
D208システムは低域の下の方が伸びていないので「低音不足」を感じる事が有る。しかし、組み合わせるアンプでこの辺の音の出方も変わって来る。今回①管球プリ1号+ディネッセン アンタレスアンプ+EMT#981の組合せでブラームス「交響曲3番」(サバリッシュ)を聴いていたが、低域の不足感などない。グレードの高いアンプやソース機器を組み合わせるとD208本来の良さが生きて来る。

EMT#981CDPは味の濃い音色が有る。それに管球プリ1号はハイスピードに加え音の厚みが有る。ディネッセンのアンプは残留ノイズは有るが、音楽が鳴り出せば気にはならない。瞬発力が有る。思いもかけず豪華な組み合わせが出来たが、手持ちの機器で十分な再生が出来る事を確認した。