で真価を発揮しそうです。