Mr.トレイルのオーディオ回り道

「音質アップ」を目的として、
システム全体の「基礎的項目の見直し」に、
重点を置いて試行錯誤や実験をしています。

トーンアームはロングが良いか?ショートタイプが良いか?

2011年05月29日 | ピュアオーディオ

アナログのLPプレーヤーには「トーンアーム」が必需品です。(レーザー読み取り式のエルプは別) トーンアームは一般的にショートタイプが使われていますが、トレース能力はロングタイプの方が原理的に有利です。

プレイ中に針の部分が1mm上方向に上がった場合、ショートタイプとロングタイプでは「角度」が違います。当然ショートタイプの方が角度がキツクなります。ロングタイプはゆったりと上下動し、ショートタイプはちょこまかと上下動します。

どちらもトレースは十分にしてくれると云う条件で、私の経験では SME3009 と 3012 を比べまた事が有ります。音質的にロングタイプの方が「マイルド」なサウンドで、低音も重厚になる様だと感じています。

ロングアームの欠点はその大きさでスペースを取ります。その為一般的にショートアームのプレーヤーが多いと思います。設置スペースが有るのならロングアームをお勧めします。なかなかロングアームに対応したベースがない事も一因かもしれません。


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