Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

オーディオマニアから音楽マニアへ

2014年12月26日 | ピュアオーディオ
メインシステムが出来上がって、年相応の内容になって来た。もうここら辺で「オーディオマニア」を卒業して「音楽マニア」になりたいと思っている。

過去40年余りはクラシック音楽をメインに聴いて来た。今までは「どんな音を出したいのか?」、「イメージする音を出すにはどうしたら良いか?」と進んで来て、4Mや5原則、TPM、QC手法を使って色々な実験を実践して来た。主にシステムの構築に精を出した状況で有った。

来年からは「ソフト」の勉強に力を入れて行きたい。クラシック音楽のソフトとしては、LPやCDをそこそこ所有している。しかし「音源」まで吟味したものではない。クラシックの場合、演奏者と曲目や録音の日付等が一つの目安みたいにして購入していたが、ここに落とし穴が有る。1stのオリジナル盤が手に入れば良いのだが、一般には「オリジナル盤」は手に入らない。日本でプレスされたLPないしCDではオリジナル盤ではない。録音が日本でされたので有ればオリジナル盤になるのかもしれないが・・・。

何を言いたいか?と云うと、クラシックにしろJAZZにしろ、「音源」が非常に大事だ云う事。私の言う「音源」とは「最初のマスターテープ」の事。このマスターテープに近いほど「原音に近い」。1980年以前は殆どが「マスターテープ」と云うオープンリールで録音され、編集されている。これがLPやCDの元になっている。

単純に演奏者と曲名や録音日付等では計り様が無い。良い「音源」のレーベルやオリジナル盤の見分け方を勉強する必要が有る。現在「ブルーノート」JAZZのCDを集め様としている。CDのダビングやLPからCDになったモノも有り、マスターテープのコピーを繰り返して、音質劣化の激しい盤も有る。これらを購入する前にジャケットで見分ける必要が有る。