Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

「0.5Kw容量 正規仕様117Vパワータップ」音質確認

2010年05月06日 | ピュアオーディオ

707j_system
自宅「SP-707J Trail仕様」SPシステムでは試作品パワータップ(1Kw仕様)を100Vと117V仕様の2セットを使っていました。

今回作ったのは「0.5Kw容量 正規仕様117Vパワータップ」ですので、上の写真の右側の1Kw仕様の117Vトランス交換になります。

05kw_117v3

正規品は作りがよりしっかりしていますので「音質」も事務所では大幅な「音質アップ」をしました。自宅でより詳細に確認したいと考えました。

さて「音質」はどうであったか?・・・トランスの容量は半分の0.5Kwになりましたが音質は大幅にアップしました。簡単に例えるなら「普通のTVがハイビジョンTVに変わった」様な変化です。解像度がまったく別次元に高まっています。

05kw_117v2

音の見通しの良さや音数の増加、ヌケ・キレの性能アップ、周波数レンジの拡大、バランスもより自然な方向・・・と今までに聴いた事のないサウンドに変身しました。特筆すべきは「ビロードの質感」により近づいた様です。

自宅のシステムは「ストリングス」の弦楽器がとても奇麗に再生すると思っていたのですが、更に上が有りました。珠玉をちりばめた様な質感で全ての音が美しく、深い音色に変わったと思います。

117Vなので交換した機器はEMT#981のみですが、システム全体の「解像度」と「音色」が大幅に良くなりました。まだ完全に馴染んでいない状態ですのでこれから「うるおい」と「まろやかさ」が出てくると思います。「試作品」のパワータップとは次元の違う「高音質」を獲得できました。

聴き慣れたCDがまったく別の「高音質CD」に変わった様な衝撃を受けました。深夜寝る時間になっても機器のスイッチを切るのが躊躇われました。(いつまでも聴き続けたい症状に駆られます)